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第肆拾参話 レガールの新メニュー
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というわけでやって来ましたレガールに。
「飯時じゃないのに、混んでないか?」
レガールに着いた私たちは、只今行列に並んでます。
プリンの影響で、レガールは大忙しなのです。
「ヒューイットさん、もうすぐうちらの順番ですし、こんくらいの行列なら全然マシです。」
私もアイラの発言を肯定てすように頷く。
「そうなのか。依頼とかで、王都離れてて、来るの久しぶりだからな。ここ数ヶ月で何があったんだ?」
「「秘密。」」
ヒューイットさんの疑問に二人でそう答えました。
だって、知らないのに教えてしまったら面白くないじゃないですか。
「お待たせしました。三名様ですね。ご案内しますので、こちらの席にどうぞ。」
私たちの順番が来て、席に案内され、店員のクリスさんがメニューとお水を持ってきました。
クリスさんは、忙しくなってから新しく雇った店員さんです。
「久しぶりだしな、何食うかな。」
ヒューイットさんは久しぶりのレガールで何にするか悩んでいるようです。
「私は、台湾まぜそばにする。」
「うちは、あんかけスパゲティ特盛や。」
皆さん、二つのメニュー、聞いたことあるでしょう。
もちろん、異世界に元からあるわけがありません。
私がダニエルさんに私が教えて、のちに新メニューなったのです。
レガールでは、麺類は提供してなかったのですが、麺類も提供するようになったのです。
勿論、私が転移する前からこの世界にあるメニューも提供してますよ。
例えば、プリン試食会の時にマリーちゃんが作ったボロネーズとかナポリタンとか。
レガールで提供するようになった麺類は、パスタ系が多いです。
「なんだ。そのメニュー。聞いたことないぞ。」
「そりゃあ、そうですよ。ヒューイットさんがいない間に加わったメニューですから今までなかった麺類が増えたり、他にも色々追加されてますよ。」
「そうなのか。俺も折角だし、新しいメニューしたいがどんな料理かよくわからん。二人のオススメ教えてくれ、できればボリュームのあるやつとかかっつり系で頼む。」
ボリュームのあるやつとかがっつり系か悩みますね。
アイラも知っている新メニューからボリュームがありそうなのとかがっつり系を考えているのかメニューとにらめっこしてますね。
「ヒューイットさんはカレーは知ってますよね?」
「ああ、好きでよく食べるぞ。スパイス使って野菜や肉と煮込んだ料理で、ドロッとした茶色い汁状のやつだろう。ライスにかかて食うやつ。俺はあれにチーズトッピングするのが好きだ。」
「そうです。チーズも好きなんですね。じゃあ、チーズ焼きカレーパスタでどうでしょうか。普通サイズでも結構がっつりしてますが、ヒューイットさんはよく食べるので、大盛や特盛にしたらいいと思いますよ。」
アイラもヒューイットさんにオススメするメニュー決まったみたいですね。
「うちのオススメは、ドミグラスカツ丼やな。」
「どっちも聞いたことない料理名だな。簡単に説明してもらえるか。」
「じゃあ、チーズ焼きカレーパスタの方からね。」
「チーズ焼きカレーパスタは、茹でたパスタの上にカレーとチーズ、あと卵をのせて、オーブンで焼いた料理だよ。」
「ドミグラスカツ丼の方は、ライスを盛ったどんぶりに繊切りにしたキャベツを敷き、その上にギングオークのカツをのせて、その上からドミグラスソースをかけた料理やでぇ。」
「どっちも旨そうだな。決めたぞ。注文頼む。」
ヒューイットさんは、どっちにするか言わずに店員さんを呼んだ。
そして、マーガレットさんが来ました。
「お待たせしました。ご注文を伺います。」
「二人とも先に頼んでいいぞ。」
「わかりました。私は、台湾まぜそばであとで追いライスもお願いします。」
「うちは、あんかけスパゲティ特盛で」
「俺は、チーズ焼きカレーパスタの特盛……とドミグラスカツ丼の大盛で頼む。」
「あと、食後にプリンを三つお願いします。」
「かしこまりました。ご注文は、台湾まぜそばと追いライスがお一つ、あんかけスパゲティの特盛がお一つ、チーズ焼きカレーパスタの特盛がお一つ、ドミグラスカツ丼の大盛がお一つですね。」
「今回は、お酒飲まないんだね。」
「前回、文句言われたからな。水で我慢する。」
「それは、いい心がけです。」
「……」
「……」
「??」
マーガレットさんは、ヒューイットさんとやり取りしたあと調理場に注文を伝えに私たちの席から離れていった。
ヒューイットさんと私は無言だったが、アイラはどういうことかわからないような顔していたので、ヒューイットさんが説明した。
「前回、アオイと来た時にワイン頼んだら、子供と一緒にいるのに酒飲むなって言われたんだよ。」
「そうやったんですか。でもマーガレットさんと親しそうでしたね。もしかしてカトリーナさんのことも親しいのですか。」
「ああ、俺のマーガレットは妹で、カトリーナは姉だ。」
「ホンマに!!」
それを聞いて、アイラは驚いたようだ。
アイラもレガールで、食事したり、手伝いの依頼受けたりしているけど、二人も私もヒューイットさんの話しなかったから知らなかったんだね。
それからしばらくして、料理がきたからたべたけど、ヒューイットさんが私とアイラのオススメの両方を頼んで、しかも特盛と大盛だから凄いボリュームになっていた。
ヒューイットさんは、ペロりと完食した。それには大食いのアイラも驚いていた。
「食った、食った。二人のオススメ旨かったぞ。待っている人もいるし、少し食後休憩したら行くか。」
「それはよかったです。」
「まだ、食後のプリンが残っとりますよ。」
「そういえば、最後に注文したのがあったな。」
「すみません。プリン持ってきてください。」
「かしこまりました。」
「おまたせしました。プリンです。」
ヒューイットさんは、帰るつもりでいたが、アイラがまだあるといい、ヒューイットさんは、最後に私が注文していたのを思い出したらしい。私は、その間に店員さんにプリンを持ってきてもらうように頼み、プリンが届いた。
「これがプリンか。旨いな。」
「レガールがこんなに混んでいるのは、プリンとかの今までなかった新メニューが原因なんですよ。」
アイラがレガールが行列が出きるほど混んでいる理由を説明した。
「しかも、新メニューは、ダニエルさんにアオイが教えた料理なんですよ。」
「マジか!!」
新メニューの料理を私が教えたと聞いて、ヒューイットさんが驚いていた。
私もラノベに出てくる転生者や転移者や百年以上前の転生者らしい伯爵家の三男みたいに食べたくなったのだから仕方がない。
「そういえば、ギルドで他のメンバーと顔合わせとか言っとりましたが、何なんです?聞いちゃダメなやつですか?」
「別に構わないよ。俺が前のパーティーの奴らとクラン設立することになって、そのクランにアオイも加入するかもって話だ。アイラも仲がいいやつがいた方がいいだろうし、アイラも加入するか?」
「ホンマですか。是非。」
アイラもクランに加入することになりそうだ。嬉しいな。
「じゃあ、明日の午前十時にアオイの家の前で待ち合わせな。ちなみにアイラはアオイの家知っているか?」
「いいえ。」
「貴族エリアや富裕層エリアではない一般エリアにデカい屋敷があるだろう。」
「はい。一年前に建てられて、皆が驚いていた屋敷ですよね。」
「そうだ。そこがアオイの家だ。」
「!!」
待ち合わせ場所が私の家で、アイラには、どう説明したらいいのかがわからなかったから教えてなかったし、ヒューイットさんも最初驚いたし、私もヒューイットさんが隣にいたので、バレないようにしていたが、驚いたのだからアイラが驚いているのは当然だ。
「アオイ、勝手に決めちまったが、それでいいか?」
「はい。大丈夫ですよ。」
こうして、明日の予定も決まり、支払いを済ませて、レガールを出て、ヒューイットさんは、他のメンバーに説明するためにどこかに向かった。
その後、アイラと二人っきりになって、アイラが家に帰るまでの間、色々と質問責めにあい、説明するのに大変苦労した。
最後に精神的に疲れることになったのもすべてあのダメ神の所為である。
「飯時じゃないのに、混んでないか?」
レガールに着いた私たちは、只今行列に並んでます。
プリンの影響で、レガールは大忙しなのです。
「ヒューイットさん、もうすぐうちらの順番ですし、こんくらいの行列なら全然マシです。」
私もアイラの発言を肯定てすように頷く。
「そうなのか。依頼とかで、王都離れてて、来るの久しぶりだからな。ここ数ヶ月で何があったんだ?」
「「秘密。」」
ヒューイットさんの疑問に二人でそう答えました。
だって、知らないのに教えてしまったら面白くないじゃないですか。
「お待たせしました。三名様ですね。ご案内しますので、こちらの席にどうぞ。」
私たちの順番が来て、席に案内され、店員のクリスさんがメニューとお水を持ってきました。
クリスさんは、忙しくなってから新しく雇った店員さんです。
「久しぶりだしな、何食うかな。」
ヒューイットさんは久しぶりのレガールで何にするか悩んでいるようです。
「私は、台湾まぜそばにする。」
「うちは、あんかけスパゲティ特盛や。」
皆さん、二つのメニュー、聞いたことあるでしょう。
もちろん、異世界に元からあるわけがありません。
私がダニエルさんに私が教えて、のちに新メニューなったのです。
レガールでは、麺類は提供してなかったのですが、麺類も提供するようになったのです。
勿論、私が転移する前からこの世界にあるメニューも提供してますよ。
例えば、プリン試食会の時にマリーちゃんが作ったボロネーズとかナポリタンとか。
レガールで提供するようになった麺類は、パスタ系が多いです。
「なんだ。そのメニュー。聞いたことないぞ。」
「そりゃあ、そうですよ。ヒューイットさんがいない間に加わったメニューですから今までなかった麺類が増えたり、他にも色々追加されてますよ。」
「そうなのか。俺も折角だし、新しいメニューしたいがどんな料理かよくわからん。二人のオススメ教えてくれ、できればボリュームのあるやつとかかっつり系で頼む。」
ボリュームのあるやつとかがっつり系か悩みますね。
アイラも知っている新メニューからボリュームがありそうなのとかがっつり系を考えているのかメニューとにらめっこしてますね。
「ヒューイットさんはカレーは知ってますよね?」
「ああ、好きでよく食べるぞ。スパイス使って野菜や肉と煮込んだ料理で、ドロッとした茶色い汁状のやつだろう。ライスにかかて食うやつ。俺はあれにチーズトッピングするのが好きだ。」
「そうです。チーズも好きなんですね。じゃあ、チーズ焼きカレーパスタでどうでしょうか。普通サイズでも結構がっつりしてますが、ヒューイットさんはよく食べるので、大盛や特盛にしたらいいと思いますよ。」
アイラもヒューイットさんにオススメするメニュー決まったみたいですね。
「うちのオススメは、ドミグラスカツ丼やな。」
「どっちも聞いたことない料理名だな。簡単に説明してもらえるか。」
「じゃあ、チーズ焼きカレーパスタの方からね。」
「チーズ焼きカレーパスタは、茹でたパスタの上にカレーとチーズ、あと卵をのせて、オーブンで焼いた料理だよ。」
「ドミグラスカツ丼の方は、ライスを盛ったどんぶりに繊切りにしたキャベツを敷き、その上にギングオークのカツをのせて、その上からドミグラスソースをかけた料理やでぇ。」
「どっちも旨そうだな。決めたぞ。注文頼む。」
ヒューイットさんは、どっちにするか言わずに店員さんを呼んだ。
そして、マーガレットさんが来ました。
「お待たせしました。ご注文を伺います。」
「二人とも先に頼んでいいぞ。」
「わかりました。私は、台湾まぜそばであとで追いライスもお願いします。」
「うちは、あんかけスパゲティ特盛で」
「俺は、チーズ焼きカレーパスタの特盛……とドミグラスカツ丼の大盛で頼む。」
「あと、食後にプリンを三つお願いします。」
「かしこまりました。ご注文は、台湾まぜそばと追いライスがお一つ、あんかけスパゲティの特盛がお一つ、チーズ焼きカレーパスタの特盛がお一つ、ドミグラスカツ丼の大盛がお一つですね。」
「今回は、お酒飲まないんだね。」
「前回、文句言われたからな。水で我慢する。」
「それは、いい心がけです。」
「……」
「……」
「??」
マーガレットさんは、ヒューイットさんとやり取りしたあと調理場に注文を伝えに私たちの席から離れていった。
ヒューイットさんと私は無言だったが、アイラはどういうことかわからないような顔していたので、ヒューイットさんが説明した。
「前回、アオイと来た時にワイン頼んだら、子供と一緒にいるのに酒飲むなって言われたんだよ。」
「そうやったんですか。でもマーガレットさんと親しそうでしたね。もしかしてカトリーナさんのことも親しいのですか。」
「ああ、俺のマーガレットは妹で、カトリーナは姉だ。」
「ホンマに!!」
それを聞いて、アイラは驚いたようだ。
アイラもレガールで、食事したり、手伝いの依頼受けたりしているけど、二人も私もヒューイットさんの話しなかったから知らなかったんだね。
それからしばらくして、料理がきたからたべたけど、ヒューイットさんが私とアイラのオススメの両方を頼んで、しかも特盛と大盛だから凄いボリュームになっていた。
ヒューイットさんは、ペロりと完食した。それには大食いのアイラも驚いていた。
「食った、食った。二人のオススメ旨かったぞ。待っている人もいるし、少し食後休憩したら行くか。」
「それはよかったです。」
「まだ、食後のプリンが残っとりますよ。」
「そういえば、最後に注文したのがあったな。」
「すみません。プリン持ってきてください。」
「かしこまりました。」
「おまたせしました。プリンです。」
ヒューイットさんは、帰るつもりでいたが、アイラがまだあるといい、ヒューイットさんは、最後に私が注文していたのを思い出したらしい。私は、その間に店員さんにプリンを持ってきてもらうように頼み、プリンが届いた。
「これがプリンか。旨いな。」
「レガールがこんなに混んでいるのは、プリンとかの今までなかった新メニューが原因なんですよ。」
アイラがレガールが行列が出きるほど混んでいる理由を説明した。
「しかも、新メニューは、ダニエルさんにアオイが教えた料理なんですよ。」
「マジか!!」
新メニューの料理を私が教えたと聞いて、ヒューイットさんが驚いていた。
私もラノベに出てくる転生者や転移者や百年以上前の転生者らしい伯爵家の三男みたいに食べたくなったのだから仕方がない。
「そういえば、ギルドで他のメンバーと顔合わせとか言っとりましたが、何なんです?聞いちゃダメなやつですか?」
「別に構わないよ。俺が前のパーティーの奴らとクラン設立することになって、そのクランにアオイも加入するかもって話だ。アイラも仲がいいやつがいた方がいいだろうし、アイラも加入するか?」
「ホンマですか。是非。」
アイラもクランに加入することになりそうだ。嬉しいな。
「じゃあ、明日の午前十時にアオイの家の前で待ち合わせな。ちなみにアイラはアオイの家知っているか?」
「いいえ。」
「貴族エリアや富裕層エリアではない一般エリアにデカい屋敷があるだろう。」
「はい。一年前に建てられて、皆が驚いていた屋敷ですよね。」
「そうだ。そこがアオイの家だ。」
「!!」
待ち合わせ場所が私の家で、アイラには、どう説明したらいいのかがわからなかったから教えてなかったし、ヒューイットさんも最初驚いたし、私もヒューイットさんが隣にいたので、バレないようにしていたが、驚いたのだからアイラが驚いているのは当然だ。
「アオイ、勝手に決めちまったが、それでいいか?」
「はい。大丈夫ですよ。」
こうして、明日の予定も決まり、支払いを済ませて、レガールを出て、ヒューイットさんは、他のメンバーに説明するためにどこかに向かった。
その後、アイラと二人っきりになって、アイラが家に帰るまでの間、色々と質問責めにあい、説明するのに大変苦労した。
最後に精神的に疲れることになったのもすべてあのダメ神の所為である。
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