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第2章
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ゼノと別れてすぐにキリトに見つかった。
こんなにあっさり見つかるとは思っていなかった。私は内心焦った。
キリトだけだったらなんとか巻けるか、と考えていた時。何と学園長のクレアメンスまで現れてしまった。
恐らくゼノは隠れて様子を見ていると思う。去ると言っておきながら、彼の魔力を少し感じるのだ。彼なりに見守っているつもりなのだろうか。
クレアメンスはキリトに魔法を仕掛ける。かなり殺気立っているようだ。いつも穏やかな様子からは想像もつかないような鋭い雰囲気だ。
そしてやはり、様子を見ていたのであろうゼノがひょっこりと現れる。
「ゼノ。やはり近くにおったのだな。」
「そうだよ。君が来ると思ってね。」
ゼノが来ると先程までクレアメンスから漏れる魔力で身動きが取れなかったが、体が軽くなり動かせるようになる。
ゼノが何かしたのかと彼を見ると、ゼノからも禍々しい魔力が漏れ出ていた。
憶測だが、ゼノとクレアメンスの魔力が相殺しあっているのだろう。そのため体が軽くなったのだと思う。
「うむ……。ここで決着をつけるべきなのかもしれぬな。魔の者と契約までしおって。人間としての矜持もなくしたようだの。」
「余計なお世話だよ。大体、人間のほうがよほど醜いよ。魔力の質が他人と違うだけで差別するんだからね。」
……完全な二人の世界を繰り広げられる。
問題は恋人同士の甘い時間ではなく、敵対するかつての旧友同士の殺伐とした争いである事だ。
ふと隣にいるフィオナを見ると二人の魔力に恐怖を覚えたのか、それとも敬愛するクレアメンスの変貌にショックを受けているのか。愕然として固まっていた。
「フィオナ、今の内にここを離れましょう。ここにいたら巻き込まれる……」
「逃がしはせぬよ。」
私がフィオナを連れ立って逃げようとするが、クレアメンスの声が辺りに響く。
途端に私たちが逃げようとした先の地面が割れ、先に進めなくなった。慌てて後ろに下がると植物が謎の急成長をしていて周りを囲まれる。
「なんで、こんないくつもの属性の魔法を使えるのよ!?」
思わず叫ぶ。
クレアメンスは光の使い手なのに、光以外の者を使いこなしている。チートじゃないの、コレ。
「いや、校長は光属性しか使えないはずだ。」
いつも間にかキリトがすぐ横に来ていた。
恐らく植物に追いやられてきたのだろう。
「あっ、そうか。」
フィオナがハッと気づくようなそぶりを見せた。
「光魔法で土や植物に干渉して増幅させてるんだわ。だから植物が急成長してるんじゃないかな?」
なるほど。それなら合点が行く。物質に宿る地属性に光魔法で干渉し増幅しているんだろう。
「なるほどね。てか、キリト先生。これどういう事なのかしら? 教師が生徒を傷つけていいと思ってんの?」
少し怒り気味になってしまった。
まさか、こんな所で校長と相対することになるとは思わなかった。最悪である。予定が狂いすぎている。
「うーん、君の言う通りだね。昔から校長の事は知っていたけど、まさか彼の闇嫌いがここまでとは思ってなかったよ。俺まで消されかけるとはね。ははは。」
キリトも予想外だったのか。
乾いた笑いをこぼしながら言う。ふと見るとキリトの腕に血がにじんでいるのが見えた。
ここまで植物に追いやられた時に怪我を負ったのだろうか。どうやら、校長は本気なようである。
私はハンカチを取り出した。
このままキリトに血を垂れ流し続けられても気分が悪い。
クレアメンスは私たちを足止めしたら満足したのか。先ほどからゼノと何やら魔法でやり合っている。こちらに攻撃を仕掛ける気は無さそうだ。先にゼノを片付けようというところだろうか。
彼らの様子を見ながらもキリトの腕をハンカチで縛る。その行動にキリトは驚いた顔をしていた。
「手当てしてくれるの? 優しいね、シェリア。」
「横でダラダラ血を流されても困るからよ。」
ギュッと力強く縛ってやるとキリトはいてっと言って少し顔をしかめた。
良い気味と思ってしまうのは私の性格が悪い証拠か。
「この調子ではクレアメンスさんを説得するのは無理そうですね……。」
フィオナがゼノとクレアメンスの争いを見てポツリと呟く。
「そうね。下手に介入するとこっちの身が危ないわ。」
ゼノとクレアメンスの実力は拮抗しているように見える。だが、クレアメンスは額に汗を浮かべているのに対し、ゼノはニコニコと微笑みながら余裕そうに見えるのが気になる。まだ実力を出し切っていない。そんな感じがする。
「あーあ。クレアメンス、君の実力ってこんなもんなの。僕がっかりだなぁ。」
ゼノが私たちに向ける笑顔とは別種類の笑顔を浮かべる。嘲笑、侮蔑。そういった類の昏い笑み。見ているこっちがゾッとするような笑顔。
「くっ。」
クレアメンスが苦しげに唸る。
拮抗しているように見えた力は徐々にゼノの優勢になっていたようだ。
「やっぱり肉体の老には勝てないね、クレアメンス。昔の君なら僕にだって勝てたかもしれないのに。」
ゼノの闇がじわじわと濃くなる。まるでネズミを追い詰めて遊ぶ猫のように。
「僕はずっと君を殺したくてたまらなかったよ。ようやくそれが叶うんだね。」
なっ。
ゼノはそこまでクレアメンスの事を憎んでいたのか。これはまずい感じがする。本当にゼノはクレアメンスを殺す気なのか。
「くくっ。クレアメンス。君の事大好きだったよ。」
クレアメンスは魔力を使い切ったのかその場に膝をつき苦しげな息をしている。
そんな彼にゼノはゆったりと歩いて近づいていく。
「一思いに楽にしてあげるよ、クレアメンス。」
ゼノはクレアメンスに手をかざす。本気だ。ゼノは本気で彼を殺すつもりだ。
「待って下さい! ゼノさん!」
いつの間にか私の横にいたフィオナがゼノ達の近くに移動していた。成長した植物をかき分けて進んだのだろう。手が切り傷だらけになっていた。
「邪魔をするのかな、フィオナ?」
ゼノは笑顔でフィオナを見るが目が笑っていない。
「お二人に何があったのかは分かりません。でも、クレアメンスさんを殺しても何の解決にもなりません!」
「そうだねぇ。君の言う通りだよ。でもそんなの所詮、綺麗事だよ。……邪魔だ、退いて。」
「きゃっ……」
ゼノが手を振るとフィオナが横に転がされるように飛ばされた。加減されているようだが、フィオナに危害を加えるなんて。
「邪魔が入ったね。さあ、終わりにしよう。」
ゼノが手をかざすとクレアメンスの頭上に無数の闇の剣が現れた。
「……さよなら、クレアメンス。」
無数の闇の刃が降り落ちた。クレアメンスは声も立てずに崩れ落ちた。じわりと地面に吸い込まれていく赤黒い彼の血。絶命したのは一目瞭然であった。
「いやああああああ!」
フィオナの叫び声が辺り一帯に響き渡った。
クレアメンスが動かなくなったことにより周りの植物は元の姿に戻っていった。だが、私もキリトも身動きが取れなかった。
「あはははは。……あーあ。本当に終わっちゃった。クレアメンス。呆気ないものだね。」
ゼノの笑い声が聞こえる。
まさか目の前で人が死ぬとは。ゲームで登場人物が死ぬのとは訳が違う。
「ねぇ、シェリア。良かったじゃない。これで君はクレアメンスに隔離されることもなくなるよ。」
ゼノがこちらを見やり、虚ろな表情で語りかける。
恐い。怖い。
純粋にそう感じた。
「僕が怖いの? シェリア。」
私の心を読んだかのようにゼノが問う。
「貴方そこまでクレアメンスの事嫌っていたの……?」
「ふふ。僕はクレアメンスの事友人として大好きだったよ。そして、だからこそ憎くもあった。……君達はそうならないように祈っているよ。またね、シェリア。」
ゼノはそう言って哀しげに微笑むと姿を消した。
私達は呆然とそこに立ち尽くすだけであった。
こんなにあっさり見つかるとは思っていなかった。私は内心焦った。
キリトだけだったらなんとか巻けるか、と考えていた時。何と学園長のクレアメンスまで現れてしまった。
恐らくゼノは隠れて様子を見ていると思う。去ると言っておきながら、彼の魔力を少し感じるのだ。彼なりに見守っているつもりなのだろうか。
クレアメンスはキリトに魔法を仕掛ける。かなり殺気立っているようだ。いつも穏やかな様子からは想像もつかないような鋭い雰囲気だ。
そしてやはり、様子を見ていたのであろうゼノがひょっこりと現れる。
「ゼノ。やはり近くにおったのだな。」
「そうだよ。君が来ると思ってね。」
ゼノが来ると先程までクレアメンスから漏れる魔力で身動きが取れなかったが、体が軽くなり動かせるようになる。
ゼノが何かしたのかと彼を見ると、ゼノからも禍々しい魔力が漏れ出ていた。
憶測だが、ゼノとクレアメンスの魔力が相殺しあっているのだろう。そのため体が軽くなったのだと思う。
「うむ……。ここで決着をつけるべきなのかもしれぬな。魔の者と契約までしおって。人間としての矜持もなくしたようだの。」
「余計なお世話だよ。大体、人間のほうがよほど醜いよ。魔力の質が他人と違うだけで差別するんだからね。」
……完全な二人の世界を繰り広げられる。
問題は恋人同士の甘い時間ではなく、敵対するかつての旧友同士の殺伐とした争いである事だ。
ふと隣にいるフィオナを見ると二人の魔力に恐怖を覚えたのか、それとも敬愛するクレアメンスの変貌にショックを受けているのか。愕然として固まっていた。
「フィオナ、今の内にここを離れましょう。ここにいたら巻き込まれる……」
「逃がしはせぬよ。」
私がフィオナを連れ立って逃げようとするが、クレアメンスの声が辺りに響く。
途端に私たちが逃げようとした先の地面が割れ、先に進めなくなった。慌てて後ろに下がると植物が謎の急成長をしていて周りを囲まれる。
「なんで、こんないくつもの属性の魔法を使えるのよ!?」
思わず叫ぶ。
クレアメンスは光の使い手なのに、光以外の者を使いこなしている。チートじゃないの、コレ。
「いや、校長は光属性しか使えないはずだ。」
いつも間にかキリトがすぐ横に来ていた。
恐らく植物に追いやられてきたのだろう。
「あっ、そうか。」
フィオナがハッと気づくようなそぶりを見せた。
「光魔法で土や植物に干渉して増幅させてるんだわ。だから植物が急成長してるんじゃないかな?」
なるほど。それなら合点が行く。物質に宿る地属性に光魔法で干渉し増幅しているんだろう。
「なるほどね。てか、キリト先生。これどういう事なのかしら? 教師が生徒を傷つけていいと思ってんの?」
少し怒り気味になってしまった。
まさか、こんな所で校長と相対することになるとは思わなかった。最悪である。予定が狂いすぎている。
「うーん、君の言う通りだね。昔から校長の事は知っていたけど、まさか彼の闇嫌いがここまでとは思ってなかったよ。俺まで消されかけるとはね。ははは。」
キリトも予想外だったのか。
乾いた笑いをこぼしながら言う。ふと見るとキリトの腕に血がにじんでいるのが見えた。
ここまで植物に追いやられた時に怪我を負ったのだろうか。どうやら、校長は本気なようである。
私はハンカチを取り出した。
このままキリトに血を垂れ流し続けられても気分が悪い。
クレアメンスは私たちを足止めしたら満足したのか。先ほどからゼノと何やら魔法でやり合っている。こちらに攻撃を仕掛ける気は無さそうだ。先にゼノを片付けようというところだろうか。
彼らの様子を見ながらもキリトの腕をハンカチで縛る。その行動にキリトは驚いた顔をしていた。
「手当てしてくれるの? 優しいね、シェリア。」
「横でダラダラ血を流されても困るからよ。」
ギュッと力強く縛ってやるとキリトはいてっと言って少し顔をしかめた。
良い気味と思ってしまうのは私の性格が悪い証拠か。
「この調子ではクレアメンスさんを説得するのは無理そうですね……。」
フィオナがゼノとクレアメンスの争いを見てポツリと呟く。
「そうね。下手に介入するとこっちの身が危ないわ。」
ゼノとクレアメンスの実力は拮抗しているように見える。だが、クレアメンスは額に汗を浮かべているのに対し、ゼノはニコニコと微笑みながら余裕そうに見えるのが気になる。まだ実力を出し切っていない。そんな感じがする。
「あーあ。クレアメンス、君の実力ってこんなもんなの。僕がっかりだなぁ。」
ゼノが私たちに向ける笑顔とは別種類の笑顔を浮かべる。嘲笑、侮蔑。そういった類の昏い笑み。見ているこっちがゾッとするような笑顔。
「くっ。」
クレアメンスが苦しげに唸る。
拮抗しているように見えた力は徐々にゼノの優勢になっていたようだ。
「やっぱり肉体の老には勝てないね、クレアメンス。昔の君なら僕にだって勝てたかもしれないのに。」
ゼノの闇がじわじわと濃くなる。まるでネズミを追い詰めて遊ぶ猫のように。
「僕はずっと君を殺したくてたまらなかったよ。ようやくそれが叶うんだね。」
なっ。
ゼノはそこまでクレアメンスの事を憎んでいたのか。これはまずい感じがする。本当にゼノはクレアメンスを殺す気なのか。
「くくっ。クレアメンス。君の事大好きだったよ。」
クレアメンスは魔力を使い切ったのかその場に膝をつき苦しげな息をしている。
そんな彼にゼノはゆったりと歩いて近づいていく。
「一思いに楽にしてあげるよ、クレアメンス。」
ゼノはクレアメンスに手をかざす。本気だ。ゼノは本気で彼を殺すつもりだ。
「待って下さい! ゼノさん!」
いつの間にか私の横にいたフィオナがゼノ達の近くに移動していた。成長した植物をかき分けて進んだのだろう。手が切り傷だらけになっていた。
「邪魔をするのかな、フィオナ?」
ゼノは笑顔でフィオナを見るが目が笑っていない。
「お二人に何があったのかは分かりません。でも、クレアメンスさんを殺しても何の解決にもなりません!」
「そうだねぇ。君の言う通りだよ。でもそんなの所詮、綺麗事だよ。……邪魔だ、退いて。」
「きゃっ……」
ゼノが手を振るとフィオナが横に転がされるように飛ばされた。加減されているようだが、フィオナに危害を加えるなんて。
「邪魔が入ったね。さあ、終わりにしよう。」
ゼノが手をかざすとクレアメンスの頭上に無数の闇の剣が現れた。
「……さよなら、クレアメンス。」
無数の闇の刃が降り落ちた。クレアメンスは声も立てずに崩れ落ちた。じわりと地面に吸い込まれていく赤黒い彼の血。絶命したのは一目瞭然であった。
「いやああああああ!」
フィオナの叫び声が辺り一帯に響き渡った。
クレアメンスが動かなくなったことにより周りの植物は元の姿に戻っていった。だが、私もキリトも身動きが取れなかった。
「あはははは。……あーあ。本当に終わっちゃった。クレアメンス。呆気ないものだね。」
ゼノの笑い声が聞こえる。
まさか目の前で人が死ぬとは。ゲームで登場人物が死ぬのとは訳が違う。
「ねぇ、シェリア。良かったじゃない。これで君はクレアメンスに隔離されることもなくなるよ。」
ゼノがこちらを見やり、虚ろな表情で語りかける。
恐い。怖い。
純粋にそう感じた。
「僕が怖いの? シェリア。」
私の心を読んだかのようにゼノが問う。
「貴方そこまでクレアメンスの事嫌っていたの……?」
「ふふ。僕はクレアメンスの事友人として大好きだったよ。そして、だからこそ憎くもあった。……君達はそうならないように祈っているよ。またね、シェリア。」
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