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Ⅴ 中央大陸
8 兄妹結婚式を挙げる
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神殿の受付で挙式を申し込むと、式の段取りの説明と式を行う神官長と面談の為に、応接セットの置かれた小さな部屋へと案内された。
そこで五十前後の大らかな感じの女性と、二十半ばくらいの清楚な感じの女性が待っていた。
「愛の女神神殿にようこそ、私はこの神殿を任されておりますマーラです。女神様は全ての愛に惜しみ無い祝福を注がれたおります。そして我々女神様の僕も我協会で挙式された方々の愛の祝福を祈らさせて頂いております。彼方達の記録を残しますからこの聖板の上に右手を当てて下さい」
脇に座っていた女性が壁に立て掛けてあった高さ三十センチ、幅五十センチくらいの木の板を俺達の坐っているソファーの前のテーブルに乗せる。
聖板と言っていたので、立派な物を想像したのだが、どう見ても普通の板だ、単なるセレモニーなのかも知れない、案の定、マリアと二人で右手を当てても何も起こらない。
「はい、結構ですよ」
手を引っ込めると、脇に座っていた女性が板の上に紙を乗せて呪文を唱えながら擦り始めた、すると紙の表面に文字が浮かび始めた。
”挙式日・・・本日”
「まあ、彼方運が良いわ。この間なんか、三年後の挙式日が出た人が居てね、怒って帰っちゃのよ。今日は他の予定も入って無いし丁度良かったわ」
”時 刻・・・十五の鐘”
申し込んだら直ぐに式を初めて貰える物と思っていた、こんな籤引きみたいなシステムなら最初から教えておいて欲しかった、今は朝の七の鐘、急いで宿に連泊を頼みに行かなければ。
”新郎職氏名・・・勇者 ジョージ・ネルトネット(十六歳)”
”新婦職氏名・・・賢者 マリア・ネルトネット(十四歳)”
「まあ、大変。彼方達勇者様と賢者様だったのね。本殿の大神官様、間に合うかしら。ケイト!ケイト!大変よ」
神官長さんが部屋から転ぶ様に走り去ってしまった。
”国 籍・・・ヒューロス”
”住 所・・・不定”
”守護神・・・ノルン”
余り気にして無かったが、確かに俺達は住所不定でったのだ、うん、無職じゃ無くて良かった。
表示されたのはここまでだった。
「私、神殿書士のミーネと申します。それでは勇者様、賢者様、十三の鐘にここでお待ちしております」
慌ただしく走り回っている神官達を尻目に神殿を出る、何かとても嫌な予感がするが、悪評が広がっても困るので逃げる訳には行かない。
仕方が無いので昨日泊まった宿に引き返した。
「あれ?忘れ物ですか」
「いや、いろいろ事情が有りまして。部屋空いてます」
「この時間なら勿論空いてますよ、昼飯はどうします」
「此の辺って名所ありますか」
「関所待ちの旅人目当てに発展した町ですからねー、関所以外は見る物は無いですね。関所を眺めるんだったら、裏山からが一番良く見えますよ」
「それじゃそこへハイキングしに行ってみます。弁当作って貰えますか」
「はい、二食で銀貨一枚です」
のんびりと御茶を飲みながら上から関所を眺めていると案外面白く退屈しなかった。
関所を通って直ぐにメルルーレン側に引き返す人が案外多いのだ、関所の前の広場でぶらぶらしている男に近付いて、二言三言話してから金を渡し、メルルーレン側に戻るのだ。
関所の上を飛び交う鳥便の鷲や隼に混じって、周囲の森の中に消えて行く鳥も多いので、たぶん鳥を使った密輸入だと思う。
ここから眺めていると、何か異様に周囲を警戒して挙動不審なので直ぐに判る。
その一方で、関所を通った後、肩に力を入れて周囲を全く見ないで歩いて行くカップルもいる。
向かう先は必ず愛の女神神殿で、男同士や女同士のカップルも混じっている。
今朝の俺達も、同様に勇んで神殿に向かっていたと思う、改めて第三者の目で眺めて見ると少々恥ずかしい。
神殿の挙式日を決めるシステムは、案外頭に昇っている血を冷やさせるための物かも知れない。
弁当を食った後、少々早いが宿に戻ることにした、今日の主役に身体を引き渡して、望みの叶った喜びに浸って貰おう。
ーーーーー
マリア
母さんから貰った花嫁衣装をベットの上に広げて眺めていると、何か不思議な気持ちに囚われます。
母さんが着る事の無かった花嫁衣装、私の知らない御祖母ちゃんが心を籠めて母さんに持たせた物だと思います。
兄さんの隣に立ってこの衣装を纏う私を何度夢見たことでしょうか、でもその夢が実現されてみると、喜びよりも、その夢を再び見られない寂しさの方が強く心を占めています。
兄さんで本当に良いの?お兄ちゃんの方が好きなんじゃないの、心の中の小さな悪魔が囁きます。
「兄さん、マリアちゃんとお兄ちゃんにも、途中で入れ替わって式挙げさせてあげようか」
「ああ、挙式できるのも二人のおかげだからな。感謝の意も込めて驚かせてあげようか」
着替えて神殿に向かいます、神殿の前には大勢の人が集まっていて私達を祝ってくれました。
神殿の入口には、”勇者、賢者結婚式会場”と書いた大きな看板が立っています。
礼拝堂の中にも大勢の人が押し掛けており、立ち見の方が随分いらっしゃいます。
控室に入ると大神官様が待っておられました、八十は越えていると思われる御婆ちゃんです。
「ありがとね、冥土への良い土産話が出来たよ。式は正規の段取りで進行させて貰うからね」
「はい、宜しくお願いします」
本殿から派遣された神官五十人が神殿の回りを、呪文を唱えながら錫杖を打ち鳴らして回り清めの結界を作ります。
礼拝堂の中にも上位の神官五人で内結界を作り、その中心に私達が跪き、女神様に祈りを捧げます。
参列者達から驚きの声が漏れたので、顔を上げてみたら、女神様のお隣に薄らとノルン様の御姿が浮かんでいました。
記憶としてはマリアちゃん達がノルン様と面識があることは知っていましたが、ノルン様との絆の強さを改めて認識させられました。
「それでは花嫁、花婿、誓いの接吻を」
「はい」
兄さんと深いキスを交わします。
「大神官様、もう一度宜しいでしょうか」
「はい、構いませんよ」
「それじゃ兄さん」
「ああ、解った」
兄さんとお兄ちゃんが入れ替わりました、兄さんごめんなさい、私お兄ちゃんも大好きなの。
「お兄ちゃん」
お兄ちゃんは戸惑っているようですが、お兄ちゃんと女神様の前で深い誓いのキスを交わします。
マリアちゃんが怒っています、徐々に私の意識が失われて行きます。
ーーーーー
突然意識が入れ替わって、結婚式の真っ最中に放り込まれた。
マリアと俺にも結婚式を挙げさせようと考えた記憶はあるのだが、何故かマリアがマリアに意識を明け渡さない。
「お兄ちゃん」
衆人環視の中、俺はマリアと誓いのキスを交わす事になってしまった。
そこで五十前後の大らかな感じの女性と、二十半ばくらいの清楚な感じの女性が待っていた。
「愛の女神神殿にようこそ、私はこの神殿を任されておりますマーラです。女神様は全ての愛に惜しみ無い祝福を注がれたおります。そして我々女神様の僕も我協会で挙式された方々の愛の祝福を祈らさせて頂いております。彼方達の記録を残しますからこの聖板の上に右手を当てて下さい」
脇に座っていた女性が壁に立て掛けてあった高さ三十センチ、幅五十センチくらいの木の板を俺達の坐っているソファーの前のテーブルに乗せる。
聖板と言っていたので、立派な物を想像したのだが、どう見ても普通の板だ、単なるセレモニーなのかも知れない、案の定、マリアと二人で右手を当てても何も起こらない。
「はい、結構ですよ」
手を引っ込めると、脇に座っていた女性が板の上に紙を乗せて呪文を唱えながら擦り始めた、すると紙の表面に文字が浮かび始めた。
”挙式日・・・本日”
「まあ、彼方運が良いわ。この間なんか、三年後の挙式日が出た人が居てね、怒って帰っちゃのよ。今日は他の予定も入って無いし丁度良かったわ」
”時 刻・・・十五の鐘”
申し込んだら直ぐに式を初めて貰える物と思っていた、こんな籤引きみたいなシステムなら最初から教えておいて欲しかった、今は朝の七の鐘、急いで宿に連泊を頼みに行かなければ。
”新郎職氏名・・・勇者 ジョージ・ネルトネット(十六歳)”
”新婦職氏名・・・賢者 マリア・ネルトネット(十四歳)”
「まあ、大変。彼方達勇者様と賢者様だったのね。本殿の大神官様、間に合うかしら。ケイト!ケイト!大変よ」
神官長さんが部屋から転ぶ様に走り去ってしまった。
”国 籍・・・ヒューロス”
”住 所・・・不定”
”守護神・・・ノルン”
余り気にして無かったが、確かに俺達は住所不定でったのだ、うん、無職じゃ無くて良かった。
表示されたのはここまでだった。
「私、神殿書士のミーネと申します。それでは勇者様、賢者様、十三の鐘にここでお待ちしております」
慌ただしく走り回っている神官達を尻目に神殿を出る、何かとても嫌な予感がするが、悪評が広がっても困るので逃げる訳には行かない。
仕方が無いので昨日泊まった宿に引き返した。
「あれ?忘れ物ですか」
「いや、いろいろ事情が有りまして。部屋空いてます」
「この時間なら勿論空いてますよ、昼飯はどうします」
「此の辺って名所ありますか」
「関所待ちの旅人目当てに発展した町ですからねー、関所以外は見る物は無いですね。関所を眺めるんだったら、裏山からが一番良く見えますよ」
「それじゃそこへハイキングしに行ってみます。弁当作って貰えますか」
「はい、二食で銀貨一枚です」
のんびりと御茶を飲みながら上から関所を眺めていると案外面白く退屈しなかった。
関所を通って直ぐにメルルーレン側に引き返す人が案外多いのだ、関所の前の広場でぶらぶらしている男に近付いて、二言三言話してから金を渡し、メルルーレン側に戻るのだ。
関所の上を飛び交う鳥便の鷲や隼に混じって、周囲の森の中に消えて行く鳥も多いので、たぶん鳥を使った密輸入だと思う。
ここから眺めていると、何か異様に周囲を警戒して挙動不審なので直ぐに判る。
その一方で、関所を通った後、肩に力を入れて周囲を全く見ないで歩いて行くカップルもいる。
向かう先は必ず愛の女神神殿で、男同士や女同士のカップルも混じっている。
今朝の俺達も、同様に勇んで神殿に向かっていたと思う、改めて第三者の目で眺めて見ると少々恥ずかしい。
神殿の挙式日を決めるシステムは、案外頭に昇っている血を冷やさせるための物かも知れない。
弁当を食った後、少々早いが宿に戻ることにした、今日の主役に身体を引き渡して、望みの叶った喜びに浸って貰おう。
ーーーーー
マリア
母さんから貰った花嫁衣装をベットの上に広げて眺めていると、何か不思議な気持ちに囚われます。
母さんが着る事の無かった花嫁衣装、私の知らない御祖母ちゃんが心を籠めて母さんに持たせた物だと思います。
兄さんの隣に立ってこの衣装を纏う私を何度夢見たことでしょうか、でもその夢が実現されてみると、喜びよりも、その夢を再び見られない寂しさの方が強く心を占めています。
兄さんで本当に良いの?お兄ちゃんの方が好きなんじゃないの、心の中の小さな悪魔が囁きます。
「兄さん、マリアちゃんとお兄ちゃんにも、途中で入れ替わって式挙げさせてあげようか」
「ああ、挙式できるのも二人のおかげだからな。感謝の意も込めて驚かせてあげようか」
着替えて神殿に向かいます、神殿の前には大勢の人が集まっていて私達を祝ってくれました。
神殿の入口には、”勇者、賢者結婚式会場”と書いた大きな看板が立っています。
礼拝堂の中にも大勢の人が押し掛けており、立ち見の方が随分いらっしゃいます。
控室に入ると大神官様が待っておられました、八十は越えていると思われる御婆ちゃんです。
「ありがとね、冥土への良い土産話が出来たよ。式は正規の段取りで進行させて貰うからね」
「はい、宜しくお願いします」
本殿から派遣された神官五十人が神殿の回りを、呪文を唱えながら錫杖を打ち鳴らして回り清めの結界を作ります。
礼拝堂の中にも上位の神官五人で内結界を作り、その中心に私達が跪き、女神様に祈りを捧げます。
参列者達から驚きの声が漏れたので、顔を上げてみたら、女神様のお隣に薄らとノルン様の御姿が浮かんでいました。
記憶としてはマリアちゃん達がノルン様と面識があることは知っていましたが、ノルン様との絆の強さを改めて認識させられました。
「それでは花嫁、花婿、誓いの接吻を」
「はい」
兄さんと深いキスを交わします。
「大神官様、もう一度宜しいでしょうか」
「はい、構いませんよ」
「それじゃ兄さん」
「ああ、解った」
兄さんとお兄ちゃんが入れ替わりました、兄さんごめんなさい、私お兄ちゃんも大好きなの。
「お兄ちゃん」
お兄ちゃんは戸惑っているようですが、お兄ちゃんと女神様の前で深い誓いのキスを交わします。
マリアちゃんが怒っています、徐々に私の意識が失われて行きます。
ーーーーー
突然意識が入れ替わって、結婚式の真っ最中に放り込まれた。
マリアと俺にも結婚式を挙げさせようと考えた記憶はあるのだが、何故かマリアがマリアに意識を明け渡さない。
「お兄ちゃん」
衆人環視の中、俺はマリアと誓いのキスを交わす事になってしまった。
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