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第二章 夢なんかみなくても
【コーヒーコラム】マラウイのコーヒー
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今回は、かなり真面目なお話です。
私の通っているコーヒーショップは、比較的珍しい豆を仕入れてきてくれるお店です。きっと、私のような客が多く集まる店なんだと思います。
訳:物好きが集まるコーヒーショップ。
ブレンドコーヒーのセンスも良く、焙煎士さんの豆の薦め方もいい。
シングルオリジンの豆も色々なものが入荷します。
そんな行きつけのお店で、先日マラウイのコーヒーが入荷していました。
マラウイ共和国というのは、アフリカの貧しい国です。
コーヒー生産地の多くは貧しい国なのですが、マラウイは元イギリス領だったこともあってコーヒーよりも紅茶の生産が盛んな地域。
ただ、土地としてはコーヒー向きで、ゲイシャ種も作っているらしいんですよね。今回入荷していたのもゲイシャでした。
マラウイのコーヒーって希少なのに、パナマゲイシャに比べると安かったです。パナマは人気で高騰しているんだなー・・。
焙煎士さんお薦めの中深煎りにしてもらいました。
折角なので、私の味の感想を書き残しておきます。
同じ国でも農園によって味が異なるので、一つの記録としてお読みください。
今回は中深煎りなのでローストの香ばしい香りが最初に来ますが、コク深く、酸味はマイルドで苦味は強いというよりしっかり、という感じ。
全体的に濃さを感じます。アフリカ系はやっぱりしっかり目の味がします。ミルクとも相性が良いはずです。
※コクはインドネシア系の方が強いのでミルクに負けないのはインドネシアですが、アフリカ系は甘みが出やすい感じがします。
酸味と香りの種類は複雑で、最初はアップル系?ですが途中から柑橘っぽい香りもしつつ、最後はフローラル。
鮮度が高くて良い豆は香りが変化したりして楽しめるものが多いんです。なので、多分これ、品質がとてもいいのでは?とびっくり。
バランス感もあって、さすが私の好みだと把握してくださっている行きつけのお店だー!と思いました。
実は、お店の焙煎士さんが「きっとこれ好きだと思います」って薦めて下さったんです。万人受けするかは分かりませんが、私にとってはとても美味しいコーヒーでした。
コーヒーのことを知ろうとすると、歴史や風土がセットになってきます。
標高が高くなるとコーヒーの味が良くなるのは、朝晩で気温の差が激しくなるからです。
そういう場所は、自然災害も多く貧しくなりやすい土地でもあります。
私はアフリカの歴史や風土のことにあまり詳しくないので、なぜこの産地でこれが等級が高いんだ?というのを調べると、ああなるほど、と遠くの国の事情が分かったりします。
コーヒー生産地の多くが、もともとはどこかの領土だった国が多い。内戦などが続いていた国が多かったり。
日本に住んでいると外国の統治下だったことがないので忘れてしまうんですが、どこかの統治から独立して貧困から抜け出そうとしている国はまだまだたくさんあります。
元アヘン(ケシ)栽培畑だったところが、麻薬に頼らない生活のためにコーヒー農家へ転換していったりと、社会のためにコーヒー栽培が行われるケースもあり、日本の大手企業がそういった農家を支援していたりもします。
※ケシとコーヒーは栽培条件が似ている
世間がSDGsを騒ぎ始める前から、コーヒーには「レインフォレストアライアンス認証」マークがついている商品が割と多くありました。
かわいい緑色のカエルマーク。
レインフォレストアライアンス認証というのは、人と自然に配慮した農園から買い付けた農産物として一定の基準をクリアしている証明です。
※農園が他との差別化のために取るマークで、指標が人と自然に配慮されている証拠。マークが無ければ悪い、というわけではないし、そういった農園の商品と別農園の商品がブレンドされているケースもあるので一概にマークがついているから良いというものでもない。
品質の良いコーヒーを栽培するというのは、森林を守っていく活動に密接です。
厳しい気象条件の中でコーヒーを守るために植える「シェードツリー」は熱帯雨林を守るために機能しています。
一方で、コーヒー生産を行うために森林伐採を行っているケースもあり、コーヒー栽培が環境保全のためと言い切れないのが難しいところ・・。
栽培方法によって、コーヒー栽培は環境保全にも環境破壊にもなりえます。
私たち消費者が選ぶ目を持って環境保全のためにコーヒーを買えるようになると、消費で世界を変えていくこともできるはずです。
この辺は、トレーサビリティとかそういう話になっていくのだと思いますが・・。
※トレーサビリティとは追跡可能性のこと。物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態をいう。
生活が世界と繋がっている感覚は意識しないとなかなか思い出せないものですが、毎日時間に追われる生活の中で、ふとした瞬間に世界と繋がるところもコーヒーの良いところ。
私にできることはコーヒーを飲むくらいですが、美味しい時間に思いを馳せて、なるべくその土地のことに興味を持つというのも必要な時間なのかもしれず・・。
マラウイのコーヒーアロマを楽しんでいたら、コーヒーという農産物の持つ世界の広さをつくづく感じました。
何か特別なことができるわけではないのですが、こうやって少しでも世界への関心を持って過ごしていかなければと、ふと考えさせられます。
私の通っているコーヒーショップは、比較的珍しい豆を仕入れてきてくれるお店です。きっと、私のような客が多く集まる店なんだと思います。
訳:物好きが集まるコーヒーショップ。
ブレンドコーヒーのセンスも良く、焙煎士さんの豆の薦め方もいい。
シングルオリジンの豆も色々なものが入荷します。
そんな行きつけのお店で、先日マラウイのコーヒーが入荷していました。
マラウイ共和国というのは、アフリカの貧しい国です。
コーヒー生産地の多くは貧しい国なのですが、マラウイは元イギリス領だったこともあってコーヒーよりも紅茶の生産が盛んな地域。
ただ、土地としてはコーヒー向きで、ゲイシャ種も作っているらしいんですよね。今回入荷していたのもゲイシャでした。
マラウイのコーヒーって希少なのに、パナマゲイシャに比べると安かったです。パナマは人気で高騰しているんだなー・・。
焙煎士さんお薦めの中深煎りにしてもらいました。
折角なので、私の味の感想を書き残しておきます。
同じ国でも農園によって味が異なるので、一つの記録としてお読みください。
今回は中深煎りなのでローストの香ばしい香りが最初に来ますが、コク深く、酸味はマイルドで苦味は強いというよりしっかり、という感じ。
全体的に濃さを感じます。アフリカ系はやっぱりしっかり目の味がします。ミルクとも相性が良いはずです。
※コクはインドネシア系の方が強いのでミルクに負けないのはインドネシアですが、アフリカ系は甘みが出やすい感じがします。
酸味と香りの種類は複雑で、最初はアップル系?ですが途中から柑橘っぽい香りもしつつ、最後はフローラル。
鮮度が高くて良い豆は香りが変化したりして楽しめるものが多いんです。なので、多分これ、品質がとてもいいのでは?とびっくり。
バランス感もあって、さすが私の好みだと把握してくださっている行きつけのお店だー!と思いました。
実は、お店の焙煎士さんが「きっとこれ好きだと思います」って薦めて下さったんです。万人受けするかは分かりませんが、私にとってはとても美味しいコーヒーでした。
コーヒーのことを知ろうとすると、歴史や風土がセットになってきます。
標高が高くなるとコーヒーの味が良くなるのは、朝晩で気温の差が激しくなるからです。
そういう場所は、自然災害も多く貧しくなりやすい土地でもあります。
私はアフリカの歴史や風土のことにあまり詳しくないので、なぜこの産地でこれが等級が高いんだ?というのを調べると、ああなるほど、と遠くの国の事情が分かったりします。
コーヒー生産地の多くが、もともとはどこかの領土だった国が多い。内戦などが続いていた国が多かったり。
日本に住んでいると外国の統治下だったことがないので忘れてしまうんですが、どこかの統治から独立して貧困から抜け出そうとしている国はまだまだたくさんあります。
元アヘン(ケシ)栽培畑だったところが、麻薬に頼らない生活のためにコーヒー農家へ転換していったりと、社会のためにコーヒー栽培が行われるケースもあり、日本の大手企業がそういった農家を支援していたりもします。
※ケシとコーヒーは栽培条件が似ている
世間がSDGsを騒ぎ始める前から、コーヒーには「レインフォレストアライアンス認証」マークがついている商品が割と多くありました。
かわいい緑色のカエルマーク。
レインフォレストアライアンス認証というのは、人と自然に配慮した農園から買い付けた農産物として一定の基準をクリアしている証明です。
※農園が他との差別化のために取るマークで、指標が人と自然に配慮されている証拠。マークが無ければ悪い、というわけではないし、そういった農園の商品と別農園の商品がブレンドされているケースもあるので一概にマークがついているから良いというものでもない。
品質の良いコーヒーを栽培するというのは、森林を守っていく活動に密接です。
厳しい気象条件の中でコーヒーを守るために植える「シェードツリー」は熱帯雨林を守るために機能しています。
一方で、コーヒー生産を行うために森林伐採を行っているケースもあり、コーヒー栽培が環境保全のためと言い切れないのが難しいところ・・。
栽培方法によって、コーヒー栽培は環境保全にも環境破壊にもなりえます。
私たち消費者が選ぶ目を持って環境保全のためにコーヒーを買えるようになると、消費で世界を変えていくこともできるはずです。
この辺は、トレーサビリティとかそういう話になっていくのだと思いますが・・。
※トレーサビリティとは追跡可能性のこと。物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態をいう。
生活が世界と繋がっている感覚は意識しないとなかなか思い出せないものですが、毎日時間に追われる生活の中で、ふとした瞬間に世界と繋がるところもコーヒーの良いところ。
私にできることはコーヒーを飲むくらいですが、美味しい時間に思いを馳せて、なるべくその土地のことに興味を持つというのも必要な時間なのかもしれず・・。
マラウイのコーヒーアロマを楽しんでいたら、コーヒーという農産物の持つ世界の広さをつくづく感じました。
何か特別なことができるわけではないのですが、こうやって少しでも世界への関心を持って過ごしていかなければと、ふと考えさせられます。
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