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ギルドにて

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ミディは魔力検査の為にギルドに来てるよ。

今日は、月1の魔力検査日なので激コミ。

順番が来る迄にお昼になりそう。

先にパミラの使い魔登録しようかな?

これ多分騒ぎにならないようにロペスか、マティス先生呼ばないと。

どっちを呼ぼうか、悩んでるとマティス先生が向こうから手招きするので近寄ると

私の魔力検査は簡易式の道具では出来ないらしく

特別室に招かれたので緊張している。

「パミラどうしよ?」

「ミディはふつーにして!なにがあってもわたしまもる!」

ミディの周りをくるくる走りながら楽しそうなパミラに和むミディだった。

緊張しても仕方ないか。

ところで検査って?

特別室の椅子に座りぼんやりしていると

見たことがある人が入ってくるんだけど?

「やぁ!ミディ元気だったかい?」

「お祖父様?

ここで何を?」

「魔力検査の機械をロペスから発注されたから納品しに来たんじゃが?」

絶対ウソだ!

私が来るの分かってたよね?

「さぁ。ロペス使い方を教えるぞ?

ミディは、この上に両手をのせてみなさい?

早く!」

▷▷▷▷▷


私の魔力は、炎が特に多いみたい。

後は鍛えれば大丈夫らしい。

何か、数値がアーライで測った時と全く違うのは気のせいにしとくかな。

お祖父様は、ロペスと話があるらしく私とマティス先生が残された。

「君は、炎属性が強いのだな。その髪の色を見てもわかるがカファル様に愛されし乙女のひとりなんだな」

「生まれた時に魔力が暴走して屋敷が半焼するレベルで愛されてますね」

「それは過激だな!君を怒らせないようにしないと」

ニヤニヤするマティス先生に

「私は腹を立てたからといって誰彼構わず消し炭にしたりしませんよ?

ご安心を!」

と真面目に言い切った。

私‥

そんなに苛烈な性格してませんし?

母に比べたらかなり弱いはずだと思ってます。

◇◇◇◇

後に、アマンダ様か

ミレディア様か?と言われる最強の女性に自分がなるとは全く思ってもいないミディ。

今日はこの辺で

次回に続く!


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