幼馴染達にフラれた俺は、それに耐えられず他の学園へと転校する

あおアンドあお

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閑話 三人の先輩達

7話・くっくっくっ、ざまぁ~♪

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「ええ、コホン!では今から一年生のダンジョン探索テストのサポートに
選ばれた生徒達の名前を読み上げます!」

教師が書類らしき紙を手に取ると、一年生のサポートをする為のメンバーを
次々に発表していく。

教師の口から、自分がサポートメンバーだと読み上げられた生徒達が、


「うへぇ~オレ選ばれちまったよ~面倒くさいな~~」

「大丈夫だって!お前みたいな見た目の奴、一年生は誰ひとり選びや
しないからさ!」

「お、お前ひでえな!」


「ふふふ。確か探索テストのサポートって、単位のポイントが結構
高かったから、これはチャンスだぜ!」

「その代わり、失敗した時のマイナスポイントも高かったはずだぞ?」

「マジでか!?」


「ううう。わたし、一年生を上手くサポート出来るかな?」

「大丈夫、大丈夫。あなたのスキルなら、上手いフォローが出来るって♪」


「くふふ♪可愛い男の子後輩と仲良くなっちゃうぞぉ♪」

「よだれ、よだれ!犯罪紛いの行動は止めておきなよ......」

「おい、その目はなんですか!わたしはね、可愛い男の子後輩に頼りがいの
ある先輩だって事を見せつけ、ドヤ顔をしたいだけ!」

「本音は「あわよくば、恋人になれれば御の字だぜい!」.....でしょ?」

「ギクッ!な、何故分かった!?あんたはテレパシーのスキル持ちか!?」

選ばれた男子生徒や女子生徒達が、面倒くさいとか、成績アップを狙うぜとか、
邪な気持ちとか、各々口にしつつ談笑していた。

「うふふ、あんな厄介なものに選ばれるなんて、お気の毒ですね。わたしの
ように目立つことなく、かつ成績が平均なものには関係のな――」

「では次の生徒を発表しますね...............ミカリさん、あなたです!」


「―――はうっ!?」


そ、そんな馬鹿なぁあ!?

「何でわたしが選ばれちゃうのよぉぉおっ!?」

「あはは♪残念だったね、ミカリちゃん。どうも今回は成績とかは関係なく、
ランダムで選ばれてるみたいだね!」

アンネさんが苦笑いを浮かべつつ、わたしに同情をしてくる。

「嘘だぁぁあっ!神経使うの目に見えているから、絶対やりたくなかったと
いうのにぃぃいい~~~っ!」

そんなアンネさんの同情を聞いた瞬間、探索テストのサポートメンバーに
選ばれてしまったという現実に引き戻されたわたしは「信じられないん
ですけど!?」という表情で喫驚し、あまりのショックから思考を
思いっきり乱してパニクってしまう。

そんな中、

「ふう。どうやら私の名前が読み上げる事はないみたいだ―――」

アンネさんが結構な数の生徒達の名前が読み上げられた事から、自分の
名前がもう呼ばれる事はないだろうと安堵していたその時、

「では最後の生徒を発表します...............アンネさん、あなたです!」

「――へ!?」

教師の口からアンネさんの名前が思いっきり読み上げられた。

「........以上を持ちましてサポートの発表を終わります。今先生から
呼ばれた生徒達は、三日後に行われる一年生のダンジョン探索テストの
サポートをしっかり頑張って下さいね!ではよろしく頼みましたよ!」

教師そう言った後、教卓上の書類を纏めると教室から出て行った。


「い、嫌ぁぁあ~~っ!あんな神経を使う仕事なんて、絶対にやりたく
ないんですけどぉぉお~~っ!」

最後の最後でサポートメンバーに選ばれてしまったアンネさんが、
先程のわたしと同じ様なリアクションをしてテンパる。


それを見たわたしは、聞こえないくらいのか細き声で、


「くっくっくっ、ご愁傷様ざまぁ~♪」


...と、日頃の鬱憤を晴らすようにソッと呟いた後、ニヤニヤと
ほくそ笑みがこぼれてしまうのだった。

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