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それには驚きすぎて何も反応出来なくて。
そしたら、そんな私の顔を見下ろしていた青さんが急にめちゃくちゃアワアワとし出した。
「あっぶね・・・・っっ!!
お前、あぶねーって!!!
・・・・・いや、今のはギリセーフでもなく完全にアウトなやつじゃねーか!!」
顔を真っ赤にしながら騒ぎ、私の身体を覆っている青さんのジャケットに今度は強引に手を掛け・・・・
「ゎっ・・・・・・」
また私の頭から覆った。
「お前・・・チロから何か言われたりやられたりしただろ・・・。
あいつ、めちゃくちゃ掃除してるじゃん・・・。」
自分でヒョコッと青さんのジャケットから顔を出すと、見えた。
青さんが顔を真っ赤にさせながら苦しそうにしている顔が。
「あぶね~・・・・・。
こんなにアッサリ結婚するとか答えて完全にアウトだけど、でも・・・一応すぐにコレは違うとは気付けたからギリセーフにさせて。」
青さんがそう言いながら私に向かって片手を伸ばしてきて、その大きな手で私の顔を隠してきた。
「その顔で俺のことを見てくんな・・・。
家の中でもないのにこれはヤバい・・・。
こんな顔でプンプン怒りながら望みを言われまくったら、全然無理だった。
全部叶えてやりたいとしか思えなくて・・・。
あぶね~~~~~っっっ!!!!」
「青さん・・・・・私と結婚してくれるの?」
青さんのこの反応はよく分からないけれど、そういうことなのかと思って青さんの大きな手からヒョコッと顔を出して聞いた。
そしたら青さんはまた大慌てになり、今度は両手で私の顔を隠してきた。
「お前が俺ともう1回結婚したいとか言ってくるから・・・!!
俺のその弱みを握られてても俺は絶対にお前と結婚しないって本気で思ってたのに、全然無理だった!!
あんなのマジで危なかった!!
・・・・・いや、アウトだけど!!!
でもギリセーフにさせて!!!」
「私・・・婚姻届をもう1回書いて欲しいって言ったけど、結婚して欲しいとは言ってないよ?」
「は・・・・・・・?」
「青さんとの綺麗な婚姻届が欲しいって思っただけ。
千尋ちゃんも青さんからのソレは流石に受け取ってないみたいだし。」
青さんの大きな手しか見えなくなっていた視界がパッと開き、そこからめちゃくちゃ険しい顔の青さんが現れた。
「お前、チロに何言われて何やられた?
お前チロから何かしらの掃除をされてるからな?
俺に対してこんな風になってるの、チロによる掃除だぞ?
・・・・・タクシーが来た。
今日はもう俺の家に大人しく帰ってろ、連絡するから。」
社長室の扉の取っ手に手を伸ばした青さんの大きな手を眺めながら私は言った。
私のこの気持ちを千尋ちゃんによる掃除だと言い切る青さんに、我慢なんて出来ずに言った。
「私のこと・・・本当は追い出したい・・・?」
そしたら、そんな私の顔を見下ろしていた青さんが急にめちゃくちゃアワアワとし出した。
「あっぶね・・・・っっ!!
お前、あぶねーって!!!
・・・・・いや、今のはギリセーフでもなく完全にアウトなやつじゃねーか!!」
顔を真っ赤にしながら騒ぎ、私の身体を覆っている青さんのジャケットに今度は強引に手を掛け・・・・
「ゎっ・・・・・・」
また私の頭から覆った。
「お前・・・チロから何か言われたりやられたりしただろ・・・。
あいつ、めちゃくちゃ掃除してるじゃん・・・。」
自分でヒョコッと青さんのジャケットから顔を出すと、見えた。
青さんが顔を真っ赤にさせながら苦しそうにしている顔が。
「あぶね~・・・・・。
こんなにアッサリ結婚するとか答えて完全にアウトだけど、でも・・・一応すぐにコレは違うとは気付けたからギリセーフにさせて。」
青さんがそう言いながら私に向かって片手を伸ばしてきて、その大きな手で私の顔を隠してきた。
「その顔で俺のことを見てくんな・・・。
家の中でもないのにこれはヤバい・・・。
こんな顔でプンプン怒りながら望みを言われまくったら、全然無理だった。
全部叶えてやりたいとしか思えなくて・・・。
あぶね~~~~~っっっ!!!!」
「青さん・・・・・私と結婚してくれるの?」
青さんのこの反応はよく分からないけれど、そういうことなのかと思って青さんの大きな手からヒョコッと顔を出して聞いた。
そしたら青さんはまた大慌てになり、今度は両手で私の顔を隠してきた。
「お前が俺ともう1回結婚したいとか言ってくるから・・・!!
俺のその弱みを握られてても俺は絶対にお前と結婚しないって本気で思ってたのに、全然無理だった!!
あんなのマジで危なかった!!
・・・・・いや、アウトだけど!!!
でもギリセーフにさせて!!!」
「私・・・婚姻届をもう1回書いて欲しいって言ったけど、結婚して欲しいとは言ってないよ?」
「は・・・・・・・?」
「青さんとの綺麗な婚姻届が欲しいって思っただけ。
千尋ちゃんも青さんからのソレは流石に受け取ってないみたいだし。」
青さんの大きな手しか見えなくなっていた視界がパッと開き、そこからめちゃくちゃ険しい顔の青さんが現れた。
「お前、チロに何言われて何やられた?
お前チロから何かしらの掃除をされてるからな?
俺に対してこんな風になってるの、チロによる掃除だぞ?
・・・・・タクシーが来た。
今日はもう俺の家に大人しく帰ってろ、連絡するから。」
社長室の扉の取っ手に手を伸ばした青さんの大きな手を眺めながら私は言った。
私のこの気持ちを千尋ちゃんによる掃除だと言い切る青さんに、我慢なんて出来ずに言った。
「私のこと・・・本当は追い出したい・・・?」
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