92 / 232
アルガド視点
1
しおりを挟む※アルガド視点
メラニアを上手くハメて、婚約翌日に寝取られた悲劇の婚約者という称号を得たわたしは、父親とメラニアの実家に対し、彼女の不貞の事実と行方不明となっている事態を記した書簡を託した使者を出していた。
婚約は家同士で交わした約束事であり、わたしの一存では正式な破棄ができないため、両家の当主に対して街の住人に事実として認知されたことを伝え、交わした約束を放棄してもらうことにしている。
宰相閣下からの口利きで決まったこの婚約が、召喚術士を持っていたメラニアを使って、わたしの暗殺を企てていたことも父親には伝えてあり、ヴィーハイブ家との婚約破棄は確実視されているのだ。
そして、問題のメラニアもグレイズの必死の捜索も虚しく街では発見できず、ダンジョン内を捜索すると冒険者たちを募って潜って、はや三日近くが過ぎていた。
屋敷ではマリアンと祝杯を挙げ、外では婚約者を寝取られた悲劇の婚約者という仮面を被り、粛々と冒険者ギルドで執務をこなしていた。
そんな時、執務室のドアが激しくノックされていた。
「た、大変です!! メラニアさんを捜索しに潜った冒険者たちが!」
ドアが開いたかと思うとアルマが血相を変えて飛び込んできた。
「アルマ! わたしは入室を許可した覚えはないぞっ!」
すでに冒険者ギルドの売り上げを誤魔化す悪事に加担させ、その罪悪感に付け込んだことで、アルマはわたしに逆らわなくなっている。
不躾な入室をしたアルマに机を叩いて大きな音を出し、威圧的な声で叱責していく。
「ひぅ。す、すみません」
怯えた眼でわたしを見るアルマに嗜虐心が刺激されていた。気弱な女を苛めながら愛でるのは大いにわたしの好みを満足させるのであった。
「まぁ、いい。今後は気を付けるようにな。わたしは不調法な女は嫌いだと言っておく。例の件をバラされたくなければ、こちらが満足する気遣いを見せるようにな」
「は、はい。心得ておきます」
暗くどんよりとした顔をしたアルマが入室時に見せた勢いを萎ませていた。
「ですが、緊急事態ですのでご報告をさせてもらいます。グレイズさんと一緒にメラニアさんを探しに潜った駆け出し冒険者と中堅に上がったばかりの冒険者たちが捜索期限とした三日を過ぎても戻らないんです。捜索に参加したのは一〇〇名以上いるんです」
アルマが怯えた表情を浮かべて緊急事態を伝えてきていた。
「ふむ、冒険者が一〇〇名ほど遭難したかもしれぬと申すか。だが、あの女が見つからずに捜索を延長したのかもしれんぞ」
「私もそう思いまして、地上にいたベテラン冒険者に捜索に参加した冒険者たちの捜索を依頼したら、大変なことが発覚したのでご報告に来たのです」
「もったいぶるな。早く言え」
「はい……。捜索したベテラン冒険者たちの証言では、第六階層で深層階でしか現れない金色宝箱と思われるドロップ品が発見され、グレイズさんを始め捜索に参加した冒険者を巻き込んで集団転移が発動したのではないかと思われまして……。ダンジョン内を転移させられたものと思われます」
「金色宝箱とかいう魔物のことは知らぬが、転移というとダンジョン内で強制移動させられたということか?」
「は、はい。その魔物は宝箱に偽装して、箱を開けた冒険者たちを含む、かなりの広い範囲で転移魔法が発動し、どこに飛ばされるか分からないといった事態に陥るのです。上の階層に飛ばされるならまだいいですが、深層階や最悪ダンジョンの壁の中といった話も冒険者の噂として聞かれています」
アルマが飛ばされたと思われる冒険者たちを心配している顔をさせていた。
彼女のもたらした報告に思わず笑みがこぼれそうになってしまう。
あの忌々しいグレイズやメラニアが、ダンジョンで本当に行方不明になったらしい。第六階層で飛ばされたとのことで、上層階であればすでに探索した冒険者たちと合流しているはずなので、選択肢としては第六階層より下。しかも、数日経っても帰還しないところを見ると中層階の深い場所か、深層階、もしくは壁の中ってこともありえるようだ。
グレイズの捜索隊には駆け出しの冒険者や、中堅に上がりたての冒険者が多数参加しており、それらを巻き込んで深い階層に飛ばされていたらと考えた。
あのお人好しのグレイズのことだ、きっと雑魚の冒険者たちを見捨てられずに構って共倒れする可能性もあるな。これは、わたしに運が向いてきたのかもしれんぞ。
わたしの優雅な独身生活を奪い、面倒ごとを持ち込んできたうざったいグレイズがくたばるためになら、雑魚の冒険者が一〇〇名くらい行方不明になるくらいどうってことはない。減ったら、周辺の農村から勝手に補充されるはずだしな。
アルマの報告を受け、わたしはすぐに最善と思われる仕事をすることにした。
「報告は了解した。金色宝箱の低層階出現という非常事態と判断し、これよりダンジョンへの探索行をどのランクの冒険者パーティーであれ、一週間禁止とすることにした」
「探索の一週間禁止ですかっ!! それは冒険者たちの食い扶持を取り上げるようなものです!! 非常事態とはいえ、いささかやりすぎではありませんか!」
手近にあったテーブルを強く叩くと大きな音を出して、彼女を萎縮させていく。気の弱い女は大きな音によって威圧して、従わせるのに限るのだ。
「アルマっ! ギルドマスターの判断に異を唱えるのか! すでに一〇〇名近い冒険者を行方不明にしているのに、金色宝箱の発生理由が分らぬ場所へ更に冒険者を送り込んで行方不明者を量産したら、君が責任を取ってくれるのかね!! 違うだろ!! 責任はギルドマスターであるわたしが負わねばならぬのだ!!! ならば、安全が確保できるまではダンジョンの探索を中止するしかないであろうが!!」
「ひぅ! あ、あの、でも……冒険者一〇〇名ですよ。それも、駆け出しから中堅になり立てのパーティー中心のこれからのブラックミルズを担うパーティーなんですが……。彼らを見捨てるのですか……。そんなのって……。そんなの。それに探索ができなくなったら冒険者のみんなが……」
アルマが再び言い募ってきたが、行方不明になったのが、駆け出しや中堅になり立てというゴミのような奴等である。これが、ベテランの上位冒険者一〇〇名であれば、捜索隊を出す価値はあるが、使い捨ての駆け出しと、多少物になった程度の中堅なり立てのパーティーなど、いくらでも補充が利く存在である。
それに、せっかくグレイズたちが野垂れ死ぬ可能性があるのを助ける必要もない。一週間もダンジョンに潜っていれば持ち込んだ物資も尽きて餓死という可能性も出てくる。
一週間ほど冒険者ギルドの売り上げが出なくなるのは多少痛いが、その金でグレイズやメラニアが消えるなら安いものだと思えた。
ふたたび机を激しく叩き、大きな音をだして威圧をしていく。
「それに行方不明者は駆け出しと、中堅なり立てであろう。そんなゴミみたいな冒険者が一〇〇名、二〇〇名いなくなったところで、どこからか補充してこれば済むだけの話だ。今回の件が上位冒険者たちであれば、捜索隊の検討もしたがな。行方不明者捜索に上位冒険者を投入して彼らが同じように転移させられる危険を避ける意味も含んだ探索禁止令だ」
「ひぅ! ですが、彼ら駆け出しや中堅なり立ての冒険者たちがいなければ、冒険者ギルドは成り立ちません……。せめて、地上にいるベテラン冒険者たちで捜索隊を結成して派遣した方が……。頼みます。お願いですから捜索隊の派遣を」
「アルマ! くどいぞ! その話はもうするな。ギルドマスターとしてのわたしの判断は、捜索隊の結成は不要だ! 貴重な冒険者ギルドの資金や上位冒険者を危険に晒してまで捜索するに値する者たちではない! いいな、これは冒険者ギルドの決定事項だ! 再開の判断は一週間後にわたしが雇った冒険者を派遣してから決める。それまではダンジョンの入り口は衛兵隊によって閉鎖だ」
わたしの捜索隊不要の決定を聞いてアルマが愕然とした顔をしているが、誰がここのボスであるのかを、まずは分からせなければならない。
ブラックミルズの冒険者ギルドのボスは私なのだ。
今一度、アルマに対して、すぐにダンジョン探索禁止令を実施するように促す強い視線を送り込む。
「アルガド様、なにとぞ、ご再考を……。捜索隊だけでもお願いします。グレイズさんが巻き込まれているんです。だから……」
捜索隊の派遣を懇願するアルマの口から、ブラックミルズの闇市を壊滅させた男の名が出ていた。
そういえば、このアルマはあのグレイズに惚れているらしい。そういった女を無理矢理に自分の物にするというのも、それはそれで悪くない気分である。
しかも、あの忌々しいグレイズに惚れているとなれば、あいつのせいで色々と溜め込んだストレスのはけ口になりそうであった。
激しい拒絶を示すため、力の限り執務机を思いっきり叩く。
「くどいぞ!! 冒険者ギルドとしては、捜索隊は出さぬ!! これは二度と覆さぬ!!」
「そんな……」
アルマが泣き崩れるように床に座り込んでいった。
あの男が今回の転移に絡んでいたとすれば、深層階に飛ばされて消えてくれることを願いたい。
わたしの優雅な生活をぶち壊した男に与えられた神罰だと思うと、ざまぁみろと言いたくもなる。
今回の事態を好機と捉え、グレイズの影響力を排除するため、ヴィケットに依頼して冒険者ギルドとは別に闇市で捌く品物を探索させている冒険者たちを送り込んで、ダンジョン内で始末させることにしよう。帰ってこなければ、ダンジョンで転移させられ壁に埋まったと発表すればいい。メラニアもどうせなら一緒に巻き込まれて死んだことにしておくか。
一石二鳥の事態が舞い込んだことで、わたしの理想とするマリアンとの優雅な生活への道が開かれた気がしていた。
「アルマ、すぐにダンジョン禁止令をブラックミルズ冒険者に布告しろ! いいか、今すぐだ!」
泣き崩れていたアルマがゆっくりと立ち上がると、聞き取れないほどかすかな声で返事をしていた。
「……は、はい。承知……しま……した」
アルマは力なくドアを開け、よろよろとした歩きで階下の職員事務室へと向かっていった。
こうして、わたしが布告した『ダンジョン探索禁止令』は即日布告され、ブラックミルズダンジョンの入り口は衛兵隊によって封鎖されることになった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。