量産型英雄伝

止まり木

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17話 レベルアップ再び

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 公王様が死去した事は、今は緘口令が出されているが近々発表されるという。現在、城内はその準備でてんやわんやだ。
 戦時という事もあり、発表と葬式、そしてフォニアさんの戴冠は簡単に済まし、戦後改めて国葬を行うそうだ。

 フォニアさんが、その準備をしている間、僕は何をしているのかと言うと、城壁の外で召喚能力の検証作業だ。
「アマタ殿には、一刻も早く貴殿の召喚能力の検証をお願いしたい。我が国の存亡は貴殿に掛かっているのですから」とガルロックさんに要請されたからだ。素材ポイントが必要である事を告げると、スクラップ置き場に置かれている物は好きなだけ使って良いと許可を貰った。

 ガルロックさんに用意してもらった竜車に乗り、スクラップ置き場へと向かう。
「おはよう。アマタ。昨日は良く眠れた?」
「おはようございます。アマタ殿」
 そこには先にセリアさんと、ザムに乗せてくれと頼んできたアランと名乗ったパイロットが居た。
「いや、昨日色々ありすぎてあまり眠れませんでした」
「そう。…仕方が無いことよ。人は死ぬからね」
 慣れている…か、彼女は今までに多くの部下が戦闘で失っているだろう。にも関わらず、彼女は笑っている。悲しくないわけは無い。一体どれだけ同じような経験をしたら慣れる事が出来るのだろうか?それとも僕を前にしているので強がっているだけかもしれない。青二才の僕には、慮る事すら出来ない。

「早速で悪いけど、ちゃっちゃと、資材ポイントだっけ?それにしちゃって」
「分かりました」
 僕は、放置されていたダロスの残骸に手を乗せるとシステム音声が脳内に流れる。
――――対象を資材ポイントに返還しますか?
 はい。
 答えると同時に残骸が光を放って消える。
「綺麗…」
 それを見たセリアさんが呟く。アランさんも「おお」と声を上げながら驚いている。
「じゃあ、今度は、城壁の外に行きましょ」
 その場にあったダロスの残骸を片っ端から資材ポイントに返還するとセリアさんは言った。
 ここでの資材ポイントは38ポイントたまった。何体ものダロスの残骸をポイントにしたのに妙に少なく感じる。

 再び竜車へと乗り込み、今度は城壁の外へと向かう。
 城壁の外には、昨日と同じ体勢の二機のザムが鎮座していた。そばにはダロスが3機立っており、不審者が近づかないか警戒している。
「じゃあ。私は、ザムに乗って哨戒に行ってくるわ」
 竜車から降りると、そのままザムに乗り込もうとしたセリアさんに僕は言う。
「待ってください。昨日の戦闘で弾薬を消耗しています。今から資材ポイントを使って弾薬を召喚するのでそれを持って行ってください」
「ありがたいわ!」
 僕は、馬車からおり、適当な場所に立つ。
「今から召喚しますので近づかないで下さいね」
 召喚前に一言掛けたせいか、その様子を見ようと、門の周辺に居た兵士だけじゃなく、門の上に居た兵士達の視線も僕に集まった。恥ずかしいと思いながらも僕は呪文を唱える。
「コール、装填済み75mmマシンガンマガジン」
 最初という事で、なるべく無難な物を選び召喚する。
 すると、6つのマガジンの設計図が僕の前に並んだ。ソレが後退し、6つのマガジンが表れた。
――――コール終了。現在の資材ポイント36です。
 マガジン6つで1ポイントか、ザムが10ポイントだから6つで1ポイントって結構高いのかな?
 突然現れたつや消しブラックで塗られたて円柱状の物体…マガジンに、ギャラリーが目を白黒させる。
「じゃあ貰っていくわね」
 マガジンが召喚されるとセリアさんは、なれた様子でザムに乗り込む。
 もう僕より乗り込むのが様になっている気がする。

 そういえばザムの起動シーンを外から見るのは初めてだったな。ザムが起動する時、僕はいつもコックピットの中だった。
 ザムの搭乗ハッチが閉められ、しばらくしてジェネレーターから唸り声のような駆動音が響き、機体各部にあるスリットから蒸気が噴出する。そしてドゥン!とザムの特徴であるモノアイが輝いた。
「おおお!こうやって起動していたのか!」
 外から見る起動シーンに僕の心は高揚する。
 やはりロボの起動シーンは、外から見るに限る!コックピットの画面が次々と点灯していく様を見るのもいいが、ロボといったらこれだろ!両方が見えるロボアニメの演出ってやっぱり凄かったのだ。
 
 それからセリア機は、75mmマシンガンから残弾の少ないマガジンを外して、地面に置く。立ち上がって僕が召喚したマガジンの内一つをマシンガンに装てんし、もう一つを腰にあるラックへと入れる。これでセリア機には、元々あったマガジンと合わせて現在の50×3+1で151発の弾を持つ事になる。

「気をつけてください!アバドン相手なら余裕で勝てますけど、それは相手が少数に限った場合です。ザムを過信せず、戦闘になりそうだったら、信号弾を打ち上げて下さい。そうすればザムに乗っていなくてもすぐに分かります!そしたら救援に向かいます!」
「別に私だけで行くわけじゃないけど、分かった。そうさせてもらうわ!行くわよ!」
 そう言うと、セリアさんの乗るザムは、両手でマシンガンを保持しつつ、駆け出した
 警備についていたと僕が思っていた二機のダロスが、セリアさんについていく為に駆け出す。
 ああ、あの二機は警備じゃなくてザムと一緒に哨戒に出る機体だったのか。

 セリアさんを見送ると、僕は振り返って言った。
「じゃあ僕達は、召喚能力の検証をしようか」
「はい!しっかりと、手伝わせていただきます!」
 アランさんは、元気良く返事をした。
 じゃあ、まずは一日の召喚限界を調べてみよう。もしかしたら資材ポイントがある限り無限に召喚出来課も知れない。そうなら、一気に戦力を増やす事が出来る。
 やっぱり量産機は数が揃わないとね!わくわくする。
 僕の予想通りなら現在のポイントで、初回枠でザムを1機召喚、そして36ポイントでザムを3機召喚。これで僕とセリアさんの機体を合わせて6機だ。大幅な戦力増強!うまく行けば僕は、ザムの量産に専念して前線に行かなくても良くなるかもしれない!
「コール、GS-06B ザム!」
 けど、そんな僕のけち臭い思惑は、見事外れる。
――――初回枠コール枠が使用されています。よって資材ポイントにより召喚を行います。
 えっ?そんな仕様聞いてないよ?
 光の設計図が立ち上がり、膝をつくザムの隣に召喚される。周りの人達は、ロボが召喚される様子に釘付けだ。
――――コール終了。現在の資材ポイント26です。
 ああ、この残りポイントだと、ザムがあと2機しか呼べない…
「あの?大丈夫ですか?」
 僕が一人がっくりしていると、それをみたアランさん声を掛けてくれた。
「え、ああ、早速予想が外れたからガックリ来たんだ」
「どんな予想をされたんです?」
「ああ、一日に一回初回枠コールといって、資材ポイントを使用しないで召喚出来るはずだったんだけど、今召喚したら、初回枠召喚枠が使われてるから、ポイント使って召喚しますって言われてね」
「つまり、その初回枠コールで召喚出来るのは常に一機のみという事でしょうか?」
「そうかもしれないね。後で試してみよう。とりあえず次の召喚をしよう」
「コール!GS-06B ザム!」
 気を取り直して、召喚の呪文をコールする。
――――一日のコール限界に達しています。本日は、初回枠コールを除き、ギアソルジャーの召喚は出来ません。
 平原に僕の恥ずかしい声が響いた。
 僕はガックリと膝おった。何もでない魔法の詠唱を自信満々に詠唱し、何も起きなかった時ほど、こっ恥ずかしくかしくなるモノは無い。
「どっどうしました!?お体の調子でも悪くなったのですか!?」
 地面に四肢を付いてうなだれる僕を見たアランさんが慌てて近寄ってきた。
「いや、うん。なんでもないんだ。ただ、今日はもう資材ポイントを使ってギアソルジャー…ザムの召喚が出来ないそうだ」
「そっそうなのですか?それは…」
 いや、一日一機ザムがロールアウトすると考えれば、凄い生産能力では無いだろうか?戦車だって戦闘機だって部品があったとしても一日で完成する物でも無いだろうし。日刊ザム。まるで何処かの国の駆逐艦だな。

 それにしても僕の召喚システムは、とてもユーザーフレンドリーじゃないなぁ。ヘルプ機能は無いし、システム音声さんに聞いても答えてはくれない。こういう召喚系の能力なら、僕にしか見えないウィンドウが開いて、その中から召喚出来るロボとか、そのロボを召喚する為に必要な資源ポイントとかをリストにして表示してくれれば、ありがたいんだけどなぁ
 現状では、エラーを手探りで探して、そこに書かれている(システム音声さんの話す内容)から、仕様を読み取るという作業が必要になる。
 せめて、僕の召喚能力について纏めた説明書が欲しい!切実に欲しい!今更ながらそう思う。
 
 気分を切り替えて次の検証に行こう。さっき初回召喚枠が使われているから召喚できないって言ってたから…。
 僕は立ち上がって、昨日召喚したザムの前へと移動する。
「今からこの機体を送還して、再度初回召喚枠出来るか試します。今からこの機体が消えますから、そのつもりで!」
「はい」
「じゃあ送還、はいはいっと」
 すると、昨日と同じようにザムが光の粒となって消える。そこで再び見物していた兵士達が感嘆の声を上げた。
――――経験値が一定値を超えました。レベルが3に上昇しました。
 レベルアップした。そういえば、昨日レベルアップした時も、機体を送還した時だったな。と言う事は、僕が経験値を得るには召喚したザムを送還する必要があるのだろう。
――――これによりシステムがアンロッロッロッロッロッロッ
 またか…。レベルアップするのは良い事なんだろうけど、こういうの聞くの凄い不安になる。何とかならない物かなぁ。これもしかしてレベルアップする毎の恒例行事になるの?
――――不正なアクセスを検知知知知知知知知知知知知知
――――直ちに使用ををををををを。ブツン!
――――アップデートを完了しました。システムがアンロックされます。系譜システムがアンロックされました。以上です。
 不安しかないアップデートが終わった。一体裏で何が起こっているのだろうか?
 そんな事、考えても仕方ないか今は新たに追加された系譜システム。
 ロボで系譜って事は、多分デザートタイプとか寒冷地仕様とか、その機体のマイナーチェンジ版の機体が召喚できるって事なのかな?でも、召喚可能な機体が追加されたってアナウンスは無かったからなぁ。まだ、何かが足りないとかか?ゲームとかだと、機体のレベルを上げると新たな機体が開発出来るけどそんな感じかな?
 僕は、量産機でも育てれば活躍が出来る某シュミレーションゲームを思い出した。
 正確な機体名が分からなければ召喚も出来ない。今の所は、ザムを召喚するしかない。

「あのどうかしましたか?」
「ん?ああ、ちょっと気になる事がありまして。たいした事じゃないです。じゃあ初回コール枠で召喚してみます」
 今度の召喚は問題なく初回枠召喚によりザムを召喚する事が出来た。再び現れた鉄の巨人にギャラリー達は歓声を上げる。
「ふぅ。一応今日出来る召喚の検証はこれくらいか…後は性能とかの調査だけど…」
「それは、自分に!自分にやらせては頂けないでしょうか?」
 僕がそう言うと待ってましたと言う様にアランさんが立候補した
「良いですよ。僕が先に乗りますから、それを見て乗り方をまず覚えて下さい」
「は!全力で当たらせていただきます!」


「おお!これは凄い!魔力を使わないで操縦できる、それにこの仮面は何です?外が透けて見えているようです!」
 あの後、アランさんにザムへの乗り方を教えると、意気揚々と乗り込んだ。予想通り、コックピットに座ったアランさんにザムの操縦方法がインストールされた。
 それに興奮したアランさんは、「これからひとっ走り…いえ、試運転してきます!」と新しい自転車を買ってもらった子供の様にはしゃぎまわっている。
 僕は万が一の事を考え、それに随伴する事にした。
「はははは!これを我が国のダロスと全て置き換える事が出来たら、我が国は落ちる事はないっ!」
 アランさんは、快調に飛ばしている。僕はその後ろを何かあった時の為に追走する。既に、カルナートから結構離れた場所まで来ていた。
「今の所、一日一機ずつしか増えませんけどね」
 僕は自嘲気味に言った。
「素晴らしい力ではないですか!十機の中古のダロスを一ヶ月以上待つのと比べれば、一日に一機増えるなんて破格です!それにダロスでは、15機もあれば安定してアポリオンの小さな群れなら殲滅できますが、それでも無傷で殲滅する事は出来ません。ですが、コレなら二機でしかも無傷で殲滅出来るんですよ!」
 通信画面には、僕と同じ仮面を着け、興奮した様子のアランさんが映っている。
「…」
「実は、私は、この国はもうダメだと思っていました。陛下や姫様ががんばって支援を取り付け、物資が送られてくるものの援軍そのものは、来ない。元セイラン国の私達が義勇軍として参加していますが、ジリ貧である事には変わりは無い。敵は無数におり、こちらは削られるばかり、いずれは、大国の思惑とアポリオンによってすりつぶされる事に為るんだろうと思ってました」
「なら、何故この国の軍に参加したんです?」
「ただ許せなかったんですよ。祖国を滅ぼしたアポリオンが。それに内の国民を受け入れてくれたスベン公国への恩返しもあります」
「そうなんですか」

 その時、コックピット内にアラートが鳴り、赤色で表記されたメッセージが画面に表示された。見たこと無い文字だったが、僕の頭にインストールされた知識から、その意味は分かる。
「"信号弾の打ち上げを確認。至急救援請う"」
 立ち止まって空を見上げると、昼間なので見づらいが、確かに赤く輝く信号弾が上がっている。
「セリア隊長ですか!?」
「ほかにザムに乗っているのは彼女しか居ませんからね」
 僕は、セリアさんが乗ってるザムに向けて通信を送る。すぐに応答が来てアランさんの隣に仮面をつけたセリアさんが現れる。
『セリアよ!』
「単刀直入に聞きます。何が起きましたか?」
『哨戒に出たら、カルナードに向かっているアポリオンに出くわしてね。現在足止めしようとしてるけど、数が多いの!悪いけど援護に来て!数が多いのよ!それと襲撃を知らせて、カルナートに戦闘準備をさせて!』
 通信の背後では、ダダダッ!ダダダッ!とマシンガンを撃っている音がしている。
「分かりました。今から向かいます。アランさんこれから僕はセリアさんの援護に向かいます。アランさんは、カルナートへアポリオンの襲撃を知らせてください!その後で、こちらに援護に来てください」
「分かりました!」
 アラン機は、カルナートへ向かって走っていった。
 僕もセリアさんの居る場所に向かって、ザムを全速力で走らせた。
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