【第1部、第2部完結】魔力無し令嬢ルルティーナの幸せ辺境生活

花房いちご

文字の大きさ
27 / 107
第1部

26話 王都への旅路

しおりを挟む
 ミゼール城から王都への馬車旅は、快適でとても迅速でした。

 私の隣にはお義母様とシアン、向かいにはアドリアン様とお義父様が座って、車窓の風景を眺めながら毎日おしゃべりします。

 四頭建ての馬車は、最新開発された魔道具仕立てのものです。そのため、馬車の軽量化と揺れの防止がされているのだそうです。
 こんなに快適な馬車があるなんて!
 私だけでなく、お義父様も大興奮です。

「アドリアン!なんだこの馬車は!どこで作らせた?」

「魔法局にかけあいました。なかなかの出来で満足しています。これが一般的な馬車になればいいのですが……」

「難しいのですか?」

 アドリアン様が教えて下さります。

「ああ、魔道具は基本的に高価だからな。まだまだ一般的ではない。最も、今後は安価になっていくかもしれない。この馬車を開発した魔法師たちは、魔道具の開発と魔石の研究に熱心だ」

 お義父様とお義母様の纏う空気が鋭くなります。お義父さまが一瞬、私を見ました。

「ほう。例の家だな?……それは我々にとっても興味深い話だな」

「ええ。そうね。詳しく教えて頂けますでしょうか?」

「もちろんです。まだ機密事項も多いので、家名や詳細は出せませんが、お二人でしたが概要をお話していいと許可を得ています」

 話は盛り上がり、魔法師様方をお義父様に紹介することになりました。

 魔道具に欠かせないのが魔石です。そして、お義父様が治めるアメティスト領は、魔石の原料となる高純度の水晶の産地です。
 魔獣からも高純度の水晶は取れますが、やはり安定供給が出来るアメティスト領の方が、産地として評価が高いそうです。

「とはいえ、魔石用の水晶の確保は難しい。全産出量の一割以下だ。その上、水晶に魔力を込めるのは技術と膨大な魔力量がいる。だからこそ魔石は高価だ。魔石が高価である限り、魔道具も安価には出来ないだろう」

「ええ。ですが、案外すぐに解決するかも知れませんよ」

 アドリアン様は、意味深な笑みを浮かべたのでした。


◆◆◆◆◆


 こうして私は、快適な馬車旅を満喫しました。

 夜は立派な宿に泊まり、ゆっくり朝食を食べて出発します。昼はレストランでその土地の名物料理を頂いたり、周囲を散策します。
 夏の陽気とはいえ、爽やかな風が吹いているのでそこまで暑くはありません。

「ルルティーナ、この辺りは陶芸が盛んです。少し工房とお店を見ていきましょう。各地の特産品に通じ、良いものを見る目を養うことも必要ですからね」

「はい。お義母様」

「では、護衛がてら俺も……」

「ベルダール伯爵、護衛はこちらで用意しているのでお構いなく。母と娘の語らいに無粋でしてよ。どうぞ、我が夫と親交を深めていてください」

「いえ、しかし……」

「諦めろアドリアン……。ルルティーナ!明日はお義父さんと一緒にお出かけしような!」

「はい!」

 私が王都からミゼール城まで運ばれた、あの過酷な半月が嘘のように楽しい旅です。

 ただ、その時微かに見た景色、その土地の草木だけが、同じ道のりなのだと示していました。

 薄紅色のプリムローズが咲いていた場所を通り過ぎた時が、一番感慨深かったです。

 あの時、ボロボロの姿で御者に怒鳴られていたのが、夢のよう。まだ半年も経っていないというのに……。

 あの場所にプリムローズの姿は見えず、矢車菊が見頃でした。あちこちで、鮮やかな青や水色の花を咲かせています。
 青は、アドリアン様の瞳によく似た色です。

「ルルティーナ嬢、幸せそうに笑ってどうしたんだい?」

「うふふ。綺麗な矢車菊が咲いているのです。ほら、あの野原です」

「ああ、あそこに咲いている花か。あれは、矢車菊という名なのか」

「そうなんです。初夏から夏にかけてが見頃で……この場所であの花を見れて、私は心から嬉しく思ったのです」

 あの時よりも遥かに幸せになれたこと、たくさんの方々のお役に立てたと知れたこと……何より、誰よりも大切な貴方に会えたことが嬉しいのです。

 私は、アドリアン様が【お茶会のお兄様】であって欲しい。ですが、違っていても貴方のことが……。

 この旅の役目を果たしたら、この想いをお伝えしましょう。例え、違っていたとしても、受け入れて頂けなくても、お伝えしたいのだから。

 私は密かに矢車菊に誓ったのでした。



 ◆◆◆◆◆



 出発してわずか五日で、私たちは王都に到着しました。
 空はやや曇りでしたが、王都中が華やかで明るい雰囲気で包まれています。
 馬車はアメティスト子爵家のタウンハウスを目指し、大通りを行きます。

「ルルティーナ嬢、外を見てご覧」

「まあ!とても綺麗ですね!」

 向日葵、ゼラニウム、ダリア、ラベンダー、紫陽花など色とりどりの夏の花が、王都の建物と道を飾っています。
 中でも目を引くのは、大通り沿いを飾る黄金に輝く八重咲の向日葵と、艶やかな緑色のダリアです。どちらも魔法で品種改良された大変希少な花です。
 恐らく現国王陛下と王太子殿下の、濃い金髪とエメラルド色の瞳にあやかっているのでしょう。

 ただ、その割にはダリアの色が黄緑色に近いです。また、夏の定番であるあの花が一輪も見当たらないのが不自然です。

 とはいえ、それ以上に王都全体が花で飾られて、民も明るく……やや浮かれている様子なのが気になります。
 街ゆく人々が笑顔を振り撒き、手に花束を持っていたり、髪に花を飾っているのです。

「可愛らしいですね。流行か何かでしょうか?」

 指摘すると、アドリアン様が頷きます。

「ああ。数日後の【夏星の大宴】で、王太子殿下が婚約者を発表されると噂されているからだろう」

「シャンティリアン王太子殿下がですか!素晴らしい事ですね!」

 我が国では、お祝い事に花が欠かせません。特に国に慶事があった時は、季節の花であらゆる場所を飾り、あらゆる場所がお祝いでお祭り騒ぎになります。
 なるほど。正式に発表されたらすぐお祝いできるよう、あらかじめ花を用意しているのですね。

「納得しました。シャンティリアン王太子殿下は、民から人気がおありですものね」

 シャンティリアン王太子殿下。アドリアン様と同じ二十三歳で、金髪とエメラルド色の瞳の貴公子であらせられます。
 すでに公務で大いに活躍されていることはもちろん、【緑目の王は飢え知らず】という迷信があるため、民から熱狂的な支持を得ていらっしゃいます。
 私も王太子殿下を敬愛しております。
 それは、貧しい者への就業斡旋や交通網の整備などの実績と、そのお人柄ゆえです。
 シャンティリアン王太子殿下とは、九年前の【蕾のお茶会】でご挨拶させて頂きました。
 私のような一臣下にまで、親しみをもって接して下さる素晴らしいお方なのです。

「……君も、王太子殿下をお慕いしているのか?」

「はい。恐れ多いことですが、主君として敬愛申し上げております」

「いや、そうでなく男とし……」

「ベルダール伯爵、お戯れはそこまでになさって下さい。筋違いの嫉妬は見苦しゅうございますよ」

「アドリアン!うちのルルティーナでいやらしい邪推をするな!昔みたいに吐くまで走り込みさせてやろうか!」

「団長閣下のヘタレ」

 よくわかりませんが、アドリアン様はお三方に締め上げられたのでした。
 アドリアン様を冷たくたしなめてから、お義母様は私を見つめました。

「ルルティーナ。明後日は、両陛下と王太子殿下との謁見。五日後は【夏星の大宴】よ。
 我が家ではくつろいでいて構いませんが、それ以外では片時も油断しないように」

「はい。かしこまりました」

「ベルダール伯爵、娘をよろしく頼みましたよ」

「もちろんです。お任せ下さい」

「あと先程も申し上げましたが、下らない嫉妬を拗らせる前に、仰るべきことを口になさいませ。我が娘はすでに引く手数多ですわよ?」

「ぐっ!き、肝に銘じます。……ですから、その話し方と伯爵呼びはおやめ下さい……」

 お義母様は眉をひそめて嗤います。

「あらそう?でもねアドリアン坊ちゃん、貴方が情け無いことを言うからいけないのよ。私もシアンも好きで嫌味を言っているわけじゃないんですから。そうよねえ、シアン」

「そうですよヘタレ閣下」

「シアン!お前はもう少し主を敬え!」

 喧嘩しているのになんだか楽しい。
 私はお義父様と顔を合わせて、声を上げて笑ってしまったのでした。



 ◆◆◆◆◆




 その後、到着したアメティスト子爵家でお義姉様やお義兄様と初めてお会いし、ゆっくり旅の疲れを癒してから……謁見の日を迎えたのでした。


 謁見当日の朝。
 九年ぶりに見る王城は、やはり繊細な美しさをしています。
 誰かが【白と緑の砂糖菓子】だとか、【大理石のカメオブローチ】と、喩えたというのも納得ですが……迫力と威圧感は、北部辺境のミゼール城に勝るとも劣りません。
 私はアドリアン様にエスコートされて、馬車を降りました。今から入城です。緊張で震えそうです。
 アドリアン様が身を屈めて囁きます。

「ルルティーナ嬢、恐れることは何もない。君は素敵な淑女だ。ドレスも良く似合っている」

 肩の力が抜け、周りが明るくなった気がします。いえ、アドリアン様の柔らかな笑みに照らされたのでしょう。

 素敵な笑顔。アドリアン様の、お優しい溌剌とした心そのもののようだわ。

 辺境騎士団の皆様は『この世で一番怖い上官』『身体は熊で、面は獅子』『魔獣よりおっかねえ』『笑顔?獰猛すぎて威嚇顔ですよ』などとアドリアン様を評しますが。

 笑顔に照らされた私は胸を張ります。

「ありがとうございます」

 今日のドレスは、アドリアン様が選んだ薄紅色に銀糸の刺繍のプリンセスラインのドレスです。
 試着後の調整で、より白に近い銀糸の刺繍と裾のフリルを足しています。光を受けて繊細に輝き、身じろぎのたびにフリルが揺れて愛らしい。
 そして私の白髪は、共布のリボンにローズクオーツをあしらった髪飾りで、まとめて結い上げています。

「アドリアン様とシアンたちのおかげです。アドリアン様も、今日もとても素敵ですわ」

 今日のアドリアン様はいつもの黒い騎士装束ではなく、式典用の白い騎士装束です。
 黒はアドリアン様の勇猛さと雄々しさを引き立たせましたが、白も良くお似合いです。また、幾つも勲章がついていて眩しいほどです。
 アドリアン様のお顔の麗しさと、所作の優美さを引き立たせています。

「ありがとう。何より嬉しい賛辞だ。さあ、行こう」

 私は差し出された手に手を重ね、入城しました。

しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢は調理場に左遷されましたが、激ウマご飯で氷の魔公爵様を餌付けしてしまったようです~「もう離さない」って、胃袋の話ですか?~

咲月ねむと
恋愛
「君のような地味な女は、王太子妃にふさわしくない。辺境の『魔公爵』のもとへ嫁げ!」 卒業パーティーで婚約破棄を突きつけられた悪役令嬢レティシア。 しかし、前世で日本人調理師だった彼女にとって、堅苦しい王妃教育から解放されることはご褒美でしかなかった。 ​「これで好きな料理が作れる!」 ウキウキで辺境へ向かった彼女を待っていたのは、荒れ果てた別邸と「氷の魔公爵」と恐れられるジルベール公爵。 冷酷無慈悲と噂される彼だったが――その正体は、ただの「極度の偏食家で、常に空腹で不機嫌なだけ」だった!? ​レティシアが作る『肉汁溢れるハンバーグ』『とろとろオムライス』『伝説のプリン』に公爵の胃袋は即陥落。 「君の料理なしでは生きられない」 「一生そばにいてくれ」 と求愛されるが、色気より食い気のレティシアは「最高の就職先ゲット!」と勘違いして……? ​一方、レティシアを追放した王太子たちは、王宮の食事が不味くなりすぎて絶望の淵に。今さら「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅いです! ​美味しいご飯で幸せを掴む、空腹厳禁の異世界クッキング・ファンタジー!

【完】ええ!?わたし当て馬じゃ無いんですか!?

112
恋愛
ショーデ侯爵家の令嬢ルイーズは、王太子殿下の婚約者候補として、王宮に上がった。 目的は王太子の婚約者となること──でなく、父からの命で、リンドゲール侯爵家のシャルロット嬢を婚約者となるように手助けする。 助けが功を奏してか、最終候補にシャルロットが選ばれるが、特に何もしていないルイーズも何故か選ばれる。

辺境伯へ嫁ぎます。

アズやっこ
恋愛
私の父、国王陛下から、辺境伯へ嫁げと言われました。 隣国の王子の次は辺境伯ですか… 分かりました。 私は第二王女。所詮国の為の駒でしかないのです。 例え父であっても国王陛下には逆らえません。 辺境伯様… 若くして家督を継がれ、辺境の地を護っています。 本来ならば第一王女のお姉様が嫁ぐはずでした。 辺境伯様も10歳も年下の私を妻として娶らなければいけないなんて可哀想です。 辺境伯様、大丈夫です。私はご迷惑はおかけしません。 それでも、もし、私でも良いのなら…こんな小娘でも良いのなら…貴方を愛しても良いですか?貴方も私を愛してくれますか? そんな望みを抱いてしまいます。  ❈ 作者独自の世界観です。  ❈ 設定はゆるいです。  (言葉使いなど、優しい目で読んで頂けると幸いです)  ❈ 誤字脱字等教えて頂けると幸いです。  (出来れば望ましいと思う字、文章を教えて頂けると嬉しいです)

山猿の皇妃

夏菜しの
恋愛
 ライヘンベルガー王国の第三王女レティーツィアは、成人する十六歳の誕生日と共に、隣国イスターツ帝国へ和平条約の品として贈られた。  祖国に聞こえてくるイスターツ帝国の噂は、〝山猿〟と言った悪いモノばかり。それでもレティーツィアは自らに課せられた役目だからと山を越えて隣国へ向かった。  嫁いできたレティーツィアを見た皇帝にして夫のヘクトールは、子供に興味は無いと一蹴する。これはライヘンベルガー王国とイスターツ帝国の成人とみなす年の違いの問題だから、レティーツィアにはどうすることも出来ない。  子供だと言われてヘクトールに相手にされないレティーツィアは、妻の責務を果たしていないと言われて次第に冷遇されていく。  一方、レティーツィアには祖国から、将来的に帝国を傀儡とする策が授けられていた。そのためには皇帝ヘクトールの子を産む必要があるのだが……  それが出来たらこんな待遇になってないわ! と彼女は憤慨する。  帝国で居場所をなくし、祖国にも帰ることも出来ない。  行き場を失ったレティーツィアの孤独な戦いが静かに始まる。 ※恋愛成分は低め、内容はややダークです

29歳のいばら姫~10年寝ていたら年下侯爵に甘く執着されて逃げられません

越智屋ノマ
恋愛
異母妹に婚約者と子爵家次期当主の地位を奪われた挙句に、修道院送りにされた元令嬢のシスター・エルダ。 孤児たちを育てて幸せに暮らしていたが、ある日『いばら病』という奇病で昏睡状態になってしまう。 しかし10年後にまさかの生還。 かつて路地裏で助けた孤児のレイが、侯爵家の当主へと成り上がり、巨万の富を投じてエルダを目覚めさせたのだった。 「子どものころはシスター・エルダが私を守ってくれましたが、今後は私が生涯に渡ってあなたを守ります。あなたに身を捧げますので、どうか私にすべてをゆだねてくださいね」 これは29歳という微妙な年齢になったヒロインが、6歳年下の元孤児と暮らすジレジレ甘々とろとろな溺愛生活……やがて驚愕の真実が明らかに……? 美貌の侯爵と化した彼の、愛が重すぎる『介護』が今、始まる……!

悪役令息(冤罪)が婿に来た

花車莉咲
恋愛
前世の記憶を持つイヴァ・クレマー 結婚等そっちのけで仕事に明け暮れていると久しぶりに参加した王家主催のパーティーで王女が婚約破棄!? 王女が婚約破棄した相手は公爵令息? 王女と親しくしていた神の祝福を受けた平民に嫌がらせをした? あれ?もしかして恋愛ゲームの悪役令嬢じゃなくて悪役令息って事!?しかも公爵家の元嫡男って…。 その時改めて婚約破棄されたヒューゴ・ガンダー令息を見た。 彼の顔を見た瞬間強い既視感を感じて前世の記憶を掘り起こし彼の事を思い出す。 そうオタク友達が話していた恋愛小説のキャラクターだった事を。 彼が嫌がらせしたなんて事実はないという事を。 その数日後王家から正式な手紙がくる。 ヒューゴ・ガンダー令息と婚約するようにと「こうなったらヒューゴ様は私が幸せする!!」 イヴァは彼を幸せにする為に奮闘する。 「君は…どうしてそこまでしてくれるんだ?」「貴方に幸せになってほしいからですわ!」 心に傷を負い悪役令息にされた男とそんな彼を幸せにしたい元オタク令嬢によるラブコメディ! ※ざまぁ要素はあると思います。 ※何もかもファンタジーな世界観なのでふわっとしております。

ひとりぼっちだった魔女の薬師は、壊れた騎士の腕の中で眠る

gacchi(がっち)
恋愛
両親亡き後、薬師として店を続けていたルーラ。お忍びの貴族が店にやってきたと思ったら、突然担ぎ上げられ馬車で連れ出されてしまう。行き先は王城!?陛下のお妃さまって、なんの冗談ですか!助けてくれた王宮薬師のユキ様に弟子入りしたけど、修行が終わらないと店に帰れないなんて…噓でしょう?12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。

【完結】異世界からおかえりなさいって言われました。私は長い夢を見ていただけですけれど…でもそう言われるから得た知識で楽しく生きますわ。

まりぃべる
恋愛
 私は、アイネル=ツェルテッティンと申します。お父様は、伯爵領の領主でございます。  十歳の、王宮でのガーデンパーティーで、私はどうやら〝お神の戯れ〟に遭ったそうで…。十日ほど意識が戻らなかったみたいです。  私が目覚めると…あれ?私って本当に十歳?何だか長い夢の中でこの世界とは違うものをいろいろと見た気がして…。  伯爵家は、昨年の長雨で経営がギリギリみたいですので、夢の中で見た事を生かそうと思います。 ☆全25話です。最後まで出来上がってますので随時更新していきます。読んでもらえると嬉しいです。

処理中です...