世界でただひとつのカレー

洋食屋で料理人をしている僕は、休みの日になると彼女にカレーを作っている。

彼女の食べたいカレーが、なかなか作れない僕。
食べたいカレーを妥協してくれない彼女。
いつしか僕らは、険悪に――。

最後のチャンスに、彼女に捧ぐ。
料理の香りが呼び覚ます、おいしい記憶のお話。
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