異聞・鎮西八郎為朝伝 ― 日本史上最強の武将・源為朝は、なんと九尾の狐・玉藻前の息子であった!

第11回歴史・時代小説大賞 参加中! 現在の順位:8
 転生、タイムスリップなし。陰謀、あやかし、無双、男気あり。
 源氏の嫡流・源為義と美貌の白拍子の間に生まれた八郎為朝は、武士の世の夜明けを鮮烈に飾る無敵の武将。その誕生の秘密と数奇な運命に彩られた生涯は?

 鳥羽院の寵姫となった母に去られ、出生の謎ゆえに父に疎まれながらも、良き師、信頼できる仲間と出会い逞しく成長。京の都での大暴れの末に源家を勘当されるが、そんな逆境はふふんと笑い、放逐された地・九州を平らげ、威勢を轟かす。
 やがて保元の乱が勃発。史記や三国志に描かれる項羽、呂布、関羽をも凌ぐ古今無類の武勇を示すも不運な敗戦。
 しかし、尚のこと心機一転。英雄神さながらに自らを奮い立て、この世を乱す元凶である母・玉藻、実はあまたの国々を滅ぼした大魔縁・九尾の狐との最後の対決に挑む!

 鎮西八郎、すなわち源為朝とは、頼朝、義経兄弟の叔父にあたる伝説的な人物。
 激動の時代・平安最末期を舞台に、平清盛、源義朝をはじめ、崇徳院、法然上人など、天皇、上皇、著名な公卿や武士、高僧といった歴史上の重要人物も多数登場。
 海賊衆や陰陽師も入り乱れ、波乱に満ちた半生記です。
 弁慶、常盤御前、白縫姫など、豪傑、美女も続々現れますよ。

 さあ、始まり始まりぃ~😄

 ★第11回歴史・時代小説大賞参加作品です。
  応援よろしくお願い致します。できれば投票も (笑)

 ★当分の間、毎日更新予定です。
 ★第一部・序の巻、第二部・破の巻(上)、完結しました。
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