風に通わす記憶 ~語ろう、夜もすがら~


 幼い頃に凄惨な事件の生き残りとなった百香は、その記憶を自ら封じ、何も思い出せないまま成長した。

 そして彼女は見つかる。響という青年に。

 彼は過去の百香と交流があり、記憶を失った彼女に急接近する。

 「なぜ忘れている?」

 響を知らない百香。

 忘れているなら思い出させよう。
 炯眼を不気味に光らせる響と、それに全く気づかぬ百香のドタバタ物語が始まった。

 ☆R十五は保険です。
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