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その言葉に、少しだけ悩み・・・
「おじいちゃんですよね?」
と、答えると・・・
副社長が凄い驚いた顔をしている。
「知ってたのか?」
「“土台”という表現なのでよく分からないようにも思いますが、一成はおじいちゃん子なので。
それかなと思いました。」
「中田とは、中田が小学校1年生からの付き合いだと聞いているが・・・。
調べた限り、お互いの実家も隣同士で、同じ水泳スクールで一時期選手コースだったな。」
「はい、私が中学1年生の時に出会いました。
なので・・・一成のことなら結構何でも知っています。」
副社長が何かを考えながら、また私を見た。
「中田の話は・・・漠然としすぎていて、汲み取れていないことも多い。
中田は、いつから“伊藤”さんのことが好きだった?」
「その“好き”とは、どの“好き”でしょうか?」
「・・・的確な質問だな。
俺も、そこだけが分からなかった。
“ずっと好きだった”とは、言っていたが・・・。」
「その言葉に嘘はないと思います。
一成は昔から、私のことが“好き”だったと思います。
でも、恋愛としての“好き”は・・・ないかもしれません。」
「おじいちゃんですよね?」
と、答えると・・・
副社長が凄い驚いた顔をしている。
「知ってたのか?」
「“土台”という表現なのでよく分からないようにも思いますが、一成はおじいちゃん子なので。
それかなと思いました。」
「中田とは、中田が小学校1年生からの付き合いだと聞いているが・・・。
調べた限り、お互いの実家も隣同士で、同じ水泳スクールで一時期選手コースだったな。」
「はい、私が中学1年生の時に出会いました。
なので・・・一成のことなら結構何でも知っています。」
副社長が何かを考えながら、また私を見た。
「中田の話は・・・漠然としすぎていて、汲み取れていないことも多い。
中田は、いつから“伊藤”さんのことが好きだった?」
「その“好き”とは、どの“好き”でしょうか?」
「・・・的確な質問だな。
俺も、そこだけが分からなかった。
“ずっと好きだった”とは、言っていたが・・・。」
「その言葉に嘘はないと思います。
一成は昔から、私のことが“好き”だったと思います。
でも、恋愛としての“好き”は・・・ないかもしれません。」
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