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何分くらいそうしていただろうか?
呼吸が整っても、俺の肩に早川は顔を埋めている。
そんな早川を俺はキツク抱き締める。
何処にも行かないように・・・
何処にも行けないように・・・
何処にも・・・行かないでくれよ・・・。
嫌だ・・・
嫌だ・・・
今日が終われば、他の男の所に行ってしまう・・・。
そして、きっと簡単に奪われてしまう・・・
俺が入ることは許されない、この先に・・・
その男は、早川のこの先に・・・
簡単に辿り着いてしまう・・・
そうなる前に、このまま・・・
俺が・・・
まだまだおさまらない俺の高ぶりが、早川の身体に密着している。
今すぐ、早川の水着をずらし、
ゆっくり、ゆっくり、浸入しても、きっと早川は受け入れるだろう・・・。
そして、何度も、何度も、早川の秘部に俺の高ぶりを打ち付けて・・・
そんなことをグルグルと考えていたら、早川がキュッと俺に強く抱き付いた。
そこで、ハッとする。
「創さん・・・、もし、もし・・・何年も経って・・・また会えて・・・。
その時、創さんがまだ誰とも結婚してなくて、誰とも付き合っていなかったら・・・。
また・・・わたしと・・・」
「早川」
最後まで言わせる前に、遮った。
「お前に、そんなこと言わせてごめんな。」
“天性の人たらし”
今は、また俺の強い好意に無意識に対応しているだけ。
そう考えると、虚しさだけが残り、下半身は静まり返った。
早川の手を取り海から出る。
「ホテル戻るか、そろそろ学達とも会えるだろ。」
レジャーシートの荷物を持ち、それぞれ個室で着替える。
2人無言で合流し、海の目の前のホテルにゆっくりと歩いた。
でも、早川の右手はどうしてもまだ放せなかった。
呼吸が整っても、俺の肩に早川は顔を埋めている。
そんな早川を俺はキツク抱き締める。
何処にも行かないように・・・
何処にも行けないように・・・
何処にも・・・行かないでくれよ・・・。
嫌だ・・・
嫌だ・・・
今日が終われば、他の男の所に行ってしまう・・・。
そして、きっと簡単に奪われてしまう・・・
俺が入ることは許されない、この先に・・・
その男は、早川のこの先に・・・
簡単に辿り着いてしまう・・・
そうなる前に、このまま・・・
俺が・・・
まだまだおさまらない俺の高ぶりが、早川の身体に密着している。
今すぐ、早川の水着をずらし、
ゆっくり、ゆっくり、浸入しても、きっと早川は受け入れるだろう・・・。
そして、何度も、何度も、早川の秘部に俺の高ぶりを打ち付けて・・・
そんなことをグルグルと考えていたら、早川がキュッと俺に強く抱き付いた。
そこで、ハッとする。
「創さん・・・、もし、もし・・・何年も経って・・・また会えて・・・。
その時、創さんがまだ誰とも結婚してなくて、誰とも付き合っていなかったら・・・。
また・・・わたしと・・・」
「早川」
最後まで言わせる前に、遮った。
「お前に、そんなこと言わせてごめんな。」
“天性の人たらし”
今は、また俺の強い好意に無意識に対応しているだけ。
そう考えると、虚しさだけが残り、下半身は静まり返った。
早川の手を取り海から出る。
「ホテル戻るか、そろそろ学達とも会えるだろ。」
レジャーシートの荷物を持ち、それぞれ個室で着替える。
2人無言で合流し、海の目の前のホテルにゆっくりと歩いた。
でも、早川の右手はどうしてもまだ放せなかった。
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