世界の終わりで君と恋をしたい~あやかし夫婦の奇妙な事件簿~
現世(うつしよ)と常世(かくりよ)。
二つの世界は混ざり合い、現世にいつしか、あやかしの姿が日常の物と捉えられるようになった時代。
混沌とした世界はそれでも動いている。
そんな時代に人々が救いを求め、こぞって聞くのがSNSで話題になっている歌姫リリーの唄だった。
正体を隠し活動するリリーの正体はユリナと名乗り、海沿いの町の屋敷に住む高位のあやかしである。
あやかしとは高次元生命体のことであり、現世で生きる人間からは神や悪魔と呼ばれる不可思議な存在だった。
共に暮らすのは半分あやかしで半分人間である混血の麗央。
二人は世を忍ぶあやかしの夫婦だったのである。
マナやオドといったエナジーが大気中に存在し、エナジーと呼ばれている。
あやかしが生命活動及び存在を維持するのに必要なものであり、人間の中にも生体エナジーとして存在していた。
歌姫リリーの唄はこの生体エナジーを平和的かつ効果的に得られる手段である。
彼女を巡り様々な陰謀と思惑が動くが、世界最強と目されるあやかしの夫婦は全く意に介さない。
迷える善良(?)なあやかしの悩みを解決し、悪辣非道な殺人鬼に引導を渡す。
あやかし夫婦行くところ、トラブルが起こるトラブルメーカーぶりを発揮する。
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