砥石に語りて

月桜国(げつおうこく)の地方で砥師(とぎし)として生計を立てる兵藤玄馬。
優れた腕は口伝いに広まり、地方領主の耳にも入る。
評価を得ながらも、そこに生きる場所を求めない。
玄馬は砥石に語る。守るべきものはなんなのか。

(2016年11月8日完結)
24h.ポイント 0pt
0
小説 190,517 位 / 190,517件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件

あなたにおすすめの小説

私は張飛の嫁ですわ!

家紋武範
歴史・時代
 中国は後漢末期から三国時代。中原を暴れまわった英傑、張飛が主役!  その妻である夏侯三娘が語る、力と力のぶつかり合い! 巡らされる策謀! 妖怪退治や、劉備三兄弟の恋愛ストーリー!  蜀漢側がメインとなった、女性目線の三国志のはじまり、はじまり~! ※表紙は秋の桜子さんからいただきました!

幕府海軍戦艦大和

みらいつりびと
歴史・時代
IF歴史SF短編です。全3話。 ときに西暦1853年、江戸湾にぽんぽんぽんと蒸気機関を響かせて黒船が来航したが、徳川幕府はそんなものへっちゃらだった。征夷大将軍徳川家定は余裕綽々としていた。 「大和に迎撃させよ!」と命令した。 戦艦大和が横須賀基地から出撃し、46センチ三連装砲を黒船に向けた……。

峠ノ茶屋 忍ばせ刀 

安東門々
歴史・時代
ある地方の街道沿いにそれはそれは、美人と評判なお松と呼ばれる女性と、ぶっきらぼうで愛想のない吉郎と呼ばれる二人が営む水茶屋があった。 そこには日々、様々な人が訪れてはお松の出す茶と吉郎の団子を美味しそうに食べていく。 僅かな銭をもらい、お松は今日も聞く。 「何か物騒な話はありますか?」 美人に聞かれ拒む人などおらず、皆ぺらぺらと聞いたこと見たことを話し行くが、きまってその晩に店じまいをした水茶屋に一人の漢が現れた。 名を善左衛門といい、普段から女性の尻ばかりを追いかけている男で、仕事もせずただ遊んでばかりいる。 しかし、この三人組何かがおかしい。 瞳が怪しく輝きだし、三人は闇に消えていった。

第一機動部隊

桑名 裕輝
歴史・時代
突如アメリカ軍陸上攻撃機によって帝都が壊滅的損害を受けた後に宣戦布告を受けた大日本帝国。 祖国のため、そして愛する者のため大日本帝国の精鋭である第一機動部隊が米国太平洋艦隊重要拠点グアムを叩く。

菓子侍

神笠 京樹
歴史・時代
※本作品は、のちに書かれた『漱石先生たると考』のプロトタイプにあたります 伊予松山藩の藩主、松平定行は、長崎奉行としての職務のために乗り込んだポルトガルの船の上で、「たると」と呼ばれる南蛮菓子に出会い、これにいたく感銘を受けた。定行は何とか松山でこの味を再現した菓子を作れないかと考え、松山藩に仕える料理人、水野安左衛門に特命が下される。実物を見た事すらない菓子への挑戦という難行の末、見事安左衛門は大命を遂げ、以後、「たると」は松山の銘菓として定着するに至ったのであった。

新・大東亜戦争改

みたろ
歴史・時代
前作の「新・大東亜戦争」の内容をさらに深く彫り込んだ話となっています。第二次世界大戦のifの話となっております。

魔風恋風〜大正乙女人生譚

花野未季
歴史・時代
大正7年から大流行したスペイン風邪で、父を喪うという悲劇に見舞われた文子一家。さらなる不幸が遺された家族を襲う。 実家を助けるために、名家の息子に嫁ぐことになった文子。婚約者は男振りも良く、優しく男らしい人であった。 しかし婚礼当日、彼が隠していた衝撃的な事実を知らされた彼女は……。 『エブリスタ』執筆応援キャンペーン「大正浪漫」入賞作品(2023.6)

似た者夫婦、初夜いくさ

織田三郎
歴史・時代
鎮西一の名将、立花宗茂と、その妻・誾千代。 勝ち気な二人が繰り広げる、初夜の大一番。