ゴミ箱の男の話

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由美子の話

29話 禁断の日々

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翌朝、子供達の世話をする由美子。

由美子は精神の不安定からか涙が出てくる。

幸田「誠也といい加減蹴り付けや。」と言う言葉が頭に響く……。

誠也さんとの関係はやっぱり間違っているからもう終わりにしたい……。と心から思いながら子供達と過ごしている。

だけど身体は誠也を求めてしまっている……。

匠さん愛しているから……。

誠也と今すぐ別れるなんて到底出来ないだろうし……。

むしろ会いたいし、電話だけでも掛けたいくらい……。

別れられる日なんて来るのだろうか?と思うのは当たり前。

そんな事を考えて、悶え苦しむ由美子なのだった。

胸が苦し気に上下している……そして手が股の部分を押さえていた由美子なのであった。

そう言う思いを抱えながら由美子は、

誠也から電話が鳴るのを待つ毎日。

そんな事を考えながら仕事に取り組んでいた。

誠也の事が頭から離れないのだ。

誠也の電話が鳴れば、すぐに出てしまう由美子なのだった。

ホテルでの誠也と淫らな行為をする。

その快感は由美子の中では強烈なものなのだ……。

由美子「はぁ……はぁ……」

秘部には、いつの間にか溶けそうな熱さが漲っていたのだった。

我慢の出来ない由美子。

誠也とは、別れないといけないのに……。

誠也から電話が来たら、ホテル。車。

またホテルと誠也と行為をする。

誠也「由美子……!!」

由美子「誠也さん……!」

頭の思考がぐちゃぐちゃになり、悪循環に陥ってしまった……。

何度も何度も何をしているのだと……。

そんな自己嫌悪に陥る由美子だった。

幸田の手は思い出さなくなったが、誠也の事は頭から離れなくなってしまった由美子なのだった。

身体が切なくて疼いていた、毎日のように……。

誠也から掛かってくるのを待つ日もあったのだ……。

もう何を考えているか分からないくらいおかしくなった。

淫らな行為をする事と誠也の事ばかりを考えてしまうそんな由美子だった……。

そんな日々が、何日も続いた。
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