27 / 109
#3 まさかの延長戦
#10
しおりを挟む
この場から逃れたくとも、素肌を晒した逞しい窪塚の身体に背後から包み込まれているお陰で、完全に逃げ場を奪われてしまっている。
そんな状態で、窪塚は、胸と下腹部との弱いポイントばかりを同時に容赦なく攻め立ててくる。
どんなふうにかというと。
窪塚の左の手指では、始めは胸の膨らみをふにふにと揉みしだかれていたのが、いつしか、散々弄ばれたお陰で敏感になり過ぎてツンと主張している胸の先ばかりを執拗にクリクリと捏ねて擦られたり。
もう一方の右の手指では、スクラブパンツと下着の更に奥の足の裂け目を直に幾度もなぞられ。
滲み出た蜜を蕾に塗りたくるようにして、引っ掻いたり、押し潰すように抓られたりを飽きることなく繰り返されている。
そうしているうちに、いつしかスッカリ泥濘んでしまった裂け目の奥へと挿し入れた長く節くれだった指で、ナカを掻き出すようにして撹拌されてしまっている。
それに対して私はといえば……。
窪塚の腕の中、窪塚の長い指が緩急つけて巧みに動くたびに、甘すぎる強烈な快感と緩やかな快感とが、交互に絶え間なく、次々に襲ってくるものだから、ビクンビクンと身体を大袈裟なくらいに跳ね上げ、のたうちまわるようにしてよがることしかできないでいる。
「……あっ……あんっ……はぁ……あっ、はぁ……あっ、あんっ」
防音のお陰で、外界から隔離されたように静かなはずの仮眠室では、窪塚の手により、すっかり翻弄されてしまっている私の甘ったるい喘ぎ声と吐息と荒い息づかいに、蜜で溢れかえった泥濘を窪塚が指で掻き混ぜるたびに放たれる厭らしい水音。
そしてそれらに混じって、私の耳や首筋を擽るようにして、チュチュッとわざとリップ音を立てながら口づけてくる窪塚から時折放たれる意地悪な言葉とで埋め尽くされてしまっているのだった。
強烈な快感をひっきりなしに浴びせられているせいで、喘ぎっぱなしで、もう息をついてるようなそんな余裕さえも完全に奪われてしまっていて、息も絶え絶えだ。
背後の窪塚の広くて厚い胸板に身体を委ねるようにしてもたげて、ビクビクと粟立ち続ける身を捩ることしかできないでいる。
当然のことながら、窪塚に対して、悔しいとか腹立たしいとかいう感情を抱いていたところで、それを言葉にして何かを放つような余裕さえもない。
そんな有様の私に向けて、窪塚はなんとも意地の悪い囁き声でまでも容赦なく攻め立ててくる。
「……すっげー、音。もう、グッチョグチョじゃん。さっきからここ、ヒクヒクしてるし。もう指一本じゃ物足りねーだろうから、増やしてやるよ」
羞恥までをもことごとく煽られてしまうものだから、ただでさえ熱くなってしまっている身体がますます熱を帯びてゆく。
もう悔しくて悔しくてどうしようもないというのに……。
この前、なにもかもを知り尽くされてしまっているらしい私の身体は、早くこの熱を鎮めて欲しい、と願っているようで。
確認するような余裕はないが、とろりとした熱い蜜で大洪水を起こしてしまっているらしい泥濘んだ蜜口のそのまた奥がキュンキュン疼いて、窪塚の言葉同様、物欲しそうに、さっきからひくついてどうしようもない。
そんな状態で、窪塚は、胸と下腹部との弱いポイントばかりを同時に容赦なく攻め立ててくる。
どんなふうにかというと。
窪塚の左の手指では、始めは胸の膨らみをふにふにと揉みしだかれていたのが、いつしか、散々弄ばれたお陰で敏感になり過ぎてツンと主張している胸の先ばかりを執拗にクリクリと捏ねて擦られたり。
もう一方の右の手指では、スクラブパンツと下着の更に奥の足の裂け目を直に幾度もなぞられ。
滲み出た蜜を蕾に塗りたくるようにして、引っ掻いたり、押し潰すように抓られたりを飽きることなく繰り返されている。
そうしているうちに、いつしかスッカリ泥濘んでしまった裂け目の奥へと挿し入れた長く節くれだった指で、ナカを掻き出すようにして撹拌されてしまっている。
それに対して私はといえば……。
窪塚の腕の中、窪塚の長い指が緩急つけて巧みに動くたびに、甘すぎる強烈な快感と緩やかな快感とが、交互に絶え間なく、次々に襲ってくるものだから、ビクンビクンと身体を大袈裟なくらいに跳ね上げ、のたうちまわるようにしてよがることしかできないでいる。
「……あっ……あんっ……はぁ……あっ、はぁ……あっ、あんっ」
防音のお陰で、外界から隔離されたように静かなはずの仮眠室では、窪塚の手により、すっかり翻弄されてしまっている私の甘ったるい喘ぎ声と吐息と荒い息づかいに、蜜で溢れかえった泥濘を窪塚が指で掻き混ぜるたびに放たれる厭らしい水音。
そしてそれらに混じって、私の耳や首筋を擽るようにして、チュチュッとわざとリップ音を立てながら口づけてくる窪塚から時折放たれる意地悪な言葉とで埋め尽くされてしまっているのだった。
強烈な快感をひっきりなしに浴びせられているせいで、喘ぎっぱなしで、もう息をついてるようなそんな余裕さえも完全に奪われてしまっていて、息も絶え絶えだ。
背後の窪塚の広くて厚い胸板に身体を委ねるようにしてもたげて、ビクビクと粟立ち続ける身を捩ることしかできないでいる。
当然のことながら、窪塚に対して、悔しいとか腹立たしいとかいう感情を抱いていたところで、それを言葉にして何かを放つような余裕さえもない。
そんな有様の私に向けて、窪塚はなんとも意地の悪い囁き声でまでも容赦なく攻め立ててくる。
「……すっげー、音。もう、グッチョグチョじゃん。さっきからここ、ヒクヒクしてるし。もう指一本じゃ物足りねーだろうから、増やしてやるよ」
羞恥までをもことごとく煽られてしまうものだから、ただでさえ熱くなってしまっている身体がますます熱を帯びてゆく。
もう悔しくて悔しくてどうしようもないというのに……。
この前、なにもかもを知り尽くされてしまっているらしい私の身体は、早くこの熱を鎮めて欲しい、と願っているようで。
確認するような余裕はないが、とろりとした熱い蜜で大洪水を起こしてしまっているらしい泥濘んだ蜜口のそのまた奥がキュンキュン疼いて、窪塚の言葉同様、物欲しそうに、さっきからひくついてどうしようもない。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
307
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる