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70夢の中
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オリヴィアは、ステファニー様と別れてすぐ大学の研究室に向かう。
太郎の研究室の中へ入り、データを持ち出す。もう二度とここへは来れないから、必要なものをUSBに入れる。
鍵を閉め、出ようとしたときに、嫌な奴と出くわしてしまったのだ。牧野先生は、チラリとオリヴィアのほうを見て、不敵な笑みを浮かべながら近づいてくる。
「君がメリケン大学からの交換留学生か?噂通りの美形だね。どうそこらでお茶でも飲んでいかないか?おとなしくついてきた方が身のためだよ。その手にあるFDは、神野のデータだろ?俺にとっちゃ、神野のデータなんぞいくらでもくれてやると言いたいところだが、大学の貴重な研究資料を勝手に持ち出されたら困る。」
「え?これは神野先生から頼まれていたもので、決して盗もうとしたものでは、ございませんわ。」
「ふーん。ニッポン語には、魚心あれば、水心という言葉がある。お前さんがその気になれば、この大学のホストコンピューターにでも侵入できるパスワードを教えてやると言えば、どうだ?」
「具体的には?」
「ほぅ、そうと決まれば、ここで立ち話もなんだな。近くのホテルへしけこみたいところだが、俺の部屋へ来るか?あの部屋は防音だから、いくら騒いでも、喘いでも外へは聞こえない。たっぷり聞かせてもらおうじゃないか。」
オリヴィアは仕方なく牧野の言う通りにして、教授室の中へ入るなり、いきなり抱きつかれ、胸の谷間に顔を埋めながらスカートの中へ手を入れられた。
「あ!先生、何を!」
「だから、この部屋は防音なんだよな。俺が教授になった時に改装させてもらったよ。
オリヴィアは、内心{このドスケベ野郎!どうしてくれようか?}
「いつもこんなことしていらっしゃるのですか?」
「ああ、そうだ。単位が足りなくなった女子学生は、俺の前で喜んでホイホイ股を開くぜ。だがな、もう青臭いガキに飽きていたところなんだ。お前さんみたいなグラマラスな女性を待っていた。さぁ、着ているものをすべて脱ぎ捨て、見せてくれ。」
バカか、こいつは。まぁ、昔から色ボケしたバカだとは思っていたが。
さっき太郎の研究室で、防音を自慢していたので、こっそり牧野の教授室に拡声魔法を施し、中の声が大学中に聞こえるように細工してやった。
これで牧野も、教授の椅子から引きずりおろせるというもの。俺だけが刺殺されるなどと言う醜聞なんて、我慢できない。
部屋に入ってからというもの、オリヴィアに全裸になれと催促する割に、消極的で、自発的に脱ぐのを待っている様子。
なぜ?
「あら、牧野先生、1000人切りをなさったって噂がありますのに、ずいぶん小びんな持ち物ですこと。」
ちょっと煽ってやると、ズボンからいきり勃つものを出してきて、「舐めろ。」と命じてきた。
むふふ。外に丸聞こえなのに、良いのですか?
ついでに、もっといい声で啼いてもらいましょうか?
オリヴィアは、牧野を素っ裸にして、緊縛魔法で縛り上げ、幻影魔法を駆使し、あたかもそこにハーレムを作り上げたのだ。
そして最後の仕上げとして、もう二度といたいけな女子学生にイタズラができないように、アソコを氷魔法でカチンコチンに凍らせてから、転移魔法で元の乙女ゲームの世界へ帰る。
後日談として、牧野は大学を追われ、狂気の世界に棲んでいるという噂を聞く。
牧野の肝心な個所は、凍ったまま大学病院でも手の施しようがなく、誰かがお湯をかけ消滅してしまったらしい。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
「ただいま。」
「なーに?リヴィちゃん、昨夜、研究室に入ったばかりだというのに、どこへ行っていたのかしら。」
お母様は、「うふふ」といつもの日常がある。
あれは、長い長い夢だったのか?
太郎の研究室の中へ入り、データを持ち出す。もう二度とここへは来れないから、必要なものをUSBに入れる。
鍵を閉め、出ようとしたときに、嫌な奴と出くわしてしまったのだ。牧野先生は、チラリとオリヴィアのほうを見て、不敵な笑みを浮かべながら近づいてくる。
「君がメリケン大学からの交換留学生か?噂通りの美形だね。どうそこらでお茶でも飲んでいかないか?おとなしくついてきた方が身のためだよ。その手にあるFDは、神野のデータだろ?俺にとっちゃ、神野のデータなんぞいくらでもくれてやると言いたいところだが、大学の貴重な研究資料を勝手に持ち出されたら困る。」
「え?これは神野先生から頼まれていたもので、決して盗もうとしたものでは、ございませんわ。」
「ふーん。ニッポン語には、魚心あれば、水心という言葉がある。お前さんがその気になれば、この大学のホストコンピューターにでも侵入できるパスワードを教えてやると言えば、どうだ?」
「具体的には?」
「ほぅ、そうと決まれば、ここで立ち話もなんだな。近くのホテルへしけこみたいところだが、俺の部屋へ来るか?あの部屋は防音だから、いくら騒いでも、喘いでも外へは聞こえない。たっぷり聞かせてもらおうじゃないか。」
オリヴィアは仕方なく牧野の言う通りにして、教授室の中へ入るなり、いきなり抱きつかれ、胸の谷間に顔を埋めながらスカートの中へ手を入れられた。
「あ!先生、何を!」
「だから、この部屋は防音なんだよな。俺が教授になった時に改装させてもらったよ。
オリヴィアは、内心{このドスケベ野郎!どうしてくれようか?}
「いつもこんなことしていらっしゃるのですか?」
「ああ、そうだ。単位が足りなくなった女子学生は、俺の前で喜んでホイホイ股を開くぜ。だがな、もう青臭いガキに飽きていたところなんだ。お前さんみたいなグラマラスな女性を待っていた。さぁ、着ているものをすべて脱ぎ捨て、見せてくれ。」
バカか、こいつは。まぁ、昔から色ボケしたバカだとは思っていたが。
さっき太郎の研究室で、防音を自慢していたので、こっそり牧野の教授室に拡声魔法を施し、中の声が大学中に聞こえるように細工してやった。
これで牧野も、教授の椅子から引きずりおろせるというもの。俺だけが刺殺されるなどと言う醜聞なんて、我慢できない。
部屋に入ってからというもの、オリヴィアに全裸になれと催促する割に、消極的で、自発的に脱ぐのを待っている様子。
なぜ?
「あら、牧野先生、1000人切りをなさったって噂がありますのに、ずいぶん小びんな持ち物ですこと。」
ちょっと煽ってやると、ズボンからいきり勃つものを出してきて、「舐めろ。」と命じてきた。
むふふ。外に丸聞こえなのに、良いのですか?
ついでに、もっといい声で啼いてもらいましょうか?
オリヴィアは、牧野を素っ裸にして、緊縛魔法で縛り上げ、幻影魔法を駆使し、あたかもそこにハーレムを作り上げたのだ。
そして最後の仕上げとして、もう二度といたいけな女子学生にイタズラができないように、アソコを氷魔法でカチンコチンに凍らせてから、転移魔法で元の乙女ゲームの世界へ帰る。
後日談として、牧野は大学を追われ、狂気の世界に棲んでいるという噂を聞く。
牧野の肝心な個所は、凍ったまま大学病院でも手の施しようがなく、誰かがお湯をかけ消滅してしまったらしい。
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「ただいま。」
「なーに?リヴィちゃん、昨夜、研究室に入ったばかりだというのに、どこへ行っていたのかしら。」
お母様は、「うふふ」といつもの日常がある。
あれは、長い長い夢だったのか?
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