【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
基本的に人族との領域が明確に定まっていないので、魔族側が『勤勉』になるしかないかも。
要は軍事境界線を構築する要領なんですが、領域の境界線を幅50キロ位で焼き払えば良い。
それも『毎年』
毎年、竜族やらなんやらが丁寧に焼いてしまえば、有用な作物は育たないし、動物も居なくなる。
見晴らしが良いので侵入に気付き易いし、人族の行軍速度では踏破するのに少なくとも数日は掛かり、糧食運搬と夜営を強いる事が出来るので襲いやすい。
そして、世代交代が早い人族は忘れるのも早いが、先祖代々の言い伝えも出来やすい。
それこそほんの百年もやれば、『ここから先は立ち入っちゃならない』となるしかなくなる。
少なくとも『文字による情報伝達』が使われている以上、人族にも『最初の区分』もしくは、ある程度以前の領域区分は伝わり、残っている可能性は高い。
勿論、それを知る者は少なく、王や高位聖職者なのだから、意図的に隠蔽さしているのだろうけれど。
魔王竜か、竜魔王、竜の魔王等と自称しても良いけどね。
晩餐に応じるなんて、まだまだ真剣味が足らんねぇ。
ま、精々頑張んな。
大都市なんか後回しで良い。
農地と街道焼き払っちゃえば、勝手に衰退していくもんだよ。
精々、振り回してやりましょう。
どれ程破壊と死を積み上げようとも、満たされない。
それは魔王や親竜達から愛されていた証拠でもある。
根底に優しい思い出があるからこそ、復讐の念を滾らせようと虚しさが付きまとう。
もしも親や魔王に愛される事なく育ったなら、ただ弱者を虐げ、己の力を誇示する事に愉悦を覚えて、他者の悲歎にこそ満たされる外道になっていたかもしれない。
勇者からすれば戦利品だが、魔族側からすれば略奪品。
それを目にしたら、己の命すら省みず勇者を滅却しようとするだろうねぇ
勇者、素晴らしき無神経です。
文化度が低く他者の痛みを想像して斟酌出来ないと、無自覚に他者の神経を逆撫でする事があるという、一つの例ですね。
異なる種族が接触するのは、大変難しい。
それは同じ種族である人間しかいない地球においてすら、有史以来争いが絶えた事が無いという事実が証明していると言える。
それぞれの正義があり
それぞれの大義があり
それぞれの信念があり
それぞれの真実がある
出来うるならば、相互に完全不干渉を貫くか、互いに対等の存在であると認識を擦り合わせる所から始めたいが、そうそう上手くはいかないものです。
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