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第三章 足りない僕とコーヒーと
同居
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利津さんの家に下宿が決まってからは、あっという間だった。
着替えと身の回りの物だけでとりあえず来てみたら? と言ってくれた富雄さんに甘え、僕は2階の客間である畳の部屋に住み始める。
食事を用意してくれるから、まるで民宿のようで……学生時代に戻ったみたいな、不思議な感じがした。
「うわあ、朝から秋刀魚定食……!」
毎日の食事が劇的に変わり、通勤時間も無くなったお陰で疲れが溜まらなくなった。富雄さんと利津さんには感謝しかなく、洗い物や掃除などの家事を積極的にやるようにしている。
「裕さんが美味しそうに食べてくれるから、作り甲斐があるよ」
富雄さんは、いつも僕を見てそんな風に言う。みんなが僕を「ナツさん」と呼ぶのに、富雄さんは僕の裕太郎と言う名前が気に入ったと言って「裕さん」だった。
「富雄さん、洗い物置いといてください。僕、後でやっておきます」
「じゃあ、甘えようかなあ。よろしく」
食卓で、僕よりも前に食事を始めている利津さんはノーメイクでスウェットの部屋着を着ている。すっかり家族同然になっている僕たちは、これが普通だった。
「ナツさん、朝からよく食べますね」
利津さんは、僕の茶碗に盛られた大盛りのご飯を見て言った。
「だって、おうちのお米が美味しいんですよ。あ、すいません。食費増やした方がいいですか?」
「そういう意味じゃなくて! ほら、その……30代の人ってあんまり食べないのかなって……」
「30代を年寄り扱いしないでください……」
僕が複雑な気持ちでいると、利津さんは笑う。この家に来るまで知らなかったけれど、利津さんは笑い上戸だった。
「私、おにぎりでも握りましょうか? お店で食べるものが要るようでしたら」
「えー魅力的ですね、おにぎりかあ。でもコーヒーショップのカウンターの中で、僕がおにぎり食べてたら嫌じゃないですか??」
「嫌です」
「嫌なんだ……」
そしてまた、利津さんはケラケラと笑う。笑うと普段より八重歯が目立つ利津さんが、何かの動物に似ているなと僕は気になっている。
「帰ってきたらご飯をいただけるので、おにぎりは遠慮しておきますね。毎日美味しいご飯をありがとうございます」
「いえいえ」
富雄さんはキッチンからいなくなっていたので、利津さんにだけ伝えたけれど、富雄さんと利津さんの作るご飯には毎回感動していた。
今日の秋刀魚だって、人生で一番美味しい秋刀魚定食だったし。
「食事が良いと、なんか人生が充実している気がします」
「まあ、そうかもしれないですね」
「今日は、お店来ますか?」
「はい、後でお邪魔しようかなと……」
利津さんは、僕がこの家に居候をするようになってからも、変わらず店に来てくれていた。
「お金使わせるのも悪いんで、今日はサービスしますよ」
「そういうの、やめましょう。食費は十分すぎるほどいただいているし、私はナツさんの負担にはなりたくないので」
利津さんは、こういうところがしっかりしている。
僕は洗い物を終えると、身支度をして2人に行ってきますを言って家を出る。
2階から降り定食屋の店内を突っ切り、定食屋の入口から自分の店に向かう。通勤時間は1分だ。
自分の店の鍵を開け、コーヒーの焙煎準備を始めていく。
利津さんに試食してもらったマドレーヌも、この通勤時間の短さのお陰で早めにメニュー化できるだろう。
朝と晩とで顔を合わせる利津さんだけど、律儀に2日に1回コーヒーを飲みに来てくれた。
気を遣わなくても良いですよと言う僕に、「コーヒーが面白くなって来たので水を差さないでください」と利津さんは頬を膨らませて怒る。
だけど、僕は利津さんのためにできることがない。
就職活動の手伝いだとか、社会人としての云々であれば役に立てるかもしれないと思ったけれど、これじゃあ一方的にお世話になるばっかりだ。
食事は1食1000円払っているけれど、お風呂にも入っているし部屋を一部屋借りているし、洗濯もしてくれる。僕が恐縮する度に、利津さんは「この食費だけで大分助かってますから」と言っていた。
そうかもしれないけど、1000円で食べて良いのかというクオリティのご飯が出て来る。富雄さんは僕にご飯を作るのが楽しいと言ってくれて、お店の定食よりも豪華にしてくれていた。
最近、たまに富雄さんのお酒に付き合うようになった。
お酒代を払っていないから良いのかなあと思うんだけど、「仕入れ値で買ってるんだから遠慮するな」と言われてしまって甘えている。
富雄さんは娘と一緒にお酒を飲むのが夢だったらしく、利津さんが全く付き合ってくれないから寂しいらしい。
娘と父親がお酒を一緒に飲むって周囲でもあんまり聞きませんよと言ったら、そういうもんなのかなあと遠くを見ながら言っていた。
お酒なんか入らなくても、利津さんはいつも素で富雄さんと接しているし、いい親子関係だと思うんだけどなあ。
*
「さて、今日のお薦めの豆はどうしよう」
うちの店は日替わりのドリップコーヒーをランチ時間に3種出している。
今のところ評判が良かったのは、ブレンドとブラジル。それ以外は反響らしきものが戻ってこないので、満足度が分からない。
ブラジルのような一般的に知られている豆と、あまりよそでは出していないような豆、あとはブレンドの3種を用意することにしていた。
今日は、マンデリンのカフェオレ、ブラジル、ブレンドにしよう。
そう決めると、それぞれの豆をロースターで焙煎する。そして、焙煎し終わった順にコーヒーミルにかけ、ペーパーフィルター用の中細挽きにグラインドした。
焙煎もグラインドも音は結構うるさいけれど、コーヒーが出来ていく過程は面白い。毎日やっていてもそう思うのだから、きっと僕にコーヒーは向いているのだろう。
仕事に選ぶ以上、自分が飽きないって重要だ。
着替えと身の回りの物だけでとりあえず来てみたら? と言ってくれた富雄さんに甘え、僕は2階の客間である畳の部屋に住み始める。
食事を用意してくれるから、まるで民宿のようで……学生時代に戻ったみたいな、不思議な感じがした。
「うわあ、朝から秋刀魚定食……!」
毎日の食事が劇的に変わり、通勤時間も無くなったお陰で疲れが溜まらなくなった。富雄さんと利津さんには感謝しかなく、洗い物や掃除などの家事を積極的にやるようにしている。
「裕さんが美味しそうに食べてくれるから、作り甲斐があるよ」
富雄さんは、いつも僕を見てそんな風に言う。みんなが僕を「ナツさん」と呼ぶのに、富雄さんは僕の裕太郎と言う名前が気に入ったと言って「裕さん」だった。
「富雄さん、洗い物置いといてください。僕、後でやっておきます」
「じゃあ、甘えようかなあ。よろしく」
食卓で、僕よりも前に食事を始めている利津さんはノーメイクでスウェットの部屋着を着ている。すっかり家族同然になっている僕たちは、これが普通だった。
「ナツさん、朝からよく食べますね」
利津さんは、僕の茶碗に盛られた大盛りのご飯を見て言った。
「だって、おうちのお米が美味しいんですよ。あ、すいません。食費増やした方がいいですか?」
「そういう意味じゃなくて! ほら、その……30代の人ってあんまり食べないのかなって……」
「30代を年寄り扱いしないでください……」
僕が複雑な気持ちでいると、利津さんは笑う。この家に来るまで知らなかったけれど、利津さんは笑い上戸だった。
「私、おにぎりでも握りましょうか? お店で食べるものが要るようでしたら」
「えー魅力的ですね、おにぎりかあ。でもコーヒーショップのカウンターの中で、僕がおにぎり食べてたら嫌じゃないですか??」
「嫌です」
「嫌なんだ……」
そしてまた、利津さんはケラケラと笑う。笑うと普段より八重歯が目立つ利津さんが、何かの動物に似ているなと僕は気になっている。
「帰ってきたらご飯をいただけるので、おにぎりは遠慮しておきますね。毎日美味しいご飯をありがとうございます」
「いえいえ」
富雄さんはキッチンからいなくなっていたので、利津さんにだけ伝えたけれど、富雄さんと利津さんの作るご飯には毎回感動していた。
今日の秋刀魚だって、人生で一番美味しい秋刀魚定食だったし。
「食事が良いと、なんか人生が充実している気がします」
「まあ、そうかもしれないですね」
「今日は、お店来ますか?」
「はい、後でお邪魔しようかなと……」
利津さんは、僕がこの家に居候をするようになってからも、変わらず店に来てくれていた。
「お金使わせるのも悪いんで、今日はサービスしますよ」
「そういうの、やめましょう。食費は十分すぎるほどいただいているし、私はナツさんの負担にはなりたくないので」
利津さんは、こういうところがしっかりしている。
僕は洗い物を終えると、身支度をして2人に行ってきますを言って家を出る。
2階から降り定食屋の店内を突っ切り、定食屋の入口から自分の店に向かう。通勤時間は1分だ。
自分の店の鍵を開け、コーヒーの焙煎準備を始めていく。
利津さんに試食してもらったマドレーヌも、この通勤時間の短さのお陰で早めにメニュー化できるだろう。
朝と晩とで顔を合わせる利津さんだけど、律儀に2日に1回コーヒーを飲みに来てくれた。
気を遣わなくても良いですよと言う僕に、「コーヒーが面白くなって来たので水を差さないでください」と利津さんは頬を膨らませて怒る。
だけど、僕は利津さんのためにできることがない。
就職活動の手伝いだとか、社会人としての云々であれば役に立てるかもしれないと思ったけれど、これじゃあ一方的にお世話になるばっかりだ。
食事は1食1000円払っているけれど、お風呂にも入っているし部屋を一部屋借りているし、洗濯もしてくれる。僕が恐縮する度に、利津さんは「この食費だけで大分助かってますから」と言っていた。
そうかもしれないけど、1000円で食べて良いのかというクオリティのご飯が出て来る。富雄さんは僕にご飯を作るのが楽しいと言ってくれて、お店の定食よりも豪華にしてくれていた。
最近、たまに富雄さんのお酒に付き合うようになった。
お酒代を払っていないから良いのかなあと思うんだけど、「仕入れ値で買ってるんだから遠慮するな」と言われてしまって甘えている。
富雄さんは娘と一緒にお酒を飲むのが夢だったらしく、利津さんが全く付き合ってくれないから寂しいらしい。
娘と父親がお酒を一緒に飲むって周囲でもあんまり聞きませんよと言ったら、そういうもんなのかなあと遠くを見ながら言っていた。
お酒なんか入らなくても、利津さんはいつも素で富雄さんと接しているし、いい親子関係だと思うんだけどなあ。
*
「さて、今日のお薦めの豆はどうしよう」
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