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閑話 エレアの裏事情
7話・わたし達の一目惚れ
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―――なっ!?
ちょっ!?
ザ、ザックさんっ!?
「ザックだね。うん、分かった♪これからはそうさせてもらうよ!私の
名前は...さっきエレアが紹介してくれたからもう知っているかもだけど、
改めて一度名乗っておくね。私の名前はフローラ。私の事も気軽に
呼び捨てで呼んでも良いからねぇ~♪」
ちょっ!?
フローラまでっ!?
な、なんだ...と!
そんな馬鹿な……!?
出会ってわずか、数分で呼び捨てにしあう……だと!?
う、嘘だろ……こいつマジかっ!?
ザックとフローラ達の自己紹介がわたしの耳に聞こえてきたその瞬間、
わたしは驚愕と衝撃で両の目を思いっきり見開いてしまう。
そしてわたしは、その時ハッと気づく。
フローラの恍惚な表情に。
ザックと親しげに話している時のあのフローラの表情......
ま、まさか、あの子っ!?
……ゴクッ。
わたしはそれを確かめるべく、いかにも怪しいぞお二人さんという目をして、
「おぉぉ~~い、そこで二人して何をジィィ~ッと見つめ合っているのかなぁ?」
ハッ!?もも、もしかしてお二人さん!ひと目見た瞬間、お互いにひと目惚れを
しちゃったとかっ!?」
ザックとフローラに鎌を掛けてみる。
すると、
「―――なっ!?」
「―――ひゃ!?」
わたしの発した突拍子もない発言に、二人はビックリした後、
「ちち、ちょっと、エレアさん!?な、何を突然、そ、そんなマト外れな事を
言っちゃいますのかねぇ~~っ!?」
ザックがあたふたと動揺を見せながら、わたしの場所にスタタと小走りで
駆けて来る。
そして、
「そ、それに俺はともかく、フローラが俺にひと目惚れだなんて言ったら、
気を悪くしちゃうだろうがっ!」
わたしのさっきの発言に対し、困惑した顔で軽く注意をした後、
「ったく…ゴメンね、フローラ。エレアの発言は気にしないで良いからねっ!」
ザックがフローラに申し訳ないと頭を何度か下げる。
そんなザックの姿を見て「あ、これは惚れてないな!」と心から安堵した
わたしは、
「たはは。わたしもゴメンなさいねぇフローラ。二人で楽しく談笑していたから、
ついつい揶揄いたくなってさぁ~♪」
ニャハハとニガ笑いをしながら、悪かったとフローラに向けて頭を小さく
ペコリと下げて謝った。
――が、
「まぁ別に私は気を悪くしてはいないんだけどね......」
フローラがわたし達には聞こえないくらいのか細い声でボソッと何を呟き、
軽く頬を染めると、少しずれた眼鏡をクイッと上にあげ、わたし達の下に
トタトタと歩いて合流してくる。
ああああぁぁああ――――――っ!?
い、い、い、今のフローラの表情はぁああああ!?
わたしは見逃さなかったぞぉぉぉおおっ!!
何を呟いていたのかは、正直それは分からなったけどさ!でもあの表情は
ハッキリ分かるぞっ!
あ、あのやろう!マジでザックに好意を持ちやがったっ!!
ぐぬぬぬ……
せっかくザックとラブラブ朝デートだったというのに、フローラ(これ)が
付いて来た挙げ句、ライバルを増やす羽目になろうとはっ!
どうしてこうなったぁぁぁああっっ!!!
わたしは寮で友達になった、フローラを見ながら悄気てしまう。
でもわたしがこいつを連れて来たんだから、愚痴も文句も言えやしないのだ。
フローラから一緒に登校しようと言われ、それにわたしが「うん良いよ♪」と
約束を返したのだから。
だああぁぁぁぁっ!
断れよ、わたしぃぃいいぃっ!!
い、いや...でもね。
あれだけ屈託のない笑顔で仲良くしようね!...とか、
あれだけ真剣な表情で、私に何でも相談してね!...とか、
気さくに話し掛けてきた子に対して、一緒に登校なんて嫌ですよと
断る勇気なんぞ、わたしの陰ハートが持ち合わせている筈もない。
そんな空気を読めないセリフを吐ける性格があれば、もっと頑張ってザックに
好き好きアピールをやっている。
お、おのれ!フローラめえぇえぇいっ!
ザックにひと目惚れなんぞ、百年…いいや、千年早いんじゃいっ!
さて...こいつ、どうやって亡きモノにしてやろうっかなぁ~うふふ♪
わたしは黒いオーラを吹き出しながら、輝きのない瞳と能面な表情にて
ザックと楽しく会話をしているフローラを睨み、それを思案していくのだった。
『一目惚れ』
このワードのせいで、心の底から驚愕してしまう展開がこの先に次々と待ち
構えていようとは、この時のわたしは知るよしも、夢にも思わなかった。
ちょっ!?
ザ、ザックさんっ!?
「ザックだね。うん、分かった♪これからはそうさせてもらうよ!私の
名前は...さっきエレアが紹介してくれたからもう知っているかもだけど、
改めて一度名乗っておくね。私の名前はフローラ。私の事も気軽に
呼び捨てで呼んでも良いからねぇ~♪」
ちょっ!?
フローラまでっ!?
な、なんだ...と!
そんな馬鹿な……!?
出会ってわずか、数分で呼び捨てにしあう……だと!?
う、嘘だろ……こいつマジかっ!?
ザックとフローラ達の自己紹介がわたしの耳に聞こえてきたその瞬間、
わたしは驚愕と衝撃で両の目を思いっきり見開いてしまう。
そしてわたしは、その時ハッと気づく。
フローラの恍惚な表情に。
ザックと親しげに話している時のあのフローラの表情......
ま、まさか、あの子っ!?
……ゴクッ。
わたしはそれを確かめるべく、いかにも怪しいぞお二人さんという目をして、
「おぉぉ~~い、そこで二人して何をジィィ~ッと見つめ合っているのかなぁ?」
ハッ!?もも、もしかしてお二人さん!ひと目見た瞬間、お互いにひと目惚れを
しちゃったとかっ!?」
ザックとフローラに鎌を掛けてみる。
すると、
「―――なっ!?」
「―――ひゃ!?」
わたしの発した突拍子もない発言に、二人はビックリした後、
「ちち、ちょっと、エレアさん!?な、何を突然、そ、そんなマト外れな事を
言っちゃいますのかねぇ~~っ!?」
ザックがあたふたと動揺を見せながら、わたしの場所にスタタと小走りで
駆けて来る。
そして、
「そ、それに俺はともかく、フローラが俺にひと目惚れだなんて言ったら、
気を悪くしちゃうだろうがっ!」
わたしのさっきの発言に対し、困惑した顔で軽く注意をした後、
「ったく…ゴメンね、フローラ。エレアの発言は気にしないで良いからねっ!」
ザックがフローラに申し訳ないと頭を何度か下げる。
そんなザックの姿を見て「あ、これは惚れてないな!」と心から安堵した
わたしは、
「たはは。わたしもゴメンなさいねぇフローラ。二人で楽しく談笑していたから、
ついつい揶揄いたくなってさぁ~♪」
ニャハハとニガ笑いをしながら、悪かったとフローラに向けて頭を小さく
ペコリと下げて謝った。
――が、
「まぁ別に私は気を悪くしてはいないんだけどね......」
フローラがわたし達には聞こえないくらいのか細い声でボソッと何を呟き、
軽く頬を染めると、少しずれた眼鏡をクイッと上にあげ、わたし達の下に
トタトタと歩いて合流してくる。
ああああぁぁああ――――――っ!?
い、い、い、今のフローラの表情はぁああああ!?
わたしは見逃さなかったぞぉぉぉおおっ!!
何を呟いていたのかは、正直それは分からなったけどさ!でもあの表情は
ハッキリ分かるぞっ!
あ、あのやろう!マジでザックに好意を持ちやがったっ!!
ぐぬぬぬ……
せっかくザックとラブラブ朝デートだったというのに、フローラ(これ)が
付いて来た挙げ句、ライバルを増やす羽目になろうとはっ!
どうしてこうなったぁぁぁああっっ!!!
わたしは寮で友達になった、フローラを見ながら悄気てしまう。
でもわたしがこいつを連れて来たんだから、愚痴も文句も言えやしないのだ。
フローラから一緒に登校しようと言われ、それにわたしが「うん良いよ♪」と
約束を返したのだから。
だああぁぁぁぁっ!
断れよ、わたしぃぃいいぃっ!!
い、いや...でもね。
あれだけ屈託のない笑顔で仲良くしようね!...とか、
あれだけ真剣な表情で、私に何でも相談してね!...とか、
気さくに話し掛けてきた子に対して、一緒に登校なんて嫌ですよと
断る勇気なんぞ、わたしの陰ハートが持ち合わせている筈もない。
そんな空気を読めないセリフを吐ける性格があれば、もっと頑張ってザックに
好き好きアピールをやっている。
お、おのれ!フローラめえぇえぇいっ!
ザックにひと目惚れなんぞ、百年…いいや、千年早いんじゃいっ!
さて...こいつ、どうやって亡きモノにしてやろうっかなぁ~うふふ♪
わたしは黒いオーラを吹き出しながら、輝きのない瞳と能面な表情にて
ザックと楽しく会話をしているフローラを睨み、それを思案していくのだった。
『一目惚れ』
このワードのせいで、心の底から驚愕してしまう展開がこの先に次々と待ち
構えていようとは、この時のわたしは知るよしも、夢にも思わなかった。
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