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・ひとりぼっちの土曜日(微R15/ヤキモチ)
デカセン
しおりを挟む「ハッピーバースデー! トゥ! デカセン!」
ひらひらと手を振りながら去っていく阿須崎の背に、
「……誕生日まだ先なんですけど」
そんな悪態をついたものの、オレはがっちりとキャンディを握りしめていた。
頭の中は、おピンク一色。
キスしながらぺろぺろして、いちゃいちゃ──。
「うっ」
想像が膨らみ過ぎて、ぶるっと身震いした瞬間、実際にあれが膨らんでることに気づいた。
まさかのでっかくなっちゃった。
やばい。気が早すぎ。
とっさにぬいぐるみで隠したものの、真っ白なボディはあまりにも大きくてふかふか。抱きしめれば抱きしめるほど、対面座位になる。
「うう……」
包み込んでくれるようなやさしいぬくもり。
こんな感じで優兄を抱きしめている──大好きな感触を思い出してしまう。
ダメだと思うのに心臓がばくばくする。ついでにギンギンもする。
まさかキャンディの香りにも催淫効果があるのだろうか。そう疑ってしまうほど、ますます追い込まれていく──。
その後、あそこの高ぶりはぜんぜんおさまらなくて、けっこう長い間立ち上がれなかった。
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