【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!

Bu-cha

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青side



”臭い“と言っていたのに、望の鼻も口も俺の首から離れていくことはなくて。
それどころか、俺の臭い首を望がペロペロと舐めてきて。



今までの彼女にもこんなことをしてこようとする女はいたけれど、潔癖の俺はそれが”汚い“としか思えなかった。
だからすぐに止めさせていたのに・・・。



望の首から甘い香りを思いっ切り吸い込み、首に何度もキスをし、美味すぎる望の首を舐め回すことしか出来ない。
”臭いし汚い“しかない俺の首にそんなことをするのを止めさせたくても、俺の口を望の首から離すことなんて出来なくて。



それに・・・



めちゃくちゃ気持ち良い・・・。



望の可愛い鼻や唇や舌が俺の首に触れているのが、めちゃくちゃ気持ち良い。



臭くて汚い俺の首に望がこんなことをしているのだと思うだけでも、堪らなくて。



思うだけでもこんなにも堪らないのに、望の鼻も唇も舌も信じられないくらいに気持ち良くて。



望の甘い首を舐め回しながら、望から俺の首も舐められながら、望の身体に俺のチ◯コを擦り付けていく。



”あの女に、青兄とずっと一緒にいれば良いのにって言った。“



数分前に電話で聞いた守の言葉がまた浮かんでくる。



”青さんは私のことを本当の意味で”愛してる“わけじゃない、青さんには青さんがタイプの女の人と普通に幸せになって欲しいってあの女は言ってた。”



望は俺に対してこんな望みを抱いている。
俺のこの気持ちを暗示や洗脳だと言う。
俺の望への“愛してる”を本物ではないと言う。



俺は望のことがこんなに好きなのに。



ノンノンへの想いを心の奥底に仕舞っても、望への想いを必死に気付かないようにしても、望の身体も心も一平のモノだと何度も何度も自分に言い聞かせても、俺は望のことがこんなにも大好きで。



「・・・・・・・っっ」



近い未来、望が俺の所からいなくなる未来を想像し、望の身体を両手で必死に抱き締めた・・・。



“俺の幸せは望と一緒にいることだから、俺とずっと一緒にいて。”



心の中でそう言う。



この気持ちを言ったとしても望から返ってくる言葉は簡単に想像が出来るから、心の中だけで言う。



“暗示でも洗脳でもきっとないから、俺の“愛してる”を受け取って。
受け取るだけで良いから、受け取って。”



受け取ることもしてくれないと分かる。



俺からの“愛してる”なんて、望は何も嬉しくないと分かる。



俺のこの気持ちも、俺のこのキスも、俺のこの身体も、望は何も望んでいない。



俺の首をペロペロと舐め続ける望の舌を感じながら、どうしようもなく苦しくなってくる。
“臭い”俺の首を必死になって舐め続けている望の頭の中には、俺ではなく一平がいるのだと分かるから、それはこんなにも苦しくなる。



めちゃくちゃ苦しくなりながら、望の首にかかっているチェーンを舌に引っ掛け、指で強引に引き出した。



望のパジャマからスルッと現れた“俺の第2ボタン”を見て、口を開いた。



“一平は望に何も渡さない。
こんなボタン1つ渡さなかったあいつに、俺は望を渡したくない。”



そう言おうとした口を必死に閉じる。



めちゃくちゃ気合いを入れまくって閉じ・・・



望の首から無理矢理“俺の第2ボタン”を外した。



床に“俺の第2ボタン”を落とし、また望のことを強く抱き締める。



俺のことを“そういう愛してる”ではない望のことを強く抱き締める。



「名前・・・。」



望の首に顔を埋めながら、呟いた。



「名前、どうする・・・?」



「名前・・・?」



「子どもの名前・・・・。」



「子どもの名前・・・・・?」



望が繰り返しそう聞いてきて、それには息も出来ないくらいに苦しくなった。



「俺と望の子どもの名前だよ・・・っ」



「・・・・・・私、たぶん妊娠してないよ?」



「してるから・・・・っっ、絶対してるから・・・・っっ。」



今望と一緒にいるだけで幸せなはずなのに。



俺は“今”、幸せなはずなのに。



もっと幸せな未来が欲しくなる。



望とのもっと幸せな未来がどうしても欲しくなる。



この爆発しそうなチ◯コを気持ち良くする以上に、俺は望との幸せな未来が少しだけでも良いから欲しくなる。








青side···················
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