ひねくれ公爵と神狼少女の辺境記

 諫言の結果であった。
 ラウズバリ公爵家の当主、ヤクトは爵位以外の全てを奪われ、北の辺境に流されることになる。

 そこで出会うことになったのだ。

 災いをもたらす赤眼の神狼。

 それは当然狼であった。
 一方で少女でもあった。
 ひどく痩せて、人に恐怖を示してきた少女。

 こうして、ヤクトと神狼の辺境生活は始まった。



 
24h.ポイント 0pt
0
小説 184,249 位 / 184,249件 ファンタジー 42,319 位 / 42,319件