生きたいキミと死にたいボクと。

 ボクは、靴を脱いだ。淵に足を連れてった。息を吸った。

 は......っ...。

 飛び降りた......ハズだった。


 ボクを助けたのは、必死な顔をしたキミだった。

 この日から、死にたいボクと生きたいキミの夏が始まった。
 「あーぁ、こんなハズじゃなかったのにな。」
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