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【15】優しい人
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飲み会も中盤へと差し掛かって来たところで、誰からともなく場所のチェンジをし始めた。
菜乃がお手洗いに立って、戻ってくると先程迄自分が座っていた席はちゃっかり小早川が陣取っていた。
小早川はさりげに戻ってきた菜乃に気が付くと、チョイチョイと自分のいた席を指差し、そこに行くように菜乃に合図を送った。
(えぇ~……)
正直、このまま五十嵐の隣にいられたら安心だったのに。そうは問屋が卸さなかった。
新しい席での新しい交流に、菜乃の心臓はバクバクと緊張の脈を打ち始める。
「し、失礼します」
ぎこちなく声を掛けながら、菜乃は小早川の席に腰を下ろした。
「小森さんだっけ? さっきからあんまり食事食べてないみたいだけど、これ食べない? 美味しいよ」
菜乃が座った瞬間、隣にいた男性がさらりと自然な調子で声を掛けてきた。
「え? よくご存知で」
あまり食事を口にしていないことを指摘され、よく見てるな、と菜乃は素直に驚いた。
「うん。最初に君を見たとき、きっと食べることが好きなんだろうなって思ったんだ。それで気になって、チラチラ見てた」
「あ、あはは……」
――つまり見た目から“よく食べそうな女”と思われたということか。
当たっているだけに、菜乃は引きつった笑いを返すしかなかった。
隣に座る男性について、菜乃は冒頭の自己紹介を思い返す。
早乙女善。
提携レストランのシェフ。
確かこのメンバーの中で一番年上の三十二歳だった。
自分より八歳年上の、落ち着いた大人の男性。
おっとりとした柔らかな物腰が、不思議と安心感を与えてくれる人だ、と菜乃は思った。
五十嵐が集めた独身イケメンエリート軍団の一人とあって、見た目も申し分なく格好いい。
パーマではないが少し癖のある黒髪に、優しさを宿した垂れ気味の瞳。
きれいな鼻筋と、微笑みを浮かべる形の良い薄い唇。
何より菜乃を惹きつけたのは、料理の皿を持つその手――長くしなやかでありながら男らしく骨張った指だった。
(きれいな手……)
ぼんやりとその手に見惚れる。
この指で野菜を刻み、フライパンを操るのか――。
シェフ姿の彼が料理を作る光景が、自然と脳裏に浮かんだ。
「小森さん? 」
思わず見惚れていた菜乃に、早乙女が声を掛ける。
「あ、すいません。これ、頂きます! 」
菜乃はハッと我に返り、差し出された皿に慌てて手を伸ばした。
それは油揚げの焼き物だった。
油揚げの上にネギと納豆とシソを混ぜたものをのせ、チーズで香ばしく焼き上げてある。
菜乃は油揚げの一切れを、ぱくりと口に入れた。
「うわぁ……。美味しい! 」
思わず瞳を輝かせ、感動の声を上げる。
これだけで、先程からの緊張が一気に吹き飛んだ。
「でしょ? ちょっと癖になる美味しさだよね? 」
「はい! このめんつゆがまた旨味を引き立てて……。これならご飯三杯はいけそうです!」
「三杯はすごいな」
「あ……」
つい勢いで言ってしまい、菜乃はしまったと顔を強張らせた。
きっと“やっぱりよく食べる女”と思われただろう。
恐る恐る早乙女の様子を窺う。
「ふふ。うん、やっぱり君って想像した通り、ご飯を本当に美味しそうに食べるんだね。見ている俺の方が幸せな気持ちになるよ」
拍子抜けするほど優しい反応に、菜乃は頬をカーッと赤くした。
「あ、はい……それは良かった、です」
恥ずかしさに胸がいっぱいになる。
「ふふ。すぐ顔が赤くなるんだね。苺みたいで可愛い」
「かわっ……!?」
言われ慣れない言葉に驚きの声が出る。
「ほら、美味しいならもっと食べなよ。冷めたら勿体ないよ」
「そ、そうですね……」
最早油揚げの味など分からない。
五十嵐とは違う、落ち着いた包容力あふれる大人の男性の魅力に当てられ、菜乃は大いに心を乱された。
早乙女を見ると、期待したような目で菜乃の食べる様子を伺っている。
(食べるしかない――!)
謎の使命感に駆られ、菜乃は再び油揚げを口へ運んだ。
* * *
五十嵐は遠くの席から菜乃を見ていた。
彼女と談笑するのは、イタリアンレストランのシェフ・早乙女。
物腰柔らかなイケメンで、彼目当てにレストランへ通う女性客は多い。
色男に耐性のない菜乃は、きっと顔を赤らめているだろう。
(ダメだ――)
胸の奥で醜い感情がせり上がる。
(そいつは、俺が見つけた)
楽しそうに笑い合う二人の姿が視界に映る。
(俺のものなのに――!)
そう思った瞬間、五十嵐は立ち上がっていた。
ガッ。
その腕を咄嗟に掴む者がいた。
「ちょっと、一服しに行かない?」
五十嵐が振り返った先にいたのは、田丸だった。
田丸はにっこりと意味深な笑顔を浮かべて、二本の指をトントンと唇に当てながら、五十嵐へ煙草のサインを送った。
「いや、俺は――」
「まあまあ。話は色々聞いてやるから。――ごめん、小早川さんたち、ちょっと煙草行ってくる。すぐ戻るから」
「了解です。本当にすぐ戻ってきてくださいね」
女子の了承を取りつけると、田丸は五十嵐の首に腕を回し、強引に喫煙所へと連れ出した。
◇
誰もいない喫煙所で、二人は静かに煙草に火をつけた。
苛立つ五十嵐を横目に、田丸がおもむろに口を開いた。
「それで?」
「何がだよ」
「お前と小森さん、付き合ってるわけじゃないんだろ?」
核心を突かれ、五十嵐はぐっと言葉に詰まる。
「誰があんな陰キャ小デブ女なんか」
「もう違うだろ。可愛くなったじゃん。少しふっくらしてるのも、彼女らしくて可愛い」
「田丸、お前――」
問い返す前に、田丸はにっこりと笑った。
「実は俺、彼女と何度か社食で一緒に食べてるんだ。たまたま独り言を聞いちゃってさ。――デザイン部の飲み会の日に、お前が彼女のアパートに泊まったこと、それから押しかけるようになったこと。男女の関係はないってことも、全部聞いた」
「チッ。お前には関係ないだろ」
「冷たいなぁ。俺たちの仲だろ?」
田丸がふぅ~と煙を吐き出す。
「……惚れた? 小森さんに」
「んなわけあるか」
田丸の直球の問いに、五十嵐は即座に否定する。
「ここ来てからのお前、ずっと小森さんしか見てないじゃん。残念ながらバレバレ。見てるこっちが恥ずかしくなるくらい」
さらに田丸が攻め立てる。
「そりゃ、あんな俺にくっついて、生まれたての雛みたいに懐かれたら……なんか心配だし、情くらい湧くだろ」
「気になってるなら、素直に認めればいいのに。次に行ける相手が見つかって良かったじゃん」
「だから、そんなんじゃ――」
「素直にならないと、可愛くなった小森さん、誰かに取られちゃうよ?」
田丸の言葉に、一瞬、早乙女と談笑する菜乃の姿が脳裏に浮かぶ。
「俺とか」
からかうように田丸が微笑む。
「お前かよ」
五十嵐が呆れて突っ込む。
「アホくさ。飲みに戻る」
灰皿に煙草を押しつけ、五十嵐はもうこれ以上話す気はないとばかりに去っていった。
「……冷静になってくれて、何より」
残された田丸はやれやれと天井を仰ぎ、ふぅと煙を吐き出した。
菜乃がお手洗いに立って、戻ってくると先程迄自分が座っていた席はちゃっかり小早川が陣取っていた。
小早川はさりげに戻ってきた菜乃に気が付くと、チョイチョイと自分のいた席を指差し、そこに行くように菜乃に合図を送った。
(えぇ~……)
正直、このまま五十嵐の隣にいられたら安心だったのに。そうは問屋が卸さなかった。
新しい席での新しい交流に、菜乃の心臓はバクバクと緊張の脈を打ち始める。
「し、失礼します」
ぎこちなく声を掛けながら、菜乃は小早川の席に腰を下ろした。
「小森さんだっけ? さっきからあんまり食事食べてないみたいだけど、これ食べない? 美味しいよ」
菜乃が座った瞬間、隣にいた男性がさらりと自然な調子で声を掛けてきた。
「え? よくご存知で」
あまり食事を口にしていないことを指摘され、よく見てるな、と菜乃は素直に驚いた。
「うん。最初に君を見たとき、きっと食べることが好きなんだろうなって思ったんだ。それで気になって、チラチラ見てた」
「あ、あはは……」
――つまり見た目から“よく食べそうな女”と思われたということか。
当たっているだけに、菜乃は引きつった笑いを返すしかなかった。
隣に座る男性について、菜乃は冒頭の自己紹介を思い返す。
早乙女善。
提携レストランのシェフ。
確かこのメンバーの中で一番年上の三十二歳だった。
自分より八歳年上の、落ち着いた大人の男性。
おっとりとした柔らかな物腰が、不思議と安心感を与えてくれる人だ、と菜乃は思った。
五十嵐が集めた独身イケメンエリート軍団の一人とあって、見た目も申し分なく格好いい。
パーマではないが少し癖のある黒髪に、優しさを宿した垂れ気味の瞳。
きれいな鼻筋と、微笑みを浮かべる形の良い薄い唇。
何より菜乃を惹きつけたのは、料理の皿を持つその手――長くしなやかでありながら男らしく骨張った指だった。
(きれいな手……)
ぼんやりとその手に見惚れる。
この指で野菜を刻み、フライパンを操るのか――。
シェフ姿の彼が料理を作る光景が、自然と脳裏に浮かんだ。
「小森さん? 」
思わず見惚れていた菜乃に、早乙女が声を掛ける。
「あ、すいません。これ、頂きます! 」
菜乃はハッと我に返り、差し出された皿に慌てて手を伸ばした。
それは油揚げの焼き物だった。
油揚げの上にネギと納豆とシソを混ぜたものをのせ、チーズで香ばしく焼き上げてある。
菜乃は油揚げの一切れを、ぱくりと口に入れた。
「うわぁ……。美味しい! 」
思わず瞳を輝かせ、感動の声を上げる。
これだけで、先程からの緊張が一気に吹き飛んだ。
「でしょ? ちょっと癖になる美味しさだよね? 」
「はい! このめんつゆがまた旨味を引き立てて……。これならご飯三杯はいけそうです!」
「三杯はすごいな」
「あ……」
つい勢いで言ってしまい、菜乃はしまったと顔を強張らせた。
きっと“やっぱりよく食べる女”と思われただろう。
恐る恐る早乙女の様子を窺う。
「ふふ。うん、やっぱり君って想像した通り、ご飯を本当に美味しそうに食べるんだね。見ている俺の方が幸せな気持ちになるよ」
拍子抜けするほど優しい反応に、菜乃は頬をカーッと赤くした。
「あ、はい……それは良かった、です」
恥ずかしさに胸がいっぱいになる。
「ふふ。すぐ顔が赤くなるんだね。苺みたいで可愛い」
「かわっ……!?」
言われ慣れない言葉に驚きの声が出る。
「ほら、美味しいならもっと食べなよ。冷めたら勿体ないよ」
「そ、そうですね……」
最早油揚げの味など分からない。
五十嵐とは違う、落ち着いた包容力あふれる大人の男性の魅力に当てられ、菜乃は大いに心を乱された。
早乙女を見ると、期待したような目で菜乃の食べる様子を伺っている。
(食べるしかない――!)
謎の使命感に駆られ、菜乃は再び油揚げを口へ運んだ。
* * *
五十嵐は遠くの席から菜乃を見ていた。
彼女と談笑するのは、イタリアンレストランのシェフ・早乙女。
物腰柔らかなイケメンで、彼目当てにレストランへ通う女性客は多い。
色男に耐性のない菜乃は、きっと顔を赤らめているだろう。
(ダメだ――)
胸の奥で醜い感情がせり上がる。
(そいつは、俺が見つけた)
楽しそうに笑い合う二人の姿が視界に映る。
(俺のものなのに――!)
そう思った瞬間、五十嵐は立ち上がっていた。
ガッ。
その腕を咄嗟に掴む者がいた。
「ちょっと、一服しに行かない?」
五十嵐が振り返った先にいたのは、田丸だった。
田丸はにっこりと意味深な笑顔を浮かべて、二本の指をトントンと唇に当てながら、五十嵐へ煙草のサインを送った。
「いや、俺は――」
「まあまあ。話は色々聞いてやるから。――ごめん、小早川さんたち、ちょっと煙草行ってくる。すぐ戻るから」
「了解です。本当にすぐ戻ってきてくださいね」
女子の了承を取りつけると、田丸は五十嵐の首に腕を回し、強引に喫煙所へと連れ出した。
◇
誰もいない喫煙所で、二人は静かに煙草に火をつけた。
苛立つ五十嵐を横目に、田丸がおもむろに口を開いた。
「それで?」
「何がだよ」
「お前と小森さん、付き合ってるわけじゃないんだろ?」
核心を突かれ、五十嵐はぐっと言葉に詰まる。
「誰があんな陰キャ小デブ女なんか」
「もう違うだろ。可愛くなったじゃん。少しふっくらしてるのも、彼女らしくて可愛い」
「田丸、お前――」
問い返す前に、田丸はにっこりと笑った。
「実は俺、彼女と何度か社食で一緒に食べてるんだ。たまたま独り言を聞いちゃってさ。――デザイン部の飲み会の日に、お前が彼女のアパートに泊まったこと、それから押しかけるようになったこと。男女の関係はないってことも、全部聞いた」
「チッ。お前には関係ないだろ」
「冷たいなぁ。俺たちの仲だろ?」
田丸がふぅ~と煙を吐き出す。
「……惚れた? 小森さんに」
「んなわけあるか」
田丸の直球の問いに、五十嵐は即座に否定する。
「ここ来てからのお前、ずっと小森さんしか見てないじゃん。残念ながらバレバレ。見てるこっちが恥ずかしくなるくらい」
さらに田丸が攻め立てる。
「そりゃ、あんな俺にくっついて、生まれたての雛みたいに懐かれたら……なんか心配だし、情くらい湧くだろ」
「気になってるなら、素直に認めればいいのに。次に行ける相手が見つかって良かったじゃん」
「だから、そんなんじゃ――」
「素直にならないと、可愛くなった小森さん、誰かに取られちゃうよ?」
田丸の言葉に、一瞬、早乙女と談笑する菜乃の姿が脳裏に浮かぶ。
「俺とか」
からかうように田丸が微笑む。
「お前かよ」
五十嵐が呆れて突っ込む。
「アホくさ。飲みに戻る」
灰皿に煙草を押しつけ、五十嵐はもうこれ以上話す気はないとばかりに去っていった。
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