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俺たちはガレンさんとリーゼさんに先導されていた。
アリストンという町に向かって、森の中を歩き続ける。
森の中は、色々な植物や虫がいて、とても興味深い。
『あ、あのキノコ、たべられるよ!』
『でも、ちょっとにがい!』
近くのキノコたちが、元気に話しかけてくる。
なるほど。
このスキルがあれば、食料調達には困らなそうだ。
「それにしても、ユウ殿。」
「その……お子さんたちは、いつも何を食べているんだ?」
前を歩いていたガレンさんが、不思議そうに尋ねてきた。
彼はちらちらと、ルビたちを見ている。
まだ、警戒を解いていないようだ。
「え? 食べ物ですか?」
「さっきも食べさせましたけど、あれですよ。」
「俺の特製ペーストです」
「あの、ペースト……。」
「あれは、一体何でできているんだ?」
「ものすごい魔力を、感じたんだが……」
「魔力? さあ。ただの木の実とイモですよ。」
「栄養バランスを考えて、すり潰して混ぜただけです。」
「動物の赤ちゃんには、消化が良くてタンパク質が多い食事が、一番ですからね」
俺がそう答えると、ガレンさんとリーゼさんは顔を見合わせた。
「木の実と……イモ……?」
「あれが……? あの魔力の塊みたいな食べ物が……?」
「はい。あ、あと甘い蜜も少し。味付けです」
「し、信じられん……。」
「あの高密度の魔力エネルギーを、『味付け』だと……?」
ガレンさんは頭を抱えてしまった。
リーゼさんも青い顔で、ぶつぶつとつぶやいている。
「伝説級の魔獣は、栄養価の高い木の実とイモで育つ……。」
「ギルドの常識が、今日、覆される……」
何をそんなに驚いているんだろうか。
動物の飼育なんて、基本はどこの世界でも同じだと思うんだが。
そんなことを考えていると、ルビが駆け寄ってきた。
『ユウー、だっこ! つかれたー!』
「お、なんだルビ。もう疲れたのか。」
「しょうがないな」
俺はルビをひょいと抱き上げた。
トカゲ独特の、ひんやりとした肌触りが気持ちいい。
ルビは俺の腕の中で、安心したように目を閉じた。
その光景を見て、リーゼさんがまた「ひっ」と息をのんだ。
「だ、抱っこ……。」
「あの、火炎を吐くドラゴンを……素手で……」
「え? だって、この子、まだ赤ちゃんだし。」
「体温調節が、苦手みたいなんですよ。」
「冷えるとすぐに、くしゃみしちゃうんで」
『ふぇっくしょん!』
俺の言葉に反応したかのように、ルビが小さなくしゃみをした。
鼻から、ぽすっと小さな煙が上がる。
「ほらね。やっぱり、ちょっと冷えてきたかな」
俺はルビのお腹を、優しく撫でてやる。
「ガレンさん、すみません。」
「少し休憩しても、いいですか?」
「この子を、温めたいので」
「あ、ああ。構わんが……」
俺たちは近くの開けた場所で、休憩を取ることにした。
俺が焚き火の準備を始めようとする。
すると、ガレンさんたちが慌てて手伝ってくれた。
すぐに小さな火が、パチパチと音を立てる。
俺はルビを火のそばにそっと寝かせた。
持っていた大きな葉っぱを、お腹にかけてやった。
『んー……あったかい……』
ルビは気持ちよさそうに、体を丸くしている。
コロもその隣に、ぴたりとくっついて寝始めた。
ぷるんは俺の頭の上で、日向ぼっこをしている。
とても、平和な光景だ。
「ユウ殿は……本当に、その……」
「動物の世話が、上手なんだな」
ガレンさんが、感心したように言った。
「いえ、これくらい普通ですよ。」
「飼育員なら、誰でもやります」
「そう、なのか……?」
「はい。動物の生態を、ちゃんと理解するんです。」
「そして、その子に一番合った環境を、提供するんです。」
「それが、俺たちの仕事ですから」
俺が胸を張って答えると、ガレンさんとリーゼさんは、なぜかすごく尊敬したような目で俺を見てきた。
そんなに大したことは、言っていないつもりなんだが。
その時だった。
森の奥から、獣の低い唸り声が聞こえてきた。
ガサガサと、大きく茂みが揺れる。
大きな影が、ゆっくりと姿を現した。
二本の足で立ち上がった、巨大なクマだ。
「なっ! フォレストベアだと!?」
ガレンさんが、素早く剣を抜いた。
「Bランクモンスターだ!」
「リーゼ、援護を! ユウ殿は下がって!」
ガレンさんは叫び、クマに向かって駆け出そうとした。
しかし、それよりも早く、俺の前にコロが飛び出していた。
『ユウには、さわらせない!』
クマは俺たちを獲物と決めたのか、太い腕を振り上げた。
そして、コロに向かって、鋭い爪を振り下ろした。
「あ! こら、コロ! 危ない!」
俺が叫んだが、間に合わない。
ガレンさんも「しまった!」という顔をしている。
クマの鋭い爪が、コロの小さな頭に、まっすぐ向かっていく。
キンッ!
鈍い金属音のような音が、森に響いた。
クマの動きが、ぴたりと止まる。
そして、次の瞬間。
「グギャアアアアアアア!!」
クマが、耳をつんざくような声で絶叫した。
見ると、クマの自慢だったはずの爪が、根元から無残に折れ曲がっている。
一方のコロは、きょとんとした顔でクマを見上げていた。
『ん? いま、なにかされた?』
『あたま、ちょっとかゆいかも』
コロはそう言って、後ろ足でポリポリと頭をかいている。
クマは、自分の折れた爪と、無傷のコロを交互に見た。
わなわなと、全身を震わせ始めた。
「こ、コロ! だから言っただろ!」
「いきなり飛び出すなって! ……あ、クマさん、ごめんなさい。」
「爪、大丈夫ですか?」
俺は慌てて、クマに駆け寄ろうとした。
うちの子が、相手の大事な爪を折ってしまった。
飼い主として、ちゃんと謝らないといけない。
「グッ……!?」
俺が近づくと、クマはビクッと体を震わせた。
そして、そのまま猛烈な勢いで踵を返した。
森の奥へと、一目散に逃げていった。
あっという間に、姿は見えなくなってしまった。
「あ……行っちゃった。」
「もう、コロ。乱暴にしちゃダメだろ」
『だって、ユウがあぶなかったから……』
コロはしゅんとして、耳をぺたんと垂れた。
「うーん。まあ、ユウを守ろうとしてくれたのは、ありがとう。」
「でも、やりすぎだ」
「……」
「……」
俺がコロを叱っていると、ガレンさんとリーゼさんが、魂が抜けたような顔で立ち尽くしていた。
「どうかしましたか? 二人とも」
「……なあ、リーゼ。俺、今、何を見た?」
「……Bランクモンスターの爪が……子犬の頭に当たって……折れました……」
「そう、だよな……。」
「俺、もう冒険者、辞めようかな……」
ガレンさんが、がっくりと膝から崩れ落ちた。
「え、なんでですか!?」
「まだまだ、元気じゃないですか」
「ユウ殿……。」
「あんた、自分が何を飼ってるか、本当に分かってないのか……?」
「え? だから、子犬とトカゲとスライムですよ?」
俺の答えに、ガレンさんは深く、ふかーいため息をついた。
よく分からないが、俺は何か間違ったことを言っただろうか。
首を傾げる俺の頭の上で、ぷるんが『?』という形に変わった。
アリストンという町に向かって、森の中を歩き続ける。
森の中は、色々な植物や虫がいて、とても興味深い。
『あ、あのキノコ、たべられるよ!』
『でも、ちょっとにがい!』
近くのキノコたちが、元気に話しかけてくる。
なるほど。
このスキルがあれば、食料調達には困らなそうだ。
「それにしても、ユウ殿。」
「その……お子さんたちは、いつも何を食べているんだ?」
前を歩いていたガレンさんが、不思議そうに尋ねてきた。
彼はちらちらと、ルビたちを見ている。
まだ、警戒を解いていないようだ。
「え? 食べ物ですか?」
「さっきも食べさせましたけど、あれですよ。」
「俺の特製ペーストです」
「あの、ペースト……。」
「あれは、一体何でできているんだ?」
「ものすごい魔力を、感じたんだが……」
「魔力? さあ。ただの木の実とイモですよ。」
「栄養バランスを考えて、すり潰して混ぜただけです。」
「動物の赤ちゃんには、消化が良くてタンパク質が多い食事が、一番ですからね」
俺がそう答えると、ガレンさんとリーゼさんは顔を見合わせた。
「木の実と……イモ……?」
「あれが……? あの魔力の塊みたいな食べ物が……?」
「はい。あ、あと甘い蜜も少し。味付けです」
「し、信じられん……。」
「あの高密度の魔力エネルギーを、『味付け』だと……?」
ガレンさんは頭を抱えてしまった。
リーゼさんも青い顔で、ぶつぶつとつぶやいている。
「伝説級の魔獣は、栄養価の高い木の実とイモで育つ……。」
「ギルドの常識が、今日、覆される……」
何をそんなに驚いているんだろうか。
動物の飼育なんて、基本はどこの世界でも同じだと思うんだが。
そんなことを考えていると、ルビが駆け寄ってきた。
『ユウー、だっこ! つかれたー!』
「お、なんだルビ。もう疲れたのか。」
「しょうがないな」
俺はルビをひょいと抱き上げた。
トカゲ独特の、ひんやりとした肌触りが気持ちいい。
ルビは俺の腕の中で、安心したように目を閉じた。
その光景を見て、リーゼさんがまた「ひっ」と息をのんだ。
「だ、抱っこ……。」
「あの、火炎を吐くドラゴンを……素手で……」
「え? だって、この子、まだ赤ちゃんだし。」
「体温調節が、苦手みたいなんですよ。」
「冷えるとすぐに、くしゃみしちゃうんで」
『ふぇっくしょん!』
俺の言葉に反応したかのように、ルビが小さなくしゃみをした。
鼻から、ぽすっと小さな煙が上がる。
「ほらね。やっぱり、ちょっと冷えてきたかな」
俺はルビのお腹を、優しく撫でてやる。
「ガレンさん、すみません。」
「少し休憩しても、いいですか?」
「この子を、温めたいので」
「あ、ああ。構わんが……」
俺たちは近くの開けた場所で、休憩を取ることにした。
俺が焚き火の準備を始めようとする。
すると、ガレンさんたちが慌てて手伝ってくれた。
すぐに小さな火が、パチパチと音を立てる。
俺はルビを火のそばにそっと寝かせた。
持っていた大きな葉っぱを、お腹にかけてやった。
『んー……あったかい……』
ルビは気持ちよさそうに、体を丸くしている。
コロもその隣に、ぴたりとくっついて寝始めた。
ぷるんは俺の頭の上で、日向ぼっこをしている。
とても、平和な光景だ。
「ユウ殿は……本当に、その……」
「動物の世話が、上手なんだな」
ガレンさんが、感心したように言った。
「いえ、これくらい普通ですよ。」
「飼育員なら、誰でもやります」
「そう、なのか……?」
「はい。動物の生態を、ちゃんと理解するんです。」
「そして、その子に一番合った環境を、提供するんです。」
「それが、俺たちの仕事ですから」
俺が胸を張って答えると、ガレンさんとリーゼさんは、なぜかすごく尊敬したような目で俺を見てきた。
そんなに大したことは、言っていないつもりなんだが。
その時だった。
森の奥から、獣の低い唸り声が聞こえてきた。
ガサガサと、大きく茂みが揺れる。
大きな影が、ゆっくりと姿を現した。
二本の足で立ち上がった、巨大なクマだ。
「なっ! フォレストベアだと!?」
ガレンさんが、素早く剣を抜いた。
「Bランクモンスターだ!」
「リーゼ、援護を! ユウ殿は下がって!」
ガレンさんは叫び、クマに向かって駆け出そうとした。
しかし、それよりも早く、俺の前にコロが飛び出していた。
『ユウには、さわらせない!』
クマは俺たちを獲物と決めたのか、太い腕を振り上げた。
そして、コロに向かって、鋭い爪を振り下ろした。
「あ! こら、コロ! 危ない!」
俺が叫んだが、間に合わない。
ガレンさんも「しまった!」という顔をしている。
クマの鋭い爪が、コロの小さな頭に、まっすぐ向かっていく。
キンッ!
鈍い金属音のような音が、森に響いた。
クマの動きが、ぴたりと止まる。
そして、次の瞬間。
「グギャアアアアアアア!!」
クマが、耳をつんざくような声で絶叫した。
見ると、クマの自慢だったはずの爪が、根元から無残に折れ曲がっている。
一方のコロは、きょとんとした顔でクマを見上げていた。
『ん? いま、なにかされた?』
『あたま、ちょっとかゆいかも』
コロはそう言って、後ろ足でポリポリと頭をかいている。
クマは、自分の折れた爪と、無傷のコロを交互に見た。
わなわなと、全身を震わせ始めた。
「こ、コロ! だから言っただろ!」
「いきなり飛び出すなって! ……あ、クマさん、ごめんなさい。」
「爪、大丈夫ですか?」
俺は慌てて、クマに駆け寄ろうとした。
うちの子が、相手の大事な爪を折ってしまった。
飼い主として、ちゃんと謝らないといけない。
「グッ……!?」
俺が近づくと、クマはビクッと体を震わせた。
そして、そのまま猛烈な勢いで踵を返した。
森の奥へと、一目散に逃げていった。
あっという間に、姿は見えなくなってしまった。
「あ……行っちゃった。」
「もう、コロ。乱暴にしちゃダメだろ」
『だって、ユウがあぶなかったから……』
コロはしゅんとして、耳をぺたんと垂れた。
「うーん。まあ、ユウを守ろうとしてくれたのは、ありがとう。」
「でも、やりすぎだ」
「……」
「……」
俺がコロを叱っていると、ガレンさんとリーゼさんが、魂が抜けたような顔で立ち尽くしていた。
「どうかしましたか? 二人とも」
「……なあ、リーゼ。俺、今、何を見た?」
「……Bランクモンスターの爪が……子犬の頭に当たって……折れました……」
「そう、だよな……。」
「俺、もう冒険者、辞めようかな……」
ガレンさんが、がっくりと膝から崩れ落ちた。
「え、なんでですか!?」
「まだまだ、元気じゃないですか」
「ユウ殿……。」
「あんた、自分が何を飼ってるか、本当に分かってないのか……?」
「え? だから、子犬とトカゲとスライムですよ?」
俺の答えに、ガレンさんは深く、ふかーいため息をついた。
よく分からないが、俺は何か間違ったことを言っただろうか。
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