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俺は、茂みから出てきた二人組を見ていた。
彼らは剣を持ち、硬そうな鎧を着ている。
これが、冒険者という職業なのだろうか。
二人は俺を見た。
それから、俺の後ろにいる三匹にも気づく。
最後は、ひどい状態になったゴブリンの残骸に目を向けた。
彼らは、完全に動きを止めていた。
「な……なんだ、今の……」
男の冒険者が、震える声でつぶやいた。
女の冒険者も、顔を青くしている。
彼女は、ルビに向かって指を震わせながら差し向けた。
「あのトカゲ……今、火を……?」
「それも、爆発魔法みたいな、すごい火を……」
「あ、どうも。こんにちは」
俺はとりあえず、できるだけ優しく挨拶してみた。
彼らはビクッと、大きく肩を揺らした。
二人の視線が、慌てて俺に移る。
その目は、ひどい恐怖と混乱でいっぱいだった。
「けがはありませんか。」
「うちの子たちが、ちょっと、その……」
「遊びが激しすぎたみたいで、すみません」
俺がぺこりと頭を下げると、二人はますます混乱した顔になった。
「「え……?」」
「あ、いえ、だから、この子たちが……」
『ユウ、このひとたち、だれ?』
ルビが俺の足元に、トコトコと寄ってきた。
小さな首を、こてんと傾げる。
その可愛らしい仕草を見て、女の冒険者が「ひっ」と小さな悲鳴を上げた。
うーん、どうやら俺の子供たちは、あまり好かれていないらしい。
見た目がトカゲとスライムと子犬だから、仕方ないかもしれない。
「あ、俺はユウと言います。」
「この子たちの、世話をしているんです」
「世話……?」
「あなたが……この魔物たちの、世話を……?」
男の冒険者が、信じられないという顔で聞き返してきた。
彼は俺と、俺の頭の上で満足そうにしている、ぷるんを交互に見ている。
「はあ。まあ、飼育員みたいなものです」
「し、飼育員……?」
「はい。動物にご飯をあげたり、お世話をしたりする仕事です。」
「……ところで、あなた方は?」
俺が尋ねると、男のほうがハッとした。
彼は慌てて、腰に下げていた剣をさやに納めた。
「お、失礼した。」
「俺はガレン。こっちはリーゼ。」
「Cランクの冒険者だ」
「冒険者……。やっぱり、そうなんですね。」
「テレビで見るみたいで、かっこいいです」
「いや、そんなことより……ユウ殿。」
「あなた、一体何者なんだ?」
「ただの飼育員が、こんな森の奥深くにいるなんて……」
「しかも、そんな……物語に出てくるような魔獣を連れて……」
ガレンさんはそこで言葉を区切り、ごくりと唾を飲んだ。
物語に出てくる魔獣?
この子たちが、そんな大したものだろうか。
「え? 物語? この子たちは、ただのトカゲとスライムと子犬ですよ?」
「ほら、こんなに小さいじゃないですか」
俺がそう言ってコロの頭を撫でる。
コロは嬉しそうに『わふー』と尻尾を振って鳴いた。
しかし、ガレンさんとリーゼさんの顔色は、一向に良くならない。
むしろ、さっきよりもさらに青ざめていくようだった。
「ガレンさん……あのトカゲ、さっき火を噴きましたよね……」
「ゴブリンが、一瞬で炭になって……」
「ああ、見た。あれはレッドドレイクの子供……いや、それ以上だ。」
「エンシェントドラゴン、とか言われても信じるぞ……」
「あの子犬……ゴブリンリーダーの動きを、目で追えなかった……。」
「それに、あのスライム、魔法を……」
「ああ。魔力を喰うスライム……エンペラースライム、か?」
「馬鹿な……おとぎ話の中だけの存在のはずだ……」
二人が何やら小声で話し合っている。
ドラゴン? エンペラー?
この子たちのことを、言っているのだろうか。
ずいぶんと大げさな名前が、次々と出てきたものだ。
「あの、すみません。」
「俺たち、道に迷ってまして」
俺は二人の会話を止めて、本題を切り出した。
「もしよろしければ、一番近い町まで案内していただけませんか?」
「この子たちのご飯も、そろそろ買い出しに行きたくて」
「ま、町に……?」
「これを……この魔獣たちを、連れて……?」
リーゼさんが、引きつった笑みを浮かべた。
ガレンさんも、額から大量の汗を流している。
「はい。この子たちを置いていくわけには、いきませんから。」
「大丈夫ですよ、ちゃんとしつけてますから。」
「人様に迷惑は、絶対にかけません」
俺は胸を張って答えた。
動物園の飼育員として、しつけには自信がある。
さっきも、危ないことをした三匹を、ちゃんと叱ったところだ。
『ユウ、おなかへった』
『そろそろごはんのじかん?』
『さっきうごいたから、おなかすいたー』
三匹が同時に、俺に訴えかけてくる。
おっと、いけない。
もうそんな時間か。
「あ、すみません。ちょっと待ってくださいね。」
「この子たち、お腹が空いたみたいで」
俺は慌てて、持っていた木の皮の皿に、特製のペーストを盛り付け始めた。
ガレンさんとリーゼさんは、そんな俺の行動を、ぽかんと見ている。
「あ、そうだ。この気絶したゴブリンさん。」
「どうしましょうか?」
俺がそう言うと、ガレンさんが我に返った。
「ゴ、ゴブリン……さん……?」
「はい。このまま放置するのも、可哀想ですし……。」
「あ、ガレンさんたちが町に連れて帰って、治療とか……」
「いや、しない!」
「ゴブリンは魔物だ! 敵だ!」
ガレンさんが大声で叫んだ。
そうか。敵、なのか。
俺にとっては、ただの「ちょっと凶暴なサル」くらいの認識だったが。
これが、文化の違いというやつか。
「そ、そうですか。じゃあ、このまま……」
「……いや。待て。ユウ殿。」
「あなた、さっき『しつけた』と言ったな」
ガレンさんが、真剣な目で俺を見つめてくる。
「はい。やんちゃ盛りなので、大変ですけど」
「あの……ドラゴンと狼とスライムを……どうやって……?」
「力で、無理やり押さえつけたのか……?」
「え? 力? とんでもない。」
「そんなことしたら、信頼関係が築けないじゃないですか」
俺は心外だった。
動物のしつけの基本は、愛情と根気だ。
力で押さえつけるなんて、三流以下のやることだ。
「ちゃんと、目を見て話すんです。」
「『これはダメ』『こっちは良いこと』って、丁寧に教えるんですよ。」
「そうすれば、いつか必ず分かってくれます」
俺がそう熱弁すると、ガレンさんとリーゼさんは、何かを理解したような顔で、深く頷いた。
「なるほど……『対話』か……」
「まさか……伝説のテイマーは、魔獣と『対話』する、というのは本当だったのか……」
「はあ? 対話?」
「ユウ殿!」
ガレンさんが、いきなり俺の手を強く握ってきた。
「なんだ、いきなり」
「我々が、あなたを町まで護衛します!」
「いいや、ぜひ、させてください!」
「え、本当ですか! 助かります!」
「ただし、一つだけお願いがある!」
ガレンさんは真剣な顔で続けた。
「なんでしょうか?」
「その……『しつけ』とやらを、決して人前で見せないでいただきたい……」
「はあ。分かりました?」
よく分からないが、二人が案内してくれるなら助かる。
俺は三匹を促し、冒険者二人の後について歩き始めた。
彼らは剣を持ち、硬そうな鎧を着ている。
これが、冒険者という職業なのだろうか。
二人は俺を見た。
それから、俺の後ろにいる三匹にも気づく。
最後は、ひどい状態になったゴブリンの残骸に目を向けた。
彼らは、完全に動きを止めていた。
「な……なんだ、今の……」
男の冒険者が、震える声でつぶやいた。
女の冒険者も、顔を青くしている。
彼女は、ルビに向かって指を震わせながら差し向けた。
「あのトカゲ……今、火を……?」
「それも、爆発魔法みたいな、すごい火を……」
「あ、どうも。こんにちは」
俺はとりあえず、できるだけ優しく挨拶してみた。
彼らはビクッと、大きく肩を揺らした。
二人の視線が、慌てて俺に移る。
その目は、ひどい恐怖と混乱でいっぱいだった。
「けがはありませんか。」
「うちの子たちが、ちょっと、その……」
「遊びが激しすぎたみたいで、すみません」
俺がぺこりと頭を下げると、二人はますます混乱した顔になった。
「「え……?」」
「あ、いえ、だから、この子たちが……」
『ユウ、このひとたち、だれ?』
ルビが俺の足元に、トコトコと寄ってきた。
小さな首を、こてんと傾げる。
その可愛らしい仕草を見て、女の冒険者が「ひっ」と小さな悲鳴を上げた。
うーん、どうやら俺の子供たちは、あまり好かれていないらしい。
見た目がトカゲとスライムと子犬だから、仕方ないかもしれない。
「あ、俺はユウと言います。」
「この子たちの、世話をしているんです」
「世話……?」
「あなたが……この魔物たちの、世話を……?」
男の冒険者が、信じられないという顔で聞き返してきた。
彼は俺と、俺の頭の上で満足そうにしている、ぷるんを交互に見ている。
「はあ。まあ、飼育員みたいなものです」
「し、飼育員……?」
「はい。動物にご飯をあげたり、お世話をしたりする仕事です。」
「……ところで、あなた方は?」
俺が尋ねると、男のほうがハッとした。
彼は慌てて、腰に下げていた剣をさやに納めた。
「お、失礼した。」
「俺はガレン。こっちはリーゼ。」
「Cランクの冒険者だ」
「冒険者……。やっぱり、そうなんですね。」
「テレビで見るみたいで、かっこいいです」
「いや、そんなことより……ユウ殿。」
「あなた、一体何者なんだ?」
「ただの飼育員が、こんな森の奥深くにいるなんて……」
「しかも、そんな……物語に出てくるような魔獣を連れて……」
ガレンさんはそこで言葉を区切り、ごくりと唾を飲んだ。
物語に出てくる魔獣?
この子たちが、そんな大したものだろうか。
「え? 物語? この子たちは、ただのトカゲとスライムと子犬ですよ?」
「ほら、こんなに小さいじゃないですか」
俺がそう言ってコロの頭を撫でる。
コロは嬉しそうに『わふー』と尻尾を振って鳴いた。
しかし、ガレンさんとリーゼさんの顔色は、一向に良くならない。
むしろ、さっきよりもさらに青ざめていくようだった。
「ガレンさん……あのトカゲ、さっき火を噴きましたよね……」
「ゴブリンが、一瞬で炭になって……」
「ああ、見た。あれはレッドドレイクの子供……いや、それ以上だ。」
「エンシェントドラゴン、とか言われても信じるぞ……」
「あの子犬……ゴブリンリーダーの動きを、目で追えなかった……。」
「それに、あのスライム、魔法を……」
「ああ。魔力を喰うスライム……エンペラースライム、か?」
「馬鹿な……おとぎ話の中だけの存在のはずだ……」
二人が何やら小声で話し合っている。
ドラゴン? エンペラー?
この子たちのことを、言っているのだろうか。
ずいぶんと大げさな名前が、次々と出てきたものだ。
「あの、すみません。」
「俺たち、道に迷ってまして」
俺は二人の会話を止めて、本題を切り出した。
「もしよろしければ、一番近い町まで案内していただけませんか?」
「この子たちのご飯も、そろそろ買い出しに行きたくて」
「ま、町に……?」
「これを……この魔獣たちを、連れて……?」
リーゼさんが、引きつった笑みを浮かべた。
ガレンさんも、額から大量の汗を流している。
「はい。この子たちを置いていくわけには、いきませんから。」
「大丈夫ですよ、ちゃんとしつけてますから。」
「人様に迷惑は、絶対にかけません」
俺は胸を張って答えた。
動物園の飼育員として、しつけには自信がある。
さっきも、危ないことをした三匹を、ちゃんと叱ったところだ。
『ユウ、おなかへった』
『そろそろごはんのじかん?』
『さっきうごいたから、おなかすいたー』
三匹が同時に、俺に訴えかけてくる。
おっと、いけない。
もうそんな時間か。
「あ、すみません。ちょっと待ってくださいね。」
「この子たち、お腹が空いたみたいで」
俺は慌てて、持っていた木の皮の皿に、特製のペーストを盛り付け始めた。
ガレンさんとリーゼさんは、そんな俺の行動を、ぽかんと見ている。
「あ、そうだ。この気絶したゴブリンさん。」
「どうしましょうか?」
俺がそう言うと、ガレンさんが我に返った。
「ゴ、ゴブリン……さん……?」
「はい。このまま放置するのも、可哀想ですし……。」
「あ、ガレンさんたちが町に連れて帰って、治療とか……」
「いや、しない!」
「ゴブリンは魔物だ! 敵だ!」
ガレンさんが大声で叫んだ。
そうか。敵、なのか。
俺にとっては、ただの「ちょっと凶暴なサル」くらいの認識だったが。
これが、文化の違いというやつか。
「そ、そうですか。じゃあ、このまま……」
「……いや。待て。ユウ殿。」
「あなた、さっき『しつけた』と言ったな」
ガレンさんが、真剣な目で俺を見つめてくる。
「はい。やんちゃ盛りなので、大変ですけど」
「あの……ドラゴンと狼とスライムを……どうやって……?」
「力で、無理やり押さえつけたのか……?」
「え? 力? とんでもない。」
「そんなことしたら、信頼関係が築けないじゃないですか」
俺は心外だった。
動物のしつけの基本は、愛情と根気だ。
力で押さえつけるなんて、三流以下のやることだ。
「ちゃんと、目を見て話すんです。」
「『これはダメ』『こっちは良いこと』って、丁寧に教えるんですよ。」
「そうすれば、いつか必ず分かってくれます」
俺がそう熱弁すると、ガレンさんとリーゼさんは、何かを理解したような顔で、深く頷いた。
「なるほど……『対話』か……」
「まさか……伝説のテイマーは、魔獣と『対話』する、というのは本当だったのか……」
「はあ? 対話?」
「ユウ殿!」
ガレンさんが、いきなり俺の手を強く握ってきた。
「なんだ、いきなり」
「我々が、あなたを町まで護衛します!」
「いいや、ぜひ、させてください!」
「え、本当ですか! 助かります!」
「ただし、一つだけお願いがある!」
ガレンさんは真剣な顔で続けた。
「なんでしょうか?」
「その……『しつけ』とやらを、決して人前で見せないでいただきたい……」
「はあ。分かりました?」
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