53 / 73
Ⅴ 中央大陸
7 兄妹買物する
しおりを挟む
アニーさんに頼まれた菓子類を一通り買い揃えてから、俺達も商店街を物色する。
商店街と言っても、城の中のダンスホールが借金の形に売られた場所なのでバザーに近く、光の魔道具の照明がふんだんに使われ、ちょうど駅中の商店街を歩いているような雰囲気になっている。
行列が出来ている店が有ったので、俺達も興味半分で列に並んで見たのだが、売っていたのは俺達をモデルにした勇者賢者人形焼きで、試食用に細かく刻まれて置いてあると、心中は少々複雑だった。
恥ずかしかったのだが、並んでしまった手前、仕方が無いので土産用に五箱買い求めてしまった。
菓子の土産物屋に混じって、端の人通りの少ない場所には、喫茶店や甘味処などの甘い物を振舞う店が並んでいた。
俺は甘い物が好きなので、小さな喫茶店に入り、果物のシロップ漬けとお茶を注文してマリアとのゆったりとした時間を過ごした。
元の世界に居る時は、男が一人で甘味処に入るのは非常に恰好悪くて入り難かったが、今はマリアを連れているので遠慮無く入れる。確かにこんな時は、対で生活していることにありがたみを感じてしまう。
だが、この感触を元の世界に持ち込んだら物凄く危ない兄妹になりそうで少々不安だ、いっそ、ここの記憶がリセットされた方が暮らし易いのかも知れない。
「ねえ兄ちゃん、私達が過去に戻った時って、ここの事覚えてるのかな。だって過去に戻るって、記憶まで過去に戻るんでしょ。ミミズに飲み込まれることなんて知らないからまたミミズに飲み込まれてさ。永遠にそのループを私達繰り返してるなんて事ないよね」
俺の思索を読み取った訳ではないが、マリアが戻った時の記憶の事を心配し始めた。
「ああ、その心配は俺もしてる。過去が変わるってことは未来も大きく変わることだから、変わらないようにする物凄い強い力が働くんじゃないかってな。ホークさん達は”魂に想いを刻む”って精神論で解決する積りらしいんだが、俺達ってそんなに切羽詰った状態じゃないからなー」
「無限ループは嫌だよ兄ちゃん」
マリアは戻りたく無いのかも知れない、俺もこの世界で暮らせる十分な蓄えも出来ているのでそんな気分にはなる、でも俺達が向こうの世界から消えた後の事を思うと心が痛む。
「でも、向こうの世界じゃ俺達が居なくなったんだから、父さんと母さんが悲しむだろうしな。なんとか戻りたいよな」
「マリアとジョージさんを道連れにしない方法はマリアが考えてるし、兄ちゃんは良い考えは無いの」
「精神体じゃメモは持って行けないから、形の無い精神体でも持ち運べるメモが有れば良いんだがな。帰りに魔術横丁でも寄って探してみるか」
レンさんから聞いた話なのだが、ここには一部の魔術師の間だけで知られている”魔術横丁”と呼ばれる名所が有るそうなのだ。
城が分割して競売に掛けられた時、宮廷魔術師達の実験室も設備ごと売りに出されたのだが、ここを表向きは普通の商人が落札した様に偽装して、国際手配されている危ない魔術師達が挙ってここを買い求めたというのだ。
なのでここでは、禁呪の研究が公然と行われ、流通を禁止されている品物も平然と売られているそうなのだ。
宮廷魔術師達の実験室も場所は秘匿されていたので、”魔術横丁”の場所もベールに包まれているのだが、レンさんから薄汚れた魔術師マントを被った人達の後に付いて行けと教えられていたので、実践したら案外簡単に魔術師横丁に辿り着けた。
薄暗い隠し通路の様な場所の両端に、間口の狭い怪しげな店がびっしりと並んでいた。
店の入口の扉には、初心者、未成年者お断りと大書してある、なんか十八禁の品物を売ってるコーナーの様な感じだ。
マリアを連れ歩いていると、その手の危ない変質者の様に思われそうだ。
マル秘品入手と書いた紙を扉に貼り付けた店があったので、興味をそそられて、扉に手を伸ばす。
マリアが俺のズボンのベルトを必死に掴んで付いて来ているが、なんか睨まれている気がする。
「兄ちゃん、変な物買っちゃ駄目だよ」
中に入ると、特にその手の危ない物は売って無かったが、マニアックな術式の品物が豊富にそろっていた。
霊魂販売、霊魂操作、霊魂収集具などの神殿関係者が見たら怒り狂いそうなコーナーがあったので覗いて見る。
霊魂を封じる玉が金貨一枚で売っていたので、過去に魂だけを飛ばす際に役立つと思い、二個持って店員の所へ持って行く。
店員はどう見ても八歳位の少女だ。
「御主ら、金はあるのか。冷やかしならば魂を頂くぞ」
口調が婆さんの様だ、見た目どおりでは無いのかも知れない、なので少し詳しく聞いて見ることにした。
「金はある。俺達は過去に魂だけを飛ばしたいのだが、この玉は使えるのか」
「ほう、訳ありか。情報料は金貨一枚じゃ」
「よかろう」
金貨一枚を店員に渡す。
「お主ら見た目通りでは無いらしいの。クルシュナの古代遺跡の”時抜けの扉”を使う積りじゃな。可能じゃ、玉の存在が消えて魂だけが肉体に戻る」
「その時に記憶はどうなるんだ」
「もう一枚じゃ」
もう一枚金貨を渡す。
「記憶は無くなる、まあこれはサービスとして教えてやろう。記憶呪符を魂に融合して置けば記憶も持って行ける。金貨五枚だがどうする」
「四枚くれ」
「値切らんのか」
「金には困って無い」
「ならこれもサービスで教えてやろう。”時抜けの扉”が送れる魂は一回に一個じゃ、一度に二個送ると狂いが生じる。お主らの今の状態では潜らぬ方が良いじゃろう。ほれ、これが説明書きだ。それと、今サキュバスの霊魂の特売をやっておるが買わんか。極楽に案内して貰えるぞ」
「いくらで」
「要りません」
城に戻って、魂に記憶呪符を融合しようと説明書きを読む。
背中に呪符を貼りつけてから快感で絶頂を得ると、徐々に呪符が身体に吸い込まれて行くと書いてある。
サキュバスの霊魂を勧められた理由が解ったが、マリアが拒否してしまっている。
俺達の魂と融合しなけらばならないので、ジョージと中のマリアに任せる訳には行かない。
裸になってジョージとマリアの真似事をしてみる、行為の記憶としては残っているので戸惑うことは無いのだが、俺とマリアの間では初めての経験だ。
互いに興奮して危なく一線を越えるところだった。
呪符が消えていることを確認してから、身体をジョージとマリアに明け渡す。
二人も俺達の興奮を引き摺っている様で激しかった、勿論二人は躊躇無く一線を越えている。
翌日盛大な子爵位の授与式が行われ、城を出たのは夕刻になってしまった。
馬を借りて国境に向かう、国境の関所着いたのは夜半になってしまったが、貴族特権で通過させてもらい、魔法国側で一泊した。
そして翌朝、結婚式を挙げるべく、二人で愛の女神神殿を訪れた。
商店街と言っても、城の中のダンスホールが借金の形に売られた場所なのでバザーに近く、光の魔道具の照明がふんだんに使われ、ちょうど駅中の商店街を歩いているような雰囲気になっている。
行列が出来ている店が有ったので、俺達も興味半分で列に並んで見たのだが、売っていたのは俺達をモデルにした勇者賢者人形焼きで、試食用に細かく刻まれて置いてあると、心中は少々複雑だった。
恥ずかしかったのだが、並んでしまった手前、仕方が無いので土産用に五箱買い求めてしまった。
菓子の土産物屋に混じって、端の人通りの少ない場所には、喫茶店や甘味処などの甘い物を振舞う店が並んでいた。
俺は甘い物が好きなので、小さな喫茶店に入り、果物のシロップ漬けとお茶を注文してマリアとのゆったりとした時間を過ごした。
元の世界に居る時は、男が一人で甘味処に入るのは非常に恰好悪くて入り難かったが、今はマリアを連れているので遠慮無く入れる。確かにこんな時は、対で生活していることにありがたみを感じてしまう。
だが、この感触を元の世界に持ち込んだら物凄く危ない兄妹になりそうで少々不安だ、いっそ、ここの記憶がリセットされた方が暮らし易いのかも知れない。
「ねえ兄ちゃん、私達が過去に戻った時って、ここの事覚えてるのかな。だって過去に戻るって、記憶まで過去に戻るんでしょ。ミミズに飲み込まれることなんて知らないからまたミミズに飲み込まれてさ。永遠にそのループを私達繰り返してるなんて事ないよね」
俺の思索を読み取った訳ではないが、マリアが戻った時の記憶の事を心配し始めた。
「ああ、その心配は俺もしてる。過去が変わるってことは未来も大きく変わることだから、変わらないようにする物凄い強い力が働くんじゃないかってな。ホークさん達は”魂に想いを刻む”って精神論で解決する積りらしいんだが、俺達ってそんなに切羽詰った状態じゃないからなー」
「無限ループは嫌だよ兄ちゃん」
マリアは戻りたく無いのかも知れない、俺もこの世界で暮らせる十分な蓄えも出来ているのでそんな気分にはなる、でも俺達が向こうの世界から消えた後の事を思うと心が痛む。
「でも、向こうの世界じゃ俺達が居なくなったんだから、父さんと母さんが悲しむだろうしな。なんとか戻りたいよな」
「マリアとジョージさんを道連れにしない方法はマリアが考えてるし、兄ちゃんは良い考えは無いの」
「精神体じゃメモは持って行けないから、形の無い精神体でも持ち運べるメモが有れば良いんだがな。帰りに魔術横丁でも寄って探してみるか」
レンさんから聞いた話なのだが、ここには一部の魔術師の間だけで知られている”魔術横丁”と呼ばれる名所が有るそうなのだ。
城が分割して競売に掛けられた時、宮廷魔術師達の実験室も設備ごと売りに出されたのだが、ここを表向きは普通の商人が落札した様に偽装して、国際手配されている危ない魔術師達が挙ってここを買い求めたというのだ。
なのでここでは、禁呪の研究が公然と行われ、流通を禁止されている品物も平然と売られているそうなのだ。
宮廷魔術師達の実験室も場所は秘匿されていたので、”魔術横丁”の場所もベールに包まれているのだが、レンさんから薄汚れた魔術師マントを被った人達の後に付いて行けと教えられていたので、実践したら案外簡単に魔術師横丁に辿り着けた。
薄暗い隠し通路の様な場所の両端に、間口の狭い怪しげな店がびっしりと並んでいた。
店の入口の扉には、初心者、未成年者お断りと大書してある、なんか十八禁の品物を売ってるコーナーの様な感じだ。
マリアを連れ歩いていると、その手の危ない変質者の様に思われそうだ。
マル秘品入手と書いた紙を扉に貼り付けた店があったので、興味をそそられて、扉に手を伸ばす。
マリアが俺のズボンのベルトを必死に掴んで付いて来ているが、なんか睨まれている気がする。
「兄ちゃん、変な物買っちゃ駄目だよ」
中に入ると、特にその手の危ない物は売って無かったが、マニアックな術式の品物が豊富にそろっていた。
霊魂販売、霊魂操作、霊魂収集具などの神殿関係者が見たら怒り狂いそうなコーナーがあったので覗いて見る。
霊魂を封じる玉が金貨一枚で売っていたので、過去に魂だけを飛ばす際に役立つと思い、二個持って店員の所へ持って行く。
店員はどう見ても八歳位の少女だ。
「御主ら、金はあるのか。冷やかしならば魂を頂くぞ」
口調が婆さんの様だ、見た目どおりでは無いのかも知れない、なので少し詳しく聞いて見ることにした。
「金はある。俺達は過去に魂だけを飛ばしたいのだが、この玉は使えるのか」
「ほう、訳ありか。情報料は金貨一枚じゃ」
「よかろう」
金貨一枚を店員に渡す。
「お主ら見た目通りでは無いらしいの。クルシュナの古代遺跡の”時抜けの扉”を使う積りじゃな。可能じゃ、玉の存在が消えて魂だけが肉体に戻る」
「その時に記憶はどうなるんだ」
「もう一枚じゃ」
もう一枚金貨を渡す。
「記憶は無くなる、まあこれはサービスとして教えてやろう。記憶呪符を魂に融合して置けば記憶も持って行ける。金貨五枚だがどうする」
「四枚くれ」
「値切らんのか」
「金には困って無い」
「ならこれもサービスで教えてやろう。”時抜けの扉”が送れる魂は一回に一個じゃ、一度に二個送ると狂いが生じる。お主らの今の状態では潜らぬ方が良いじゃろう。ほれ、これが説明書きだ。それと、今サキュバスの霊魂の特売をやっておるが買わんか。極楽に案内して貰えるぞ」
「いくらで」
「要りません」
城に戻って、魂に記憶呪符を融合しようと説明書きを読む。
背中に呪符を貼りつけてから快感で絶頂を得ると、徐々に呪符が身体に吸い込まれて行くと書いてある。
サキュバスの霊魂を勧められた理由が解ったが、マリアが拒否してしまっている。
俺達の魂と融合しなけらばならないので、ジョージと中のマリアに任せる訳には行かない。
裸になってジョージとマリアの真似事をしてみる、行為の記憶としては残っているので戸惑うことは無いのだが、俺とマリアの間では初めての経験だ。
互いに興奮して危なく一線を越えるところだった。
呪符が消えていることを確認してから、身体をジョージとマリアに明け渡す。
二人も俺達の興奮を引き摺っている様で激しかった、勿論二人は躊躇無く一線を越えている。
翌日盛大な子爵位の授与式が行われ、城を出たのは夕刻になってしまった。
馬を借りて国境に向かう、国境の関所着いたのは夜半になってしまったが、貴族特権で通過させてもらい、魔法国側で一泊した。
そして翌朝、結婚式を挙げるべく、二人で愛の女神神殿を訪れた。
20
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる