「君は悪女だ!」と婚約破棄され、隣国の魔王王子に拾われましたが彼の溺愛が止まりません!

夜会の場で、カイル・エヴァンズ王子から婚約破棄を告げられた公爵令嬢レティア・アルドリッヒ。

彼女にかけられた冤罪──それは、男爵令嬢セラフィをいじめたというもの。そんな瞬間レティアは突然、自分の前世の記憶が蘇る。

「あれ? ここって、乙女ゲームの世界だ! 私、悪役令嬢だ!」と気づくレティア。しかし、同時に心の中でひとつの思いが湧き上がる。

「これで激務な王妃教育から逃げられる!」と少し内心で喜びを感じるレティア。

その時、隣国(魔法大国)のジルベルト・ヴェルグラス王子が登場。彼は『魔王』と恐れられるほど強大な魔力を持つ美しい王子だった。

「ならば、その悪女を私が貰い受けよう」ジルベルトの言葉に周囲の貴族は「処刑か、生贄か……」と震え上がる。

(私はどうなるの?)ジルベルトの馬車に乗せられレティアは不安そうに思う。

しかし、ジルベルトは無言で極上のお菓子を差し出すだけ。ジルベルトは、実は初恋をした相手に再会して心臓がドキドキしているのだった。
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