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迫り来る謎の転校生?
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「…ココは?」
その少女が気がついた場所は、無限に広がる様な砂の荒野だった、その暑さに目を覚ましたそうだ。
「…そ、そうだ、みんなは?」
自分たちは国境付近の森のそばで、【魔族】に加担する暴国の兵士と善戦していたはずだ!
戦いの最中、突如天候が変わり、雷鳴が…
「…何処なんだ、ココは?
……一体、何か起こったの?」
不安になりながらも、気力を振り絞り立ち上がって、彼女は歩き出した。
「こんな所で立ち止まって居られない!
仲間を探さなくては!」
しかし、しばらく歩くと気が遠くなり…
鳥取砂丘で気を失って倒れてる彼女を観光者が発見し、【施設】に保護されたのは二か月前の事だ。
「あっ!
アビコのオジさん、いらっしゃい!」
「お邪魔しています、メイヤちゃん。
また、いつもので悪いのですがコチラをどうぞ。」
「わぁーい! メイヤね、このお砂糖のついたの大好きだよ!」
お砂糖…【ザラメ付き煎餅】の事だ。
「あ、あの~コチラのステキなオジ様はどちら様ですか?」
駄菓子屋で買い物をして来たグループが騒がしく帰って来た、途中ヤマバァにふかし芋をご馳走になったけど。
帰って早々にエリカが我孫子道さんを見て、心トキメク?
フケ専? 枯れ専?
さすが古いモノ好き?
だから何よ?
「お久しぶりです、我孫子道さん。」
「葉月さん、いらしていたのですね。
そちらの方々は葉月さんのお友達ですか?」
葉月は東京で我孫子道さんに数回会った事がある。
叔父が【異世界失踪認定】の対象になった事で、父に報告やその手続きの件で。
「ハイ、私、小森 エリカといいますっ!
こ、考古学を専攻してまして、」
率先して答えるエリカ?
「もしかして、小森 考三郎教授のお嬢さんですか?」
「父をご存知で?」
「ハイ、教授には日頃から色々とご指導頂いております。」
コレはポイント高いと考えたエリカさん?
「…私は、…」
「【富士見ケミカル】社長のお孫さん、フランチェシュカさんですね。」
「…おぉ…アビコのオジさん…物知り?」
「お祖父様の会社には、大変お世話になっておりますので、当然です。」
ど、同点かっ!
そう感じたエリカ?
なんだかな?
「おや、アッキーはまだ?」
「そうだな、そろそろ帰ってきても良さそうだが…?」
その頃、暁人たちは浦島のおじいちゃんの所で、お茶を飲んでいた。
帰りに取れた自然薯と山菜やキノコをお裾分けしたところで、
「美味い羊羹が有るから食べて行きな。」
と、お茶に誘われたのだ。
余所者は嫌う傾向が有る田舎の集落もあるが、ココは比較的に客人は【OMOTENASHI】するのが好きな様だ。
企業の工場や保養施設の招致などは、また別の意味で盛んではあるけど…
メイヤちゃんがお土産のお返しに我孫子道さんに当たった駄菓子をプレゼントしたところで、アキト達も帰ってきた。
その日は夕食に我孫子道さんもご一緒にと、サクラさんとエリカが腕を振るった。
もちろん【もんじゃ焼き】や【自然薯入りお好み焼き】も忘れずに。
「実はアキト君にも聞いて欲しい事が有りまして。」
「…モグモグ、な、何ですか?」
「アキト君が通われる高校に近々【異世界】からの転校生が来られると思います。」
アキトやメイヤの通う学校では【来訪者】の子女や本人の受け入れを快く引き受けている。
「そ、そうなんですか?
どんな種族なんです?」
ドワーフとかエルフ、まさかスライムやリザードマンとか?
「普通の人間の女性だそうですよ。
彼女のいた場所に雷が落ちたらしく、気がついたらコチラの世界にいたそうです。」
…コレはバカな事を考えてしまった。
自分にとっても、【異世界転移】とは災害だったではないか!
その人に取っても、不幸な事故に違いないのに、いつしか楽しんでるみたいで不謹慎だ。
転校してきたら、親切にしてあげないと。
「実はアキト、この家はまだ部屋が余ってるだろ?」
父が徐ろに何か言おうとした?
「まさか、下宿でも始めるとか言わないよな?」
温泉付き下宿、色々まずくないか?
「…ホームステイをお願いされているんだ、我孫子道さんからも是非にと。」
「…その転校生をですか?」
「いえ、お願いしたいのは一年程【施設】で保護している小さな女の子なのですが、このお宅ならと思いまして…
駄目ですか、アキト君?」
「…女の子? 小さな?」
「歳はメイヤちゃんより、一つが二つ下になるかと…
実はミイヤちゃんと同じ獣人の女の子で、おそらく【施設】でアキト君とは顔を合わせていますよ。」
「…【施設】でですか?」
そういえば、メイヤちゃんと施設で暇を持て余していた時に、【来訪者】のチビっ子たちと遊んでいたな?
その時の子かな?
「家族と離れ離れになった子達に新しい家族をと、色々手を尽くしているんですが、中々上手く行かなくて…どうなか、アキト君?」
えっ、コレ俺待ち?
「…わ、わかりまし…」
「どんな子が来るの?」
突然、ちょっと怖い顔でメイヤちゃんが質問してきた?
「犬の獣人の子だよ、メイヤちゃんとは仲良しだと聞いていたのだけど?」
やや困った顔で我孫子道が答えた。
「…お顔に怪我してた子?」
…何となく覚えるな、その子。
「えぇ、その子です、たしかお名前は…」
「名前は無いよ!
だから、メイヤが付けてあげる!」
「…決まりですね、メイヤちゃんが賛成なら俺が反対する理由は無いデス。」
メイヤちゃんの反応で思い出した、元の世界で「〇〇」と呼ばれ、右眼を潰された獣人の女の子だ。
施設内では、厨二的眼帯をしていたが…
「又来るね、メイヤちゃん!」
「そのワンコの子にも会いたいしな!」
「…おじいちゃんの…会社で…可愛い義眼…作って…もらえるかも?
だから、…フランだけ…一人で来る。」
「うん、待ってるね、フランちゃん!」
「…って事だから、よろしくねアキト!」
「ん、しばらく間を開けてくれるとありがたかけどな?
そうそう、こんどは睦月も連れてこいよ、しばらく会ってないし?」
「あ、そ、そうだね?」
ん、様子が怪しい?
ココは駅の改札、今日は葉月たちが帰る日だ。
「その内、メイヤたちも東京に遊びに来いよ、今度はアタシんちでご馳走してやるぜ!」
「…その時は、…ワンコちゃんも…一緒に遊ぶ…の、約束。」
「うん、約束ね!」
その時はミイヤは迷子になるから気をつけないな?
(フラグか?)
「じゃあね、メイヤちゃん!」
「またね、お姉ちゃんたち!」
お騒がせ隊は東京方面行きの電車に乗って帰って行った。
浦島の爺さんやヤマバァからも土産をたくさんもらっていた。
この方々が下宿するかと思うくらい周囲に馴染んでいたが?
帰りに駄菓子屋に寄りたいと妹が言うので、寄ってみたらビックリ!
メイヤが当たりを引きまくるのだ⁈
「当たった分はお兄ちゃんとミイヤにあげるからね!」
甘えん坊な妹はちょっとお姉ちゃんとして、成長している様だ。
いい意味、悪い意味でお手本がいたからな?
しばらくして、俺のクラスに転校生がやって来た!
「ヴィーナス王国第三師団所属 シェイラ ランフォードだ!
よろしく頼む!」
…こ、コレは「くっコロ」あるな?
その少女が気がついた場所は、無限に広がる様な砂の荒野だった、その暑さに目を覚ましたそうだ。
「…そ、そうだ、みんなは?」
自分たちは国境付近の森のそばで、【魔族】に加担する暴国の兵士と善戦していたはずだ!
戦いの最中、突如天候が変わり、雷鳴が…
「…何処なんだ、ココは?
……一体、何か起こったの?」
不安になりながらも、気力を振り絞り立ち上がって、彼女は歩き出した。
「こんな所で立ち止まって居られない!
仲間を探さなくては!」
しかし、しばらく歩くと気が遠くなり…
鳥取砂丘で気を失って倒れてる彼女を観光者が発見し、【施設】に保護されたのは二か月前の事だ。
「あっ!
アビコのオジさん、いらっしゃい!」
「お邪魔しています、メイヤちゃん。
また、いつもので悪いのですがコチラをどうぞ。」
「わぁーい! メイヤね、このお砂糖のついたの大好きだよ!」
お砂糖…【ザラメ付き煎餅】の事だ。
「あ、あの~コチラのステキなオジ様はどちら様ですか?」
駄菓子屋で買い物をして来たグループが騒がしく帰って来た、途中ヤマバァにふかし芋をご馳走になったけど。
帰って早々にエリカが我孫子道さんを見て、心トキメク?
フケ専? 枯れ専?
さすが古いモノ好き?
だから何よ?
「お久しぶりです、我孫子道さん。」
「葉月さん、いらしていたのですね。
そちらの方々は葉月さんのお友達ですか?」
葉月は東京で我孫子道さんに数回会った事がある。
叔父が【異世界失踪認定】の対象になった事で、父に報告やその手続きの件で。
「ハイ、私、小森 エリカといいますっ!
こ、考古学を専攻してまして、」
率先して答えるエリカ?
「もしかして、小森 考三郎教授のお嬢さんですか?」
「父をご存知で?」
「ハイ、教授には日頃から色々とご指導頂いております。」
コレはポイント高いと考えたエリカさん?
「…私は、…」
「【富士見ケミカル】社長のお孫さん、フランチェシュカさんですね。」
「…おぉ…アビコのオジさん…物知り?」
「お祖父様の会社には、大変お世話になっておりますので、当然です。」
ど、同点かっ!
そう感じたエリカ?
なんだかな?
「おや、アッキーはまだ?」
「そうだな、そろそろ帰ってきても良さそうだが…?」
その頃、暁人たちは浦島のおじいちゃんの所で、お茶を飲んでいた。
帰りに取れた自然薯と山菜やキノコをお裾分けしたところで、
「美味い羊羹が有るから食べて行きな。」
と、お茶に誘われたのだ。
余所者は嫌う傾向が有る田舎の集落もあるが、ココは比較的に客人は【OMOTENASHI】するのが好きな様だ。
企業の工場や保養施設の招致などは、また別の意味で盛んではあるけど…
メイヤちゃんがお土産のお返しに我孫子道さんに当たった駄菓子をプレゼントしたところで、アキト達も帰ってきた。
その日は夕食に我孫子道さんもご一緒にと、サクラさんとエリカが腕を振るった。
もちろん【もんじゃ焼き】や【自然薯入りお好み焼き】も忘れずに。
「実はアキト君にも聞いて欲しい事が有りまして。」
「…モグモグ、な、何ですか?」
「アキト君が通われる高校に近々【異世界】からの転校生が来られると思います。」
アキトやメイヤの通う学校では【来訪者】の子女や本人の受け入れを快く引き受けている。
「そ、そうなんですか?
どんな種族なんです?」
ドワーフとかエルフ、まさかスライムやリザードマンとか?
「普通の人間の女性だそうですよ。
彼女のいた場所に雷が落ちたらしく、気がついたらコチラの世界にいたそうです。」
…コレはバカな事を考えてしまった。
自分にとっても、【異世界転移】とは災害だったではないか!
その人に取っても、不幸な事故に違いないのに、いつしか楽しんでるみたいで不謹慎だ。
転校してきたら、親切にしてあげないと。
「実はアキト、この家はまだ部屋が余ってるだろ?」
父が徐ろに何か言おうとした?
「まさか、下宿でも始めるとか言わないよな?」
温泉付き下宿、色々まずくないか?
「…ホームステイをお願いされているんだ、我孫子道さんからも是非にと。」
「…その転校生をですか?」
「いえ、お願いしたいのは一年程【施設】で保護している小さな女の子なのですが、このお宅ならと思いまして…
駄目ですか、アキト君?」
「…女の子? 小さな?」
「歳はメイヤちゃんより、一つが二つ下になるかと…
実はミイヤちゃんと同じ獣人の女の子で、おそらく【施設】でアキト君とは顔を合わせていますよ。」
「…【施設】でですか?」
そういえば、メイヤちゃんと施設で暇を持て余していた時に、【来訪者】のチビっ子たちと遊んでいたな?
その時の子かな?
「家族と離れ離れになった子達に新しい家族をと、色々手を尽くしているんですが、中々上手く行かなくて…どうなか、アキト君?」
えっ、コレ俺待ち?
「…わ、わかりまし…」
「どんな子が来るの?」
突然、ちょっと怖い顔でメイヤちゃんが質問してきた?
「犬の獣人の子だよ、メイヤちゃんとは仲良しだと聞いていたのだけど?」
やや困った顔で我孫子道が答えた。
「…お顔に怪我してた子?」
…何となく覚えるな、その子。
「えぇ、その子です、たしかお名前は…」
「名前は無いよ!
だから、メイヤが付けてあげる!」
「…決まりですね、メイヤちゃんが賛成なら俺が反対する理由は無いデス。」
メイヤちゃんの反応で思い出した、元の世界で「〇〇」と呼ばれ、右眼を潰された獣人の女の子だ。
施設内では、厨二的眼帯をしていたが…
「又来るね、メイヤちゃん!」
「そのワンコの子にも会いたいしな!」
「…おじいちゃんの…会社で…可愛い義眼…作って…もらえるかも?
だから、…フランだけ…一人で来る。」
「うん、待ってるね、フランちゃん!」
「…って事だから、よろしくねアキト!」
「ん、しばらく間を開けてくれるとありがたかけどな?
そうそう、こんどは睦月も連れてこいよ、しばらく会ってないし?」
「あ、そ、そうだね?」
ん、様子が怪しい?
ココは駅の改札、今日は葉月たちが帰る日だ。
「その内、メイヤたちも東京に遊びに来いよ、今度はアタシんちでご馳走してやるぜ!」
「…その時は、…ワンコちゃんも…一緒に遊ぶ…の、約束。」
「うん、約束ね!」
その時はミイヤは迷子になるから気をつけないな?
(フラグか?)
「じゃあね、メイヤちゃん!」
「またね、お姉ちゃんたち!」
お騒がせ隊は東京方面行きの電車に乗って帰って行った。
浦島の爺さんやヤマバァからも土産をたくさんもらっていた。
この方々が下宿するかと思うくらい周囲に馴染んでいたが?
帰りに駄菓子屋に寄りたいと妹が言うので、寄ってみたらビックリ!
メイヤが当たりを引きまくるのだ⁈
「当たった分はお兄ちゃんとミイヤにあげるからね!」
甘えん坊な妹はちょっとお姉ちゃんとして、成長している様だ。
いい意味、悪い意味でお手本がいたからな?
しばらくして、俺のクラスに転校生がやって来た!
「ヴィーナス王国第三師団所属 シェイラ ランフォードだ!
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