443 / 693
29
29-1
しおりを挟む
青さんのタイプの顔でもなければ、一美さん程の美しさもない、スッピンでパジャマ姿の私がそう言いながら足を開いた。
そしたら・・・
青さんは一美さんの姿を妄想した時よりも興奮した顔をしていて。
それには"嬉しい”と本気で思った。
「いや、ゴムねーし。」
「買ってきてよ。
すぐそこにコンビニがあるから5分じゃん?」
「いや、ウ◯コしたし。」
「それは何も関係なくない?」
「はあ!?
関係ありまくりだろ!!!
俺、ウ◯コした直後の女となんて絶対ヤれねーよ!!!」
「私はうんちした直後じゃないから良いじゃん。
青さんのうんちとか私は別に気にならないし。」
「望のウ◯コは俺だって何も気にならねーよ!!
そうじゃなくて、俺のウ◯コが自分で気になりまくるんだよ!!」
「私のうんちは気にならないんだ?」
「望のは気にならないに決まってるだろ!!」
「うんちをした直後の女となんて絶対にエッチ出来ないのに?」
「いや、お前は違うじゃんかよ・・・。
望はアレじゃん・・・・。」
顔が赤くなった青さんが不貞腐れた顔で私から視線を逸らした。
「俺がマジで愛してる女じゃん・・・。」
小さな小さな声で呟いた青さんが、不貞腐れたままの横顔で俯いた。
「お前は俺のことがソっちゃんと同じくらいの好きレベルだけど、俺は望のことをマジで愛してるから・・・。
だから望のなら小便だろうがウ◯コだろうが何も気にならない・・・、いや、むしろ気になるから見たいくらいなやつ。」
最後の言葉には思わず吹き出してしまい、「キモいって!!」と突っ込んでしまった。
「俺のことをやっぱりキモいって思ってるじゃねーか!!
なのにお嬢様の為にマ◯コ開こうとしてるんじゃねーよ!!」
めちゃくちゃ怒った顔をしながら見下され、それには両手を横に振りながら笑い続ける。
「青さんがキモいんじゃなくて、今の思考と発言がキモかったの!!」
「それは俺が言ったからだろ!?
一平が言ったなら喜んでただろ!?」
「一平さんはそんなことを言わないし!!」
「一平みたいな奴こそヤバい性癖があるもんなんだよ!!
今頃嫁から鞭で打たれたり嫁の小便飲んでたりするんだよ!!」
「一平さんがそんなことするわけないじゃん!!」
「そういう一平を受け入れられないお前の一平への愛なんてその程度なんだよ、バーカ!!!」
「はあ!?マジでムカつく!!!
青さんの私への愛だって全然ダメじゃん!!!」
「どこが全然ダメなんだよ!?
俺程お前のことを愛してる奴なんてこの世界にいねーからな!?」
「青さんなんて・・・っ、青さんなんて・・・」
目尻から涙が流れそうになったので起き上がり、握り締めた右手で青さんの胸を叩いた。
「私の"家”のことも私自身のことも、本当の意味では受け入れてくれないじゃん・・・っっっ」
青さんから割られてしまっている心から、言うつもりはなかったその言葉が出てきてしまった。
そしたら・・・
青さんは一美さんの姿を妄想した時よりも興奮した顔をしていて。
それには"嬉しい”と本気で思った。
「いや、ゴムねーし。」
「買ってきてよ。
すぐそこにコンビニがあるから5分じゃん?」
「いや、ウ◯コしたし。」
「それは何も関係なくない?」
「はあ!?
関係ありまくりだろ!!!
俺、ウ◯コした直後の女となんて絶対ヤれねーよ!!!」
「私はうんちした直後じゃないから良いじゃん。
青さんのうんちとか私は別に気にならないし。」
「望のウ◯コは俺だって何も気にならねーよ!!
そうじゃなくて、俺のウ◯コが自分で気になりまくるんだよ!!」
「私のうんちは気にならないんだ?」
「望のは気にならないに決まってるだろ!!」
「うんちをした直後の女となんて絶対にエッチ出来ないのに?」
「いや、お前は違うじゃんかよ・・・。
望はアレじゃん・・・・。」
顔が赤くなった青さんが不貞腐れた顔で私から視線を逸らした。
「俺がマジで愛してる女じゃん・・・。」
小さな小さな声で呟いた青さんが、不貞腐れたままの横顔で俯いた。
「お前は俺のことがソっちゃんと同じくらいの好きレベルだけど、俺は望のことをマジで愛してるから・・・。
だから望のなら小便だろうがウ◯コだろうが何も気にならない・・・、いや、むしろ気になるから見たいくらいなやつ。」
最後の言葉には思わず吹き出してしまい、「キモいって!!」と突っ込んでしまった。
「俺のことをやっぱりキモいって思ってるじゃねーか!!
なのにお嬢様の為にマ◯コ開こうとしてるんじゃねーよ!!」
めちゃくちゃ怒った顔をしながら見下され、それには両手を横に振りながら笑い続ける。
「青さんがキモいんじゃなくて、今の思考と発言がキモかったの!!」
「それは俺が言ったからだろ!?
一平が言ったなら喜んでただろ!?」
「一平さんはそんなことを言わないし!!」
「一平みたいな奴こそヤバい性癖があるもんなんだよ!!
今頃嫁から鞭で打たれたり嫁の小便飲んでたりするんだよ!!」
「一平さんがそんなことするわけないじゃん!!」
「そういう一平を受け入れられないお前の一平への愛なんてその程度なんだよ、バーカ!!!」
「はあ!?マジでムカつく!!!
青さんの私への愛だって全然ダメじゃん!!!」
「どこが全然ダメなんだよ!?
俺程お前のことを愛してる奴なんてこの世界にいねーからな!?」
「青さんなんて・・・っ、青さんなんて・・・」
目尻から涙が流れそうになったので起き上がり、握り締めた右手で青さんの胸を叩いた。
「私の"家”のことも私自身のことも、本当の意味では受け入れてくれないじゃん・・・っっっ」
青さんから割られてしまっている心から、言うつもりはなかったその言葉が出てきてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる