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【7】彼が私のアパートにくる理由
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田丸という頼もしい味方を獲得した菜乃は、今日のミッションは終了とばかりに、小早川らに捕まる前に、定時になると飛び出すように会社から退勤した。
帰りの電車に揺られながら菜乃はぼんやりとお昼に食べたステーキ丼の味を思い返していた。
(ステーキ丼、美味しかったなぁ……。でも、流石に今日はカロリーオーバーになるから、夕飯は軽めのものにしなくちゃかな)
太めの菜乃でも流石にこれ以上太ってはいけないと自覚している。
現在菜乃は二十四歳。彼氏いない歴も二十四年。
陰キャでデブスな自分だって、人並みに恋をしたい。素敵な男性から愛されたい。
菜乃は帰り道、ショーウィンドウに映る自分の姿を見て、残念そうに「はぁ……」と、大きく溜め息を吐いた。
* * *
夕飯は軽めのものを、と考えた結果。
菜乃は野菜も沢山食べられ、尚且つカロリーを抑えつつ、お肉も美味しく食べられるしゃぶしゃぶ鍋を作って、一人鍋をつついていた。
「んー。美味しい♡ しゃぶしゃぶはやっぱりポン酢に限るなぁ~」
市販のポン酢にたっぷりと青ネギを入れ、菜乃は至福の時間を過ごしていた。
痩せなきゃいけないけれど、食べることが何よりの幸せと感じる菜乃は食事に一切の妥協を許さなかった。
卓上に置かれたカセットコンロの上で、土鍋の中の出汁用の昆布がコトコトと音を立てて揺れており、食物の投入を今か今かと待ち構えているように思えた。
「今度は葱を入れて、お肉で巻いちゃおう! 」
ピンポーン♪
菜乃が鍋を満喫していると、ふとチャイムの音がリビングに鳴り響いた。
「ん?宅配? 私、何か頼んでたっけ? 」
田舎から都会に出てきて二年。
仲の良い友人もおらず、休日は一人でアパートに引きこもりがちな菜乃は、日用品等の買い物は専ら通販が主流となっていた。
ピンポーン♪
一向に応答のないアパートの主に対して、再びチャイムが鳴らされる。
「はいはーい」
菜乃はしゃぶしゃぶの火を止めると、パタパタとスリッパの音を鳴らしながら玄関のインターホンへと近付いた。
「――え? 」
インターホンの小さな液晶画面を覗くと、そこには宅配便のお兄さんではなく、スーツ姿の見知った人物が映っており、菜乃は一瞬我が目を疑った。
「い、五十嵐さん……!? え? どうして? 」
何と菜乃の玄関先には、この間の飲み会で酔い潰れて介抱した会社のモテ男、五十嵐大和が立っていた。
現状の理解が追い付けず、菜乃は咄嗟にインターホンのスイッチをオフにした。
プツリと外からの音が切れ、液晶画面が黒くなる。
ピンポーン♪
インターホンを切った途端、すかさずチャイムが鳴らされた。
「だ、誰かとお間違えでは……? 」
菜乃は恐る恐る玄関の扉に手を掛けると、ほんの僅かな隙間程度を開けて、五十嵐の姿を直接自分の目に映した。
玄関先にいたのは紛れもない五十嵐本人だった。
菜乃が五十嵐の姿をはっきりと確認したその時。
ガッ! と僅かに開かれた玄関のドアに五十嵐の腕が伸ばされた。
「ひっ!? 」
まるでホラー映画のワンシーンような、心臓が跳ね上がるほどの恐怖に、菜乃は短い悲鳴を上げた。
五十嵐が物凄い形相で、扉に掛けた手に力を込める。
「おい、ぽっちゃり女。もたもたしてないで、早く中に入れろ」
地を這うような低いドスの効いた声で、まるで菜乃を脅すように五十嵐が声を掛ける。
どこのやくざもんだ、と菜乃は心の中で突っ込んだ。
こんな見るからに危なげな輩を一人暮らしの女性の部屋にホイホイ上げるバカはいない。
「な、何の用でしょうか? この間の忘れ物ならこの家には何一つありませんが……」
「忘れ物なんてしてない。いいから中に入れろ」
「い、嫌です! 用件を言って下さい! 」
お互い譲らず、玄関のドアを閉めようとする菜乃と開けて中に入ろうとする五十嵐の攻防が暫く続けられた。しかし、大人の男の力に敵うわけもなく、あっさりと菜乃が押し負けた。
無理矢理に玄関に押し入ってきた五十嵐によってバタンとドアが閉められる。
五十嵐は玄関迄漂うしゃぶしゃぶの匂いにくんくんと鼻を鳴らすと、さっさと靴を脱ぎ、リビングへと入っていった。
「あ、ちょっと!? 」
菜乃が制止するように手を伸ばすが相手は既にリビングへと上がり込んでいた。
五十嵐はリビングの卓上に置かれた鍋を見ると、驚きの声を上げた。
「お前、一人でこの鍋食べてたのか? 寂しいやつだな。てか、これ一人で食べる気だったのか? 」
普通に二人前はある量に五十嵐が引き気味に菜乃へと視線を向けた。
「お米食べないから、これくらいで丁度いいんです。 何で一人鍋が寂しいんですか? 」
相変わらず失礼な言動の五十嵐に、流石の菜乃もむっと口を尖らせて抗議した。
「俺も食べる。腹減った。箸頂戴」
菜乃の質問を無視し、ドカッと五十嵐が鍋の前に腰を降ろした。
「なっ!? 食べる気ですか!? 本当に何しに来たんですか? 」
図々しい五十嵐の態度に、いよいよ我慢出来ずに菜乃が怒りの声を上げた。
普段内気で気弱な菜乃だが、こと食べ物が絡むと、菜乃は少し気が強くなる傾向にあった。
「何だよ、一人で寂しく飯食べてる位なら誰かと鍋つっつく方が楽しいだろ。箸、寄越さないならお前の使うからな」
そう言うと五十嵐が菜乃が先程まで使っていた箸を手に持ち、鍋の中のお肉を摘まんだ。
「だ、だめです! お箸、別のお箸出しますからっ! 」
自分が使っていた箸を事も無げに使用しようとする五十嵐に驚いて、菜乃は慌てて台所の棚から割り箸を五十嵐に渡した。
「もう一個お碗もくれよ」
しゃぶしゃぶを入れる容器を要望し、菜乃は渋々お碗を渡した。
楽しみにしていたしゃぶしゃぶがまた目の前の男に食べられていく。
菜乃はその様子を涙目で恨めしそうに眺めていた。
◇
「ふー、食った食った。小腹が空いていたから丁度良かった」
「……小腹というからには、どこかで食べて来たんですか? 」
「まぁな。営業の連中と飲んできた」
そう言えば少しだけアルコールの匂いがするような。
今日はこの間程酔っていないので一見素面に見えた。しかし、菜乃は未だに分からなかった。
(この人、何でまたここにいるの? )
物凄く自然に菜乃の手作り鍋を食べ、リビングで寛ぐ五十嵐の姿に菜乃は、『私達って付き合ってたっけ? 』と一瞬錯覚するも、すぐに『いや、ないわ』と頭を振って我に返った。
「――それで、今日は何故ここに? 」
菜乃は、本日何度目かの『五十嵐が菜乃のアパートに来た理由』について質問した。
「前に言っただろ。 俺、身体にアルコールが入ると性欲が増すって」
「ほぁっ!? 」
確かに前に聞いたことがあるが、何度聞いても男性経験の無い菜乃には刺激の強すぎる話であった。
「営業の飲みに、女性社員もいたからさ。そいつ、俺を狙ってるみたいでやたらと二人きりになろうとするから、そいつを振り切って帰ってきたんだよ」
「はぁ……。ならそのまま家に帰るか彼女さんの所に行けば良かったじゃないですか」
至極当たり前なことを菜乃が指摘する。
「俺、基本的に飲んだ日は一人でいるのが嫌なんだよ。だからって誰彼構わずヤる訳にも行かないだろ。……前はそんな感じな時もあったけど、何か最近そういうのにもちょっと疲れてきた所があって」
「彼女さんは――」
「別れた」
あっさりと何でもないことのように話す五十嵐に、菜乃があんぐりと口を開けた。
「それで、この前酒飲んでたにも関わらず、このアパートに泊まって、お前に手を出さなかったじゃん? あの時、すっげー久し振りによく眠れて、スッキリした気持ちで目が覚めたんだよ。しかも、しっかりとした朝ごはんも食べてさ。俺、その日若干二日酔いはあったものの、すこぶる体調良くてさ」
五十嵐が状況を思い出しながら、つらつらと言葉を紡ぐ。
ちらり、と五十嵐が確かめるように菜乃へと視線を移した。
イケメンの視線を受けて、菜乃は性懲りもなくドキンと心臓が跳ねた。
「飲んで女抱きたくない時は俺、ここに来ることにしたんでよろしく」
「いやいや、全然よろしくないです! 勝手に決めないで下さい!? 」
さらりと恐ろしい事を口走る五十嵐に、菜乃は全力で否定した。
帰りの電車に揺られながら菜乃はぼんやりとお昼に食べたステーキ丼の味を思い返していた。
(ステーキ丼、美味しかったなぁ……。でも、流石に今日はカロリーオーバーになるから、夕飯は軽めのものにしなくちゃかな)
太めの菜乃でも流石にこれ以上太ってはいけないと自覚している。
現在菜乃は二十四歳。彼氏いない歴も二十四年。
陰キャでデブスな自分だって、人並みに恋をしたい。素敵な男性から愛されたい。
菜乃は帰り道、ショーウィンドウに映る自分の姿を見て、残念そうに「はぁ……」と、大きく溜め息を吐いた。
* * *
夕飯は軽めのものを、と考えた結果。
菜乃は野菜も沢山食べられ、尚且つカロリーを抑えつつ、お肉も美味しく食べられるしゃぶしゃぶ鍋を作って、一人鍋をつついていた。
「んー。美味しい♡ しゃぶしゃぶはやっぱりポン酢に限るなぁ~」
市販のポン酢にたっぷりと青ネギを入れ、菜乃は至福の時間を過ごしていた。
痩せなきゃいけないけれど、食べることが何よりの幸せと感じる菜乃は食事に一切の妥協を許さなかった。
卓上に置かれたカセットコンロの上で、土鍋の中の出汁用の昆布がコトコトと音を立てて揺れており、食物の投入を今か今かと待ち構えているように思えた。
「今度は葱を入れて、お肉で巻いちゃおう! 」
ピンポーン♪
菜乃が鍋を満喫していると、ふとチャイムの音がリビングに鳴り響いた。
「ん?宅配? 私、何か頼んでたっけ? 」
田舎から都会に出てきて二年。
仲の良い友人もおらず、休日は一人でアパートに引きこもりがちな菜乃は、日用品等の買い物は専ら通販が主流となっていた。
ピンポーン♪
一向に応答のないアパートの主に対して、再びチャイムが鳴らされる。
「はいはーい」
菜乃はしゃぶしゃぶの火を止めると、パタパタとスリッパの音を鳴らしながら玄関のインターホンへと近付いた。
「――え? 」
インターホンの小さな液晶画面を覗くと、そこには宅配便のお兄さんではなく、スーツ姿の見知った人物が映っており、菜乃は一瞬我が目を疑った。
「い、五十嵐さん……!? え? どうして? 」
何と菜乃の玄関先には、この間の飲み会で酔い潰れて介抱した会社のモテ男、五十嵐大和が立っていた。
現状の理解が追い付けず、菜乃は咄嗟にインターホンのスイッチをオフにした。
プツリと外からの音が切れ、液晶画面が黒くなる。
ピンポーン♪
インターホンを切った途端、すかさずチャイムが鳴らされた。
「だ、誰かとお間違えでは……? 」
菜乃は恐る恐る玄関の扉に手を掛けると、ほんの僅かな隙間程度を開けて、五十嵐の姿を直接自分の目に映した。
玄関先にいたのは紛れもない五十嵐本人だった。
菜乃が五十嵐の姿をはっきりと確認したその時。
ガッ! と僅かに開かれた玄関のドアに五十嵐の腕が伸ばされた。
「ひっ!? 」
まるでホラー映画のワンシーンような、心臓が跳ね上がるほどの恐怖に、菜乃は短い悲鳴を上げた。
五十嵐が物凄い形相で、扉に掛けた手に力を込める。
「おい、ぽっちゃり女。もたもたしてないで、早く中に入れろ」
地を這うような低いドスの効いた声で、まるで菜乃を脅すように五十嵐が声を掛ける。
どこのやくざもんだ、と菜乃は心の中で突っ込んだ。
こんな見るからに危なげな輩を一人暮らしの女性の部屋にホイホイ上げるバカはいない。
「な、何の用でしょうか? この間の忘れ物ならこの家には何一つありませんが……」
「忘れ物なんてしてない。いいから中に入れろ」
「い、嫌です! 用件を言って下さい! 」
お互い譲らず、玄関のドアを閉めようとする菜乃と開けて中に入ろうとする五十嵐の攻防が暫く続けられた。しかし、大人の男の力に敵うわけもなく、あっさりと菜乃が押し負けた。
無理矢理に玄関に押し入ってきた五十嵐によってバタンとドアが閉められる。
五十嵐は玄関迄漂うしゃぶしゃぶの匂いにくんくんと鼻を鳴らすと、さっさと靴を脱ぎ、リビングへと入っていった。
「あ、ちょっと!? 」
菜乃が制止するように手を伸ばすが相手は既にリビングへと上がり込んでいた。
五十嵐はリビングの卓上に置かれた鍋を見ると、驚きの声を上げた。
「お前、一人でこの鍋食べてたのか? 寂しいやつだな。てか、これ一人で食べる気だったのか? 」
普通に二人前はある量に五十嵐が引き気味に菜乃へと視線を向けた。
「お米食べないから、これくらいで丁度いいんです。 何で一人鍋が寂しいんですか? 」
相変わらず失礼な言動の五十嵐に、流石の菜乃もむっと口を尖らせて抗議した。
「俺も食べる。腹減った。箸頂戴」
菜乃の質問を無視し、ドカッと五十嵐が鍋の前に腰を降ろした。
「なっ!? 食べる気ですか!? 本当に何しに来たんですか? 」
図々しい五十嵐の態度に、いよいよ我慢出来ずに菜乃が怒りの声を上げた。
普段内気で気弱な菜乃だが、こと食べ物が絡むと、菜乃は少し気が強くなる傾向にあった。
「何だよ、一人で寂しく飯食べてる位なら誰かと鍋つっつく方が楽しいだろ。箸、寄越さないならお前の使うからな」
そう言うと五十嵐が菜乃が先程まで使っていた箸を手に持ち、鍋の中のお肉を摘まんだ。
「だ、だめです! お箸、別のお箸出しますからっ! 」
自分が使っていた箸を事も無げに使用しようとする五十嵐に驚いて、菜乃は慌てて台所の棚から割り箸を五十嵐に渡した。
「もう一個お碗もくれよ」
しゃぶしゃぶを入れる容器を要望し、菜乃は渋々お碗を渡した。
楽しみにしていたしゃぶしゃぶがまた目の前の男に食べられていく。
菜乃はその様子を涙目で恨めしそうに眺めていた。
◇
「ふー、食った食った。小腹が空いていたから丁度良かった」
「……小腹というからには、どこかで食べて来たんですか? 」
「まぁな。営業の連中と飲んできた」
そう言えば少しだけアルコールの匂いがするような。
今日はこの間程酔っていないので一見素面に見えた。しかし、菜乃は未だに分からなかった。
(この人、何でまたここにいるの? )
物凄く自然に菜乃の手作り鍋を食べ、リビングで寛ぐ五十嵐の姿に菜乃は、『私達って付き合ってたっけ? 』と一瞬錯覚するも、すぐに『いや、ないわ』と頭を振って我に返った。
「――それで、今日は何故ここに? 」
菜乃は、本日何度目かの『五十嵐が菜乃のアパートに来た理由』について質問した。
「前に言っただろ。 俺、身体にアルコールが入ると性欲が増すって」
「ほぁっ!? 」
確かに前に聞いたことがあるが、何度聞いても男性経験の無い菜乃には刺激の強すぎる話であった。
「営業の飲みに、女性社員もいたからさ。そいつ、俺を狙ってるみたいでやたらと二人きりになろうとするから、そいつを振り切って帰ってきたんだよ」
「はぁ……。ならそのまま家に帰るか彼女さんの所に行けば良かったじゃないですか」
至極当たり前なことを菜乃が指摘する。
「俺、基本的に飲んだ日は一人でいるのが嫌なんだよ。だからって誰彼構わずヤる訳にも行かないだろ。……前はそんな感じな時もあったけど、何か最近そういうのにもちょっと疲れてきた所があって」
「彼女さんは――」
「別れた」
あっさりと何でもないことのように話す五十嵐に、菜乃があんぐりと口を開けた。
「それで、この前酒飲んでたにも関わらず、このアパートに泊まって、お前に手を出さなかったじゃん? あの時、すっげー久し振りによく眠れて、スッキリした気持ちで目が覚めたんだよ。しかも、しっかりとした朝ごはんも食べてさ。俺、その日若干二日酔いはあったものの、すこぶる体調良くてさ」
五十嵐が状況を思い出しながら、つらつらと言葉を紡ぐ。
ちらり、と五十嵐が確かめるように菜乃へと視線を移した。
イケメンの視線を受けて、菜乃は性懲りもなくドキンと心臓が跳ねた。
「飲んで女抱きたくない時は俺、ここに来ることにしたんでよろしく」
「いやいや、全然よろしくないです! 勝手に決めないで下さい!? 」
さらりと恐ろしい事を口走る五十嵐に、菜乃は全力で否定した。
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