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「あいつら・・・」
ホテルの受付で、学へのイライラが最高潮に。
早川と綾瀬の部屋の鍵は2本とも渡されている上に、綾瀬と学は外出していてホテルにはいないらしい・・・。
勿論、早川はその鍵は受け取っていないから、綾瀬が持っているのだろう・・・。
「仕方ねーから、こっちの部屋に一旦来るか?
それかロビーにいてもいいけど・・・海の家のシャワーしか浴びてねーから気持ち悪いだろ?
一旦シャワーだけ浴びて着替えて、ロビーでコーヒーでも飲むか。
あ、お前はカフェオレか。」
カフェオレにガムシロップを沢山入れる早川を思い出し、それだけでイライラしていた気持ちもフッと軽くなる。
俺の提案に早川は頷き、俺と学の部屋へ向かう。
早川の荷物を早川の手からサッと取り上げ・・・
「これだけしか荷物ねーの?」と驚いた。
が、高校時代の部活の合宿でも妙に少ない荷物だったことを思い出して、笑えてくる。
「そういえば、お前夏の合宿の時も妙に荷物少なかったよな。」
他のメンバーは女子なだけあって多い荷物だったのに、早川だけは異様に少なくて。
他のメンバーからも驚かれていた中、
「下着と練習着とバッシュだけあれば大丈夫だよ~!」
と男子みたいなことを言って皆を笑わせていて。
それを思い出して、笑いながらエレベーターに乗り込む。
俺と学の部屋に、早川は黙ってついてきていた。
ホテルの受付で、学へのイライラが最高潮に。
早川と綾瀬の部屋の鍵は2本とも渡されている上に、綾瀬と学は外出していてホテルにはいないらしい・・・。
勿論、早川はその鍵は受け取っていないから、綾瀬が持っているのだろう・・・。
「仕方ねーから、こっちの部屋に一旦来るか?
それかロビーにいてもいいけど・・・海の家のシャワーしか浴びてねーから気持ち悪いだろ?
一旦シャワーだけ浴びて着替えて、ロビーでコーヒーでも飲むか。
あ、お前はカフェオレか。」
カフェオレにガムシロップを沢山入れる早川を思い出し、それだけでイライラしていた気持ちもフッと軽くなる。
俺の提案に早川は頷き、俺と学の部屋へ向かう。
早川の荷物を早川の手からサッと取り上げ・・・
「これだけしか荷物ねーの?」と驚いた。
が、高校時代の部活の合宿でも妙に少ない荷物だったことを思い出して、笑えてくる。
「そういえば、お前夏の合宿の時も妙に荷物少なかったよな。」
他のメンバーは女子なだけあって多い荷物だったのに、早川だけは異様に少なくて。
他のメンバーからも驚かれていた中、
「下着と練習着とバッシュだけあれば大丈夫だよ~!」
と男子みたいなことを言って皆を笑わせていて。
それを思い出して、笑いながらエレベーターに乗り込む。
俺と学の部屋に、早川は黙ってついてきていた。
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