【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
ははははは
『魔王の為の剣』なのだから、勇者が抜けないのは当然。
そして
それを『魔王が生きているからだ』と決めつけるのは実に簡単だ。
実際は両角の魔王ナベルスは確かに倒され、黒き竜の魔王ガブリエルが魔王を継いでいるのだけれど、人間がそれを知ら無いので反論の余地は無い。
復讐もまた自然な感情であり、生きる力となる。
決して無意味ではない。
そして、種族が違うというだけで、話し合いを望んだ相手を騙し討ちにて弑虐し、その遺骸をも辱しめる。
そんなゲス野郎に生きる価値はありません。
とはいえ、今の段階で勇者を殺すのは時期尚早。
下手に処分して、次の勇者が人族の神に選出されても面倒ですしね。
人間は、個体としては強い動物ではない。
言語によるコミュニケーションを可能にする知能と道具を作成/使用する手先の器用さ、体毛が少ない事に由来する余剰体温放出/体温調節機能と、スタミナの維持による長時間走行踏破能力以外は、通常の動物に身体能力で劣る生命体。
詰まるところ、それなりの指導者の指示の下の集団戦闘が出来なければ、魔族/魔物に勝てる道理は無いのですよ。
勇者の足取りを魔族がちゃんと追えていれば、この都市は後回し。
他所をちょいと潰して、勇者を抱え込んだ領主へのヘイトを稼ぎましょう。
自分だけ上手くやってる奴が居るなら、何とかして足を引っ張るのが傲慢貴族という生き物ですから。
所謂『エルフ』や『ドライアド』ですね。
全てを緑で呑み込みましょう。
大陸ではなく、離島や半島部分になら人族を残しても管理が楽です。
農耕、漁業、一部の酪農や酒造は許し、製鉄は禁止。
青銅までなら許可しても良いでしょう。
貨幣鋳造も禁止して、経済を発展させない。
生活魔法と治癒以外の魔法の研究も禁止しときましょう。
人族の神の介入を避ける為に信仰そのものは許し、ただし多神教形式にすると良い。
あとは勇者と、かつての人族がどれだけ愚かで下衆であったかを広く語り継がせる、語り部による教育を実施。
最初は抵抗もあるでしょうが、制限された中でも生活にさほどの波乱が無ければ、生き残りを許された者の曾孫位の世代には管理された生活に順応して、旧世代の思想など意味を為さなくなる。
とにかく、ある程度の数までなら問題がないけど、増えすぎると迷惑。
専門に管理する手間が掛かりますが、そこは吸血鬼族や呑人鬼族を中心に、お役所作っちゃいましょうかね。
謹賀新年
自信が→地震が
人の頭脳と器用な手先、獣の鋭敏な五感に筋力等を併せ持つ獣人は、本来なら単なる人族などより遥かに強力。
ただ、個として強い存在が群れとして強いとは限らないし、ましてや異なる特性を持つ魔族として効率的に動けるかと言われれば、難しいと言わざるを得ない。
勿論、そこに優れた知能と統率力を備えた『魔王』という指揮官がいるなら、強みを強みとしてとことんまで生かす事が可能。
人族を自分たちと対等な存在として、女子供には手出ししない様にしていた前魔王ナベルスと、魔族の消耗を避け、人の欲を使って盤外戦術すら駆使する現魔王ガブリエル。
どちらが劣っている訳でも無いですが、ナベルスは正道過ぎましたね。
害虫駆除に情けは要らないのですよ。
なんせ、バンバン増えますので。
(*´・ω・`)b
さて、何の『お肉』だったんだろうねぇ……
地位を得て、国との関係も深くなった『元仲間』が、国に切り捨てられた勇者達を受け入れるかねぇ?
ま、歓迎されても気を付ける事だよ。
出来れば、酒や料理は口にしないこった。
( ´-ω-)y‐┛~~
気の毒ではあるが、少なくとも逃げるチャンスはあったはず。
魔王討伐後の栄耀栄華を夢見て、うまうまと戻ったのが運のつき。
どうしても辛いなら、とりあえず『自分の出来る事』を確認するところからやってみると良い。
頭は使わないといけません。使わない頭は帽子の台と変わらないんだから。
(*´・ω・`)b
ほい。
順当に疑心暗鬼か育っていますね。
勇者も王も、視野が狭くて結構だww
半可通で物事の判断を急くと、そういう事になる。
魔族の事をよく知らない内に決めつけてくれて、魔族側としては謀(はかりごと)が捗って楽だねぇ♪
王侯貴族の権威を揺るがぬものにする為に、普段から愚民政策を行っていると陥りやすい現象ですね。
最大戦力であり、唯一『魔王を倒せる』勇者を自らの手で排した時、人間の敗北は決定的なものとなる。
そして、そう遠い未来では無かろう。
直接戦闘では難しいが、毒を盛られたり、追い立てられて常に緊張を強いられる生活には勇者の力は無力です。
一週間程睡眠不足&空腹状態にしてやれば、どんなに強い人間でも、あっという間に討ち取れる。
今日は東で、明日は西
機動力は単純火力に勝る武器ですから。
勇者以外に大火力がほぼ無い人族は、あくまでも組織だった行動が恐ろしいだけで、単体でも強い魔族が単独で突出しなければ相手にならない。
ましてや、海ですから。
豪快に船を沈めなくても、停泊中の船底に穴開けるだけで済むし、ある程度大型なら舵を壊してしまえば良い。
沿岸部で細々と獲れる魚だけでは、国は養えんよ。
勇者を引っ張り回しながら穀倉地帯を焼き払い、鉱山を崩し、物資輸送の馬車を優先的に潰しましょう。
(*´・ω・`)b
たかだか勇者一人の評判でグラつく王権とはww
勇者本人が慈善事業に勤しむのは自身の境遇を投影しているだけであって、人格者故の行動ではないが、政治的な野心でもない。
だが、人が人を測る物指しは自身なので、強欲な愚王は疑心暗鬼に沈むしかない訳です。
┐(-。-;)┌
直接戦闘など、愚策。
盤外戦術で戦わずして勝利しましょう。
大軍が侵攻してきたら糧食を焼き、空から油ツボを落として火を付け、夜陰に紛れて歩哨を刈り取り、ストレス戦術で徹夜を強いてやれば良い。
伝令を潰せば、本国との連携も取れずに疑心暗鬼を育てられる。
身体能力と魔力に優れた魔族がゲリラ戦術を仕掛ければ、練度の低い徴兵の士気なんかあっという間にゼロ以下ですよ。
特大のブーメラン
【現在のカウント】
傲慢(魔族に対する無理解)
怠惰(努力放棄)
憤怒(身勝手な怒り)
虚飾(勇者としての自己陶酔)
強欲(戦利品の所持/正当化)
嫉妬と暴食と色欲は不明(多分、ある)
既に【三毒】はコンプリートしているので、救えませんね。
拾った子犬が懐かない?
子犬の性格もあるけど、大抵は拾ったっきりで世話をしていないからです。
気が向いた時だけ上から手を下ろして頭を撫でようとする人間に、子犬は懐きませんよ。
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