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さてさて、ココに住み出して10日以上が過ぎました。

一月かけてのんびり準備をしようと思ってましたが
生活にも慣れましたし(1人の時間が少なすぎてやれる事が無く暇なので)
予定を変更して先に開業準備を終わらせようと思います。

万が一、億がいちーにも聖女様と皇太子様が来れる状態になった時に
営業はしてなくても準備が出来てないと私的空間ででしかお招き出来ませんからね?。

元々営業の方は不定期の予定ですしお昼付近だけとか短時間を考えていたのでそこまで本格的な準備は必要ありませんでした。

でも店舗分の面積が広いのでちょっと色々考えてまして改装も進んでなかったのですヨ。

粉を扱ううどん屋なので麺を仕込む部屋は別にとか、
厨房部分にこだわろうかと
(ほとんど真面目に営業するつもりがないのになかにこだわろうと思ってた)
思ってたのですが、
私、出来たての物も召喚できるので召喚がバレない程度の設備で十分だと気づきまして、
後は客席の方さえ整えばいつでもオッケーなんですよね~。

なのでチャッチャか整えてその後にのんびりしようと思います。

半オープンキッチンの様にして厨房側にカウンターを作り、
厨房内は見えて出来た物も出し入れできるけど中の手元の作業は見えない、
あとは厨房と客席の通路をカウンターの端の方に通してその向こう側には食べた後の物をお盆ごと置けるようにして
洗い場から直接食器を取れる様にしたいと思っています。

テーブル席は大きなテーブルを中央にデデンっと置いて椅子を10脚位かな?

壁際には2人席用の机を2セット離して置けば全部で20席分作れるますね…

大きなテーブルは以前の持ち主が置いていった物ですが立派な1枚板のテーブルでとても高級感のある素敵なテーブルでしたので再利用させて頂きます。

中央のテーブルは明るい色ですが2人席のテーブルとカウンター席の板は少しトーンを落として全体的に落ち着いた雰囲気にもっていき
中央の木のテーブルの明るさで協調性を持たせます。

椅子も木材を使ったオーダーメイドなのでとても良い感じです。

この敷地には悪意のある人はハナから入れませんが
店内に入った後での悪意や暴力など行使すれば即転移の魔法陣が作動して外に直行となる仕掛けがあるので
お店の入り口に券売機の様な魔道具を設置します。

勿論食べてる途中でも、後でも追放は可能で、此方は現金でやり取りします。

券売機は強制退去を悪用されない為の措置ですので。

で、入り口とは反対側の厨房側、
食器返却の後の出入り口までの通路の壁側には
お土産用に混ぜご飯のおにぎりや茹でうどんと出汁のセット、
うどんのかりんとうなどのお菓子、ちょっとした小物等を並べて購入しやすい様にセルフレジ(ただの木の箱に硬化口を開けた物、ただしお釣りのやり取りは出来ないので丁度の金額のみのやり取り)
を設置します。

前の世界でも最近はセルフ販売所等あったから設置したけど、悪意=万引きも強制退去に適応していなければ自分はやってみようとは思わなかったと思います。

混ぜご飯のおにぎりやうどん等の販売も食品ロスも考えながらしていくつもりで、
混ぜご飯は鶏釜飯、五目ご飯、とうもろこしご飯、山菜ご飯の4種で
定期的に竹の子ご飯、松茸ご飯、栗ご飯などと組み合わせてだしていく予定。
お米の普及に役立ってくれればゆくゆくは素だけの販売に切り替えていくつもりです。
一応こんな感じで案を出しておけば業者の方がやってくれるそうです。

勿論此方の世界の家具やら改装等はドワーフさん達のお仕事です!

異世界鉄板種族のドワーフさん達はイメージ通りの背の低いムキムキ髭面の厳つい、
でもとても愛嬌のある方達でした!

ご挨拶をして景気付けにとお店でも出すつもりでいるビールをご馳走するととても喜び開業したら絶対に飲みに来ると、
俄然やる気になってくれました。

勿論、うどん屋なので飲むのは程々にしてうどんを食べて下さいとビールの販売限度数を決めると申告しておきました。

ドワーフさんの勢いだとうちのビールがなくなりそうですからね?
(召喚するだけだけど上限とかあるのかしら?今度試してみましょうかね。)

開業の方はこれで大丈夫だけど営業中はムギちゃんはどうましょう?

一応飲食店なので動物は店内には入らせられないし、
でもそもそも動物じゃなくて守護獣だし希少な存在だったはずだからひと目に触れると駄目なのか。

でも1人でお留守番は可哀想だし本人も寂しがるはずだわね。

そんな事を考えていたらムギちゃんから素敵な提案がありました。

「まま!ムギたん姿をけせるのよ?たんといんぺい?のまほ、おぼったよ?」

なんと生まれたばかりでも管狐は魔法が使えらしいのです。

生まれたその日から天狐や他の管狐達に魔法の特訓をさせられるそうで
管狐なら出来ない魔法は無いという程優秀なのだそうです。

うちの子はなんて優秀なのかしら!

なら姿を隠して常に私の肩の上に、
眠くなったら前掛けのポケットに居てもらうようにすればお互いに安心ですネ!
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