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乳首*
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変態なのは自分の方かもしれない。悠里はそう思っていた。
梶の裸体は鍛え抜かれたアスリートのようにかっこよく、たくましく浮き上がる筋肉の隆起は鋼のようで頬ずりしたくなるほど堅固だ。
吸い寄せられるようにいつの間にか梶の体にしがみ付いていしまった。
「…もっと気持ちいいところ、教えてあげるよ」
「挿れたくてたまんない」
「じらさな……で」
「いい眺めだ……たまらない」
なんだか今日のセックスの間中、梶さんは優しかった。
行為中の言葉に悠里は愉悦を感じる。
ぞくぞくし、夢心地で満足してしまった。
「すごく気持ちよかった……気持ちよくて溶けるかと思った………」
事が終わると梶さんはそう言って悠里の髪を撫でながら頭にキスをした。
また流されてしまったと、悠里は負け惜しみのように呟いた。
梶さんは後が大変だろうからと、フィニッシュはピクピクと震える悠理の白いお腹の上に、白濁を放った。
きれいにティッシュで拭いてくれて、肩を抱きよ腕枕しながら話し出した。
「どんなに喧嘩しても、嫌なことがあっても、体を重ねて愛し合ったら、お互い許しあえる。だから体調が悪くないときはセックスしたい。疲れて帰ってきても悠里を抱けるって思うだけげ元気が出てくるんだ」
そういわれると断れないし、なにより悠里が感じてしまっている事を梶さんは知っている。
「ふふ、夢見がちな顔して、可愛いな。、そんなによかった?」
冗談ともつかない言いように腹が立った。
梶さんの思惑にまんまと乗せられた気分だ悠里はプイっとそっぽを向いた。
「悠里、悠。わかったから拗ねるなよ、確かにやりすぎだよな。」
梶さんは笑ってつづけた。
「平日は、はやく帰れて悠里もその気だったらやろう。休みの前の日とかもお互いそういう気分になったらセックスしよう。勿論、俺はいつでも準備OKだけど、悠里の体が壊れたりしたら困るもんな。続けて何回もやったりしない。これからはもっと優しく大事に一回を濃厚にするっていうのでいい?」
梶さんはそう言って拗ねた悠里のうなじにキスをした。
悠里は嬉しさのあまり抱きつき胸に顔をうずめた。
梶さんの汗で湿った胸板の匂いを嗅いでいる。
「悠里、悠がしたいときはちゃんと言ってな。でないと気づかずに、ただ抱きついてきたのか、甘えたいだけなのか、セックスしたいのか、判断が難しい。」
悠里はうんうんと首を縦にふる。
「それと、これは俺の要望だけど、セックスしないけど家に帰ってきたときは必ず乳首を吸わせて」
……沈黙した。
「え、……乳首?」
「そうだ、悠里の乳首を吸いたい。毎日必ず」
やっぱり変態だと思った。
「男だから、おっぱい、ないんですけど……」
悠里の驚いた顔に、梶さんは声をあげて笑った。
****************************************
梶さんが帰ってきて手を洗い部屋着に着替える。
悠里は梶さんのもとへ行き、シャツをたくし上げる。
背中に右手を添えて悠里のピンク色の乳首を吸いだす。
舌で舐めたり、少し噛みついたりしながら「ちゅうちゅう」と、右の乳首が終わると左へ移動してまた同じように。
「あっ…の……まだですか?」
「ん、もう少し」
梶さんが満足するまで、この拷問に耐えるのが日課になった。
ミルクなんて出ないのに、赤ちゃんみたいだと思いながら悠里は梶の後頭部へ手を回し優しくなでる。
悠里も乳首をいじられると、感じてしまう。
反応してしまう前に、できるだけ早く行為が終わってほしいと願っているが、梶はなかなか放してくれない。
いつの間にか帰宅時のルーティーンとなった大人の授乳の時間は、梶さんの性欲を抑えるための行為だった。
満足いくまで悠里の胸を堪能すると梶さんは落ち着くようだった。
何故か梶さんが悠里の乳房をいじると、彼が子供のようで可愛いと感じてしまう。
赤ちゃんがいたらもしかしたらこんな気持ちになるのかなと、まだ来ぬ未来を想像して悠里は微笑んだ。
梶の裸体は鍛え抜かれたアスリートのようにかっこよく、たくましく浮き上がる筋肉の隆起は鋼のようで頬ずりしたくなるほど堅固だ。
吸い寄せられるようにいつの間にか梶の体にしがみ付いていしまった。
「…もっと気持ちいいところ、教えてあげるよ」
「挿れたくてたまんない」
「じらさな……で」
「いい眺めだ……たまらない」
なんだか今日のセックスの間中、梶さんは優しかった。
行為中の言葉に悠里は愉悦を感じる。
ぞくぞくし、夢心地で満足してしまった。
「すごく気持ちよかった……気持ちよくて溶けるかと思った………」
事が終わると梶さんはそう言って悠里の髪を撫でながら頭にキスをした。
また流されてしまったと、悠里は負け惜しみのように呟いた。
梶さんは後が大変だろうからと、フィニッシュはピクピクと震える悠理の白いお腹の上に、白濁を放った。
きれいにティッシュで拭いてくれて、肩を抱きよ腕枕しながら話し出した。
「どんなに喧嘩しても、嫌なことがあっても、体を重ねて愛し合ったら、お互い許しあえる。だから体調が悪くないときはセックスしたい。疲れて帰ってきても悠里を抱けるって思うだけげ元気が出てくるんだ」
そういわれると断れないし、なにより悠里が感じてしまっている事を梶さんは知っている。
「ふふ、夢見がちな顔して、可愛いな。、そんなによかった?」
冗談ともつかない言いように腹が立った。
梶さんの思惑にまんまと乗せられた気分だ悠里はプイっとそっぽを向いた。
「悠里、悠。わかったから拗ねるなよ、確かにやりすぎだよな。」
梶さんは笑ってつづけた。
「平日は、はやく帰れて悠里もその気だったらやろう。休みの前の日とかもお互いそういう気分になったらセックスしよう。勿論、俺はいつでも準備OKだけど、悠里の体が壊れたりしたら困るもんな。続けて何回もやったりしない。これからはもっと優しく大事に一回を濃厚にするっていうのでいい?」
梶さんはそう言って拗ねた悠里のうなじにキスをした。
悠里は嬉しさのあまり抱きつき胸に顔をうずめた。
梶さんの汗で湿った胸板の匂いを嗅いでいる。
「悠里、悠がしたいときはちゃんと言ってな。でないと気づかずに、ただ抱きついてきたのか、甘えたいだけなのか、セックスしたいのか、判断が難しい。」
悠里はうんうんと首を縦にふる。
「それと、これは俺の要望だけど、セックスしないけど家に帰ってきたときは必ず乳首を吸わせて」
……沈黙した。
「え、……乳首?」
「そうだ、悠里の乳首を吸いたい。毎日必ず」
やっぱり変態だと思った。
「男だから、おっぱい、ないんですけど……」
悠里の驚いた顔に、梶さんは声をあげて笑った。
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梶さんが帰ってきて手を洗い部屋着に着替える。
悠里は梶さんのもとへ行き、シャツをたくし上げる。
背中に右手を添えて悠里のピンク色の乳首を吸いだす。
舌で舐めたり、少し噛みついたりしながら「ちゅうちゅう」と、右の乳首が終わると左へ移動してまた同じように。
「あっ…の……まだですか?」
「ん、もう少し」
梶さんが満足するまで、この拷問に耐えるのが日課になった。
ミルクなんて出ないのに、赤ちゃんみたいだと思いながら悠里は梶の後頭部へ手を回し優しくなでる。
悠里も乳首をいじられると、感じてしまう。
反応してしまう前に、できるだけ早く行為が終わってほしいと願っているが、梶はなかなか放してくれない。
いつの間にか帰宅時のルーティーンとなった大人の授乳の時間は、梶さんの性欲を抑えるための行為だった。
満足いくまで悠里の胸を堪能すると梶さんは落ち着くようだった。
何故か梶さんが悠里の乳房をいじると、彼が子供のようで可愛いと感じてしまう。
赤ちゃんがいたらもしかしたらこんな気持ちになるのかなと、まだ来ぬ未来を想像して悠里は微笑んだ。
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