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早川は驚いた顔をしていたが、“女”の顔は消えないまま。
そんな顔・・・
簡単にすんなよ・・・
可愛い・・・
すげー可愛い・・・
その唇、今までどうやって守ってきたんだよ・・・?
これからも・・・どうやって守っていくんだよ・・・?
親指で唇をクイッとなぞると、早川は瞳を潤ませ、唇が少しだけ開いた。
「マジで頭がおかしくなる。
すげぇ苦しい・・・。」
二度と会うことはないと思っていた大好きな女が、今、俺の目の前で完全に“女”になっている。
「いい・・・?」
最後に確認し、早川の顔にゆっくり近付く。
早川は抵抗せず、俺を受け入れようとする。
あと少しで早川の顔に届きそうな時、早川は自ら更に顔を上げ、俺を求めてきた・・・
その瞬間、俺の鼻と早川の鼻が少しだけ触れ・・・
あと少しで唇に届きそうになった時、早川は急に下を向き、俺の胸をキュッと押した。
「そ、創さん・・・!!
わたしこういうこと全然慣れてないので、あんまり意地悪しないでください!」
“女”の顔で必死に訴えた。
そんな顔・・・
簡単にすんなよ・・・
可愛い・・・
すげー可愛い・・・
その唇、今までどうやって守ってきたんだよ・・・?
これからも・・・どうやって守っていくんだよ・・・?
親指で唇をクイッとなぞると、早川は瞳を潤ませ、唇が少しだけ開いた。
「マジで頭がおかしくなる。
すげぇ苦しい・・・。」
二度と会うことはないと思っていた大好きな女が、今、俺の目の前で完全に“女”になっている。
「いい・・・?」
最後に確認し、早川の顔にゆっくり近付く。
早川は抵抗せず、俺を受け入れようとする。
あと少しで早川の顔に届きそうな時、早川は自ら更に顔を上げ、俺を求めてきた・・・
その瞬間、俺の鼻と早川の鼻が少しだけ触れ・・・
あと少しで唇に届きそうになった時、早川は急に下を向き、俺の胸をキュッと押した。
「そ、創さん・・・!!
わたしこういうこと全然慣れてないので、あんまり意地悪しないでください!」
“女”の顔で必死に訴えた。
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