【完結】めぐる体温〜家族のはじまり〜
「パパとれんって、つがいなんでしょ?」
「そうだよー、番。拓海と番になったから、こうして瑠生が生まれたんだよ」
俺の膝の上に乗り、俺の体にもたれかかるように甘えて訊ねてくる我が子の髪を撫でながら、そう答える。
これは、一ノ瀬瑠生の両親が番になり、瑠生が誕生するまでの物語。
ーーーーーーーーーー
人生イージーモードの傲慢なα・拓海と、
男運は最悪だけど勝気で馬鹿正直な・蓮。
ただの男友達だったはずの2人の間で偶然が重なり、
最悪な豪雨の夜に起こってしまったのは──
突発的なヒートだった。
脳の芯まで強引に塗りつぶしていく、究極に甘い匂い。
「今日だけ、本能に負けただけ。これが終わったら今まで通りな」
そう自分に必死の言い訳を言い聞かせ、理性を無くして互いの身体を貪り合ったあの夜。
うなじに深く牙を突き立て、消えない「番」の印を刻み込んだ瞬間から、2人の運命は激変する。
それは、まだ何もない未成年だった2人への、抗えない本能の洗礼だった──。
ーーーーーーーーー
「めぐる体温」の主人公、一ノ瀬瑠生の両親の話です。
※未成年妊娠、未成年飲酒・喫煙などの表現がありますのでご注意ください。
※「*」のものは、R18パートです。
「そうだよー、番。拓海と番になったから、こうして瑠生が生まれたんだよ」
俺の膝の上に乗り、俺の体にもたれかかるように甘えて訊ねてくる我が子の髪を撫でながら、そう答える。
これは、一ノ瀬瑠生の両親が番になり、瑠生が誕生するまでの物語。
ーーーーーーーーーー
人生イージーモードの傲慢なα・拓海と、
男運は最悪だけど勝気で馬鹿正直な・蓮。
ただの男友達だったはずの2人の間で偶然が重なり、
最悪な豪雨の夜に起こってしまったのは──
突発的なヒートだった。
脳の芯まで強引に塗りつぶしていく、究極に甘い匂い。
「今日だけ、本能に負けただけ。これが終わったら今まで通りな」
そう自分に必死の言い訳を言い聞かせ、理性を無くして互いの身体を貪り合ったあの夜。
うなじに深く牙を突き立て、消えない「番」の印を刻み込んだ瞬間から、2人の運命は激変する。
それは、まだ何もない未成年だった2人への、抗えない本能の洗礼だった──。
ーーーーーーーーー
「めぐる体温」の主人公、一ノ瀬瑠生の両親の話です。
※未成年妊娠、未成年飲酒・喫煙などの表現がありますのでご注意ください。
※「*」のものは、R18パートです。
あなたにおすすめの小説
αが離してくれない
運命の番じゃないのに、αの彼は僕を離さない――。
Ωとして生まれた僕は、発情期を抑える薬を使いながら、普通の生活を目指していた。
でもある日、隣の席の無口なαが、僕の香りに気づいてしまって……。
これは、番じゃないふたりの、近すぎる距離で始まる、運命から少しはずれた恋の話。
上手に啼いて
■聡は10歳の初めての発情期の際、大輝に噛まれ番となった。それ以来関係を継続しているが、愛ではなく都合と情で続いている現状はそろそろ終わりが見えていた。
■注意*独自オメガバース設定。■『それは愛か本能か』と同じ世界設定です。関係は一切なし。
トラウマΩの巣作りかくれんぼ
『紬、次の発情期が来たら、オレのために”巣”を作ってよ』
その約束は、僕にとってしあわせの始まりになるはずだった。
でも、その約束が原因で、僕は自分が”普通”じゃないんだと知ってしまった。
新しい恋人である優しいα・奏さんと暮らし始めても、あの日のトラウマは消えない。
彼に”巣”を見られるのが怖くて、発情期が近付くたび、僕は小さな嘘をつく。
誰にも見つからない場所で、ひとりぼっちで”巣”を作り、彼が帰って来る前に片付ける。
これは、“普通”のΩになれなかった僕と、大好きな恋人とのかくれんぼ。
どうか、僕の”巣”が見つかりませんように。
――そう願っているのに、本当は少しだけ、奏さんに見つけて欲しいと願ってしまった僕のお話。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
売れ残りオメガの従僕なる日々
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
胎児の頃から執着されていたらしい
好きでも嫌いでもない幼馴染みの鉄堅(てっけん)は、葉月(はづき)と結婚してツガイになりたいらしい。しかし、どうしても鉄堅のねばつくような想いを受け入れられない葉月は、しつこく求愛してくる鉄堅から逃げる事にした。オメガバース執着です。
◆完結済みです。いつもながら読んで下さった皆様に感謝です。
◆表紙絵を、花々緒さんが描いて下さいました(*^^*)。葉月を常に守りたい一途な鉄堅と、ひたすら逃げたい意地っぱりな葉月。