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とある暴走族のリーダー、就職する‼︎
0036:モヒカンの愉快な家族
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⭐︎ ここは、フィックスド辺境伯邸母屋会議室。
「キース、……ああアルバートさんが、兄上ってどういう事なんだよ⁉︎(驚愕の表情のノア)」
「……アニキ、……俺は……。(複雑な表情のモヒカン)」
「なんだ、キース、……お前、ヤンキー辺境伯と知り合いなのか?(きょとん顔の裏当主)」
「そっか! 確かにキース君って、昔から、ヤンキーの素質があったもんね! ノア君と知り合いでも全然おかしくないよ‼︎(とてもにこやかなコレクト)」
「兄上、コレクト様、……ちょっと話がややこしくなるので、黙っててもらえませんか?(モヒカンをピーンとさせるモヒカン)」
「オッケー! 言いたい事言っちゃって‼︎(コレクト)」
「……ゴホゴホン。……アニキ、パトリック殿下、サネユキ様、……お久しぶりです。(キリッと顔のモヒカン)」
「うん、お久しぶり。(きょとん顔の殿下)」
「元気そうで何よりだ!(爽やかサネユキ)」
「…………。(複雑な表情のノア)」
「普通、久々に再会したら、色々積もる話とかもあって、色々、話したいことが山々なんですけれど、……ちょっと、俺の家族について話した方がいいというかなんというか……。(話したくなくてモゴモゴしているモヒカン)」
「そんな回りくどく言わなくても、自身がシークレット・フローレンス本家の三男であると言えばいいではないか。(きょとん顔でサラリと言ってのける裏当主)」
「いやいや兄上、……俺は、アニキ達の間では、今まで孤児出身で通ってたんですよ⁉︎ ズバッと事実だけ言うのは、やめてください‼︎(焦りまくるモヒカン)」
「キースが、……変態怪盗裏辺境伯の弟?(放心しつつもなかなか失礼なノア)」
「…………私は、変態では無いが。(地獄耳裏当主)」
「キース、……一体、どういう事なんだ⁉︎ 今まで俺達の事を裏切って、この変態怪盗もどきに情報を売っていたのか? 答えてくれ!(裏当主をスルーしつつ、悲痛な声で問いかけるがなかなかに失礼なノア)」
「アニキ……。(とても泣きそうな表情のモヒカン)」
「……変態怪盗もどきって、勿論私のことではないよな?(裏当主)」
「確実にアルのことだよ!(なかなかなコレクト)」
「アニキ、……こんな形で、アニキに自分の正体がバレてしまって、……信じられないと思いますが、……思い切って言わせてもらいます。俺は、正真正銘、アルバート兄様の実の弟。シークレットフローレンス本家の三男にあたります。……そして、俺は確かに、兄上から命令された仕事の為、素性を偽ってフィックスド領の飲み屋街に潜伏していましたが、……兄上には、仲間であるアニキ達のことを報告した事なんて、一度もありません‼︎ 信じてください、アニキ‼︎(真剣なモヒカン)」
「そんなの信じられる訳がないだろう⁉︎ 逐一監視カメラで記録している変態野郎がそんな事を許す筈が無いじゃ無いか‼︎(声を荒げるなかなか失礼なノア)」
「変態野郎だと?(誰だ、そいつは? 無自覚裏当主)」
「勿論、アルのことだよ!(ドヤ顔コレクト)」
「……。(ちょっと恥ずかしい裏当主)」
「アニキ、信じてください! 俺は、決してフィックスド辺境伯家を陥れる為に、アニキ達に近づいた訳ではないんです! アニキ達と過ごした時間は、仕事の時間外なんです‼︎ お願いですアニキ、俺を信じてください‼︎(必死なもふもふモヒカン)」
「……くそっ! 俺は、一体、どうすればいいんだ?(悩み苦しむノア)」
「……信じればいいんじゃない?(きょとん顔殿下)」
「…………パトリック殿下。(困り眉のノア)」
「ハハハッ、確かに、それが一番、ノアの性分に合っているもんな‼︎(爽やかサネユキ)」
「……サネユキ様。(うるうるなノア)」
「ノア、……今日は、いろいろあったからさ、頭が追いつかないのも勿論分かるけど、モヒカン君のモヒカンは、モヒカンなんだから、モヒカンすればいいんだよ。……裏切る裏切らないとか、僕は、どうでもいい。……ただ一つ、目の前のモヒカンをモヒカンするだけさ‼︎(言い終わったと同時に、目の前のモヒカンに飛び付いて、モヒカンをわっさわっさして、鳥の巣に形態変化させる殿下)」
「うあああああああ⁉︎(自慢のモヒカンを鳥の巣にさせられて、再起不能のモヒカン)」
「フッ、……また、つまらぬモヒカンをモヒモヒしてしまったよ。(何故かドヤ顔で黄昏る殿下)」
「……それは、流石にキースが可哀想ではありませんか?(ドン引きのノア)」
「ノアよ、……漢なら、やらねばならぬ時が時たまあるものだぞ。(答えになっていない言葉をノアに投げかける爽やかサネユキ)」
「でも、それってキースのモヒカンが犠牲になっただけで、なんの解決にもならない気がするのですが。(冷静ノア)」
「うじゃうじゃうるさいよ、ノア。……僕にはさ、モヒカン君の心が読めるから、モヒカン君の口から聞く必要がない。だから、モヒカン君のモヒカンで、話を収めたんだ。……これ以上の解決方法なんて、ないんだからね!(鳥の巣になった元モヒカンをいじくり回す殿下)」
「も、もう許してよ~~‼︎(大号泣のモヒカン)」
「……ごめんな、キース。……助けてやりたいけど、殿下って、なかなか頑固で後が怖いから、ちょっと無理そうだ。(その場から一歩退くノア)」
「アニキ~~‼︎(涙をドバドバ流すキース)」
「それにしても、モヒカン君と、アルマイト君は、血の繋がりのある兄弟? なのに、全然似てないんだね。(きょとん顔で、元モヒカンの鳥の巣をワッサワッサする殿下)」
「ああ、それは、先祖返り……。(言いかける裏当主)」
「……(間髪入れずに)その事は、私が詳しく答えましょう。(裏当主の真後ろからニョキっと顔を出して、ノア達三人をジト目で睨みつける、メイド服を着用した謎の女性)」
「「──っ⁉︎ 叔母上⁉︎(驚愕の裏当主とキース)」」
「「「「──っ⁉︎(謎の恐怖を感じる三人)」」」」
「──っ! アメリ様、お久しぶりです‼︎(コレクト)」
「──ヤンキー辺境伯様、……貴方方は、私の心の中で、数億回死んでいますのよ‼︎(ビシッとノアに右手人差し指を向ける謎の女性)」
「この人、もしかして……⁉︎(謎の心当たりがあるノア)」
⭐︎ モヒカンキースの目的と、謎の女性の発言の意図は一体⁉︎
「キース、……ああアルバートさんが、兄上ってどういう事なんだよ⁉︎(驚愕の表情のノア)」
「……アニキ、……俺は……。(複雑な表情のモヒカン)」
「なんだ、キース、……お前、ヤンキー辺境伯と知り合いなのか?(きょとん顔の裏当主)」
「そっか! 確かにキース君って、昔から、ヤンキーの素質があったもんね! ノア君と知り合いでも全然おかしくないよ‼︎(とてもにこやかなコレクト)」
「兄上、コレクト様、……ちょっと話がややこしくなるので、黙っててもらえませんか?(モヒカンをピーンとさせるモヒカン)」
「オッケー! 言いたい事言っちゃって‼︎(コレクト)」
「……ゴホゴホン。……アニキ、パトリック殿下、サネユキ様、……お久しぶりです。(キリッと顔のモヒカン)」
「うん、お久しぶり。(きょとん顔の殿下)」
「元気そうで何よりだ!(爽やかサネユキ)」
「…………。(複雑な表情のノア)」
「普通、久々に再会したら、色々積もる話とかもあって、色々、話したいことが山々なんですけれど、……ちょっと、俺の家族について話した方がいいというかなんというか……。(話したくなくてモゴモゴしているモヒカン)」
「そんな回りくどく言わなくても、自身がシークレット・フローレンス本家の三男であると言えばいいではないか。(きょとん顔でサラリと言ってのける裏当主)」
「いやいや兄上、……俺は、アニキ達の間では、今まで孤児出身で通ってたんですよ⁉︎ ズバッと事実だけ言うのは、やめてください‼︎(焦りまくるモヒカン)」
「キースが、……変態怪盗裏辺境伯の弟?(放心しつつもなかなか失礼なノア)」
「…………私は、変態では無いが。(地獄耳裏当主)」
「キース、……一体、どういう事なんだ⁉︎ 今まで俺達の事を裏切って、この変態怪盗もどきに情報を売っていたのか? 答えてくれ!(裏当主をスルーしつつ、悲痛な声で問いかけるがなかなかに失礼なノア)」
「アニキ……。(とても泣きそうな表情のモヒカン)」
「……変態怪盗もどきって、勿論私のことではないよな?(裏当主)」
「確実にアルのことだよ!(なかなかなコレクト)」
「アニキ、……こんな形で、アニキに自分の正体がバレてしまって、……信じられないと思いますが、……思い切って言わせてもらいます。俺は、正真正銘、アルバート兄様の実の弟。シークレットフローレンス本家の三男にあたります。……そして、俺は確かに、兄上から命令された仕事の為、素性を偽ってフィックスド領の飲み屋街に潜伏していましたが、……兄上には、仲間であるアニキ達のことを報告した事なんて、一度もありません‼︎ 信じてください、アニキ‼︎(真剣なモヒカン)」
「そんなの信じられる訳がないだろう⁉︎ 逐一監視カメラで記録している変態野郎がそんな事を許す筈が無いじゃ無いか‼︎(声を荒げるなかなか失礼なノア)」
「変態野郎だと?(誰だ、そいつは? 無自覚裏当主)」
「勿論、アルのことだよ!(ドヤ顔コレクト)」
「……。(ちょっと恥ずかしい裏当主)」
「アニキ、信じてください! 俺は、決してフィックスド辺境伯家を陥れる為に、アニキ達に近づいた訳ではないんです! アニキ達と過ごした時間は、仕事の時間外なんです‼︎ お願いですアニキ、俺を信じてください‼︎(必死なもふもふモヒカン)」
「……くそっ! 俺は、一体、どうすればいいんだ?(悩み苦しむノア)」
「……信じればいいんじゃない?(きょとん顔殿下)」
「…………パトリック殿下。(困り眉のノア)」
「ハハハッ、確かに、それが一番、ノアの性分に合っているもんな‼︎(爽やかサネユキ)」
「……サネユキ様。(うるうるなノア)」
「ノア、……今日は、いろいろあったからさ、頭が追いつかないのも勿論分かるけど、モヒカン君のモヒカンは、モヒカンなんだから、モヒカンすればいいんだよ。……裏切る裏切らないとか、僕は、どうでもいい。……ただ一つ、目の前のモヒカンをモヒカンするだけさ‼︎(言い終わったと同時に、目の前のモヒカンに飛び付いて、モヒカンをわっさわっさして、鳥の巣に形態変化させる殿下)」
「うあああああああ⁉︎(自慢のモヒカンを鳥の巣にさせられて、再起不能のモヒカン)」
「フッ、……また、つまらぬモヒカンをモヒモヒしてしまったよ。(何故かドヤ顔で黄昏る殿下)」
「……それは、流石にキースが可哀想ではありませんか?(ドン引きのノア)」
「ノアよ、……漢なら、やらねばならぬ時が時たまあるものだぞ。(答えになっていない言葉をノアに投げかける爽やかサネユキ)」
「でも、それってキースのモヒカンが犠牲になっただけで、なんの解決にもならない気がするのですが。(冷静ノア)」
「うじゃうじゃうるさいよ、ノア。……僕にはさ、モヒカン君の心が読めるから、モヒカン君の口から聞く必要がない。だから、モヒカン君のモヒカンで、話を収めたんだ。……これ以上の解決方法なんて、ないんだからね!(鳥の巣になった元モヒカンをいじくり回す殿下)」
「も、もう許してよ~~‼︎(大号泣のモヒカン)」
「……ごめんな、キース。……助けてやりたいけど、殿下って、なかなか頑固で後が怖いから、ちょっと無理そうだ。(その場から一歩退くノア)」
「アニキ~~‼︎(涙をドバドバ流すキース)」
「それにしても、モヒカン君と、アルマイト君は、血の繋がりのある兄弟? なのに、全然似てないんだね。(きょとん顔で、元モヒカンの鳥の巣をワッサワッサする殿下)」
「ああ、それは、先祖返り……。(言いかける裏当主)」
「……(間髪入れずに)その事は、私が詳しく答えましょう。(裏当主の真後ろからニョキっと顔を出して、ノア達三人をジト目で睨みつける、メイド服を着用した謎の女性)」
「「──っ⁉︎ 叔母上⁉︎(驚愕の裏当主とキース)」」
「「「「──っ⁉︎(謎の恐怖を感じる三人)」」」」
「──っ! アメリ様、お久しぶりです‼︎(コレクト)」
「──ヤンキー辺境伯様、……貴方方は、私の心の中で、数億回死んでいますのよ‼︎(ビシッとノアに右手人差し指を向ける謎の女性)」
「この人、もしかして……⁉︎(謎の心当たりがあるノア)」
⭐︎ モヒカンキースの目的と、謎の女性の発言の意図は一体⁉︎
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