226 / 677
226、止まる? 奏side
しおりを挟む
斗真さんが僕のせいで痛い思いをした。
このままじゃ斗真さんが!斗真さんが!
自分ではどうすることも出来なくて皆に助けてほしくて急いで1階におりる。
斗真さんが傷付いてるのを見て胸がギューって締め付けられてるみたいに痛い。
でも斗真さんはもっともっと痛いんだ。
泣きたい気持ちをグッと抑える。
バタバタ!
「お邪魔しまーす!おっ!おはよ~そんなに慌ててどうした?」
階段をかけおりると玄関から透さんが声をかけてくれた。
「っぁ!斗真さんが!斗真さんが!」
「ん?斗真がどうかしたの?」
「斗真さんが!斗真さんが!」
「奏くん落ち着いて、斗真がどうした?」
「斗真さん…血が…血が…」
「血?!斗真どこにいるの?」
「上のお部屋っ」
「分かったっ!」
タオルを持って急いで斗真さんの部屋に行く。
「入るぞ、」
「ぁ、透、今日も来てくれたのか?」
「おー、今日も休みだから来たんだけど、来ていきなりこれはどういうことかな?」
「これは…」
「訳は後でゆっくり聞くからまずは止血ね、」
「うん…、ごめん…」
「はいはい、ちょっと痛むけど我慢な。」
「うん、」
「…斗真さん…血止まる?」
止血する透さんをじっと見つめる。
「止まるよ。大丈夫だからね。」
コクリコクリ
血が止まるまで透さんの隣で大人しく待つことにした。
このままじゃ斗真さんが!斗真さんが!
自分ではどうすることも出来なくて皆に助けてほしくて急いで1階におりる。
斗真さんが傷付いてるのを見て胸がギューって締め付けられてるみたいに痛い。
でも斗真さんはもっともっと痛いんだ。
泣きたい気持ちをグッと抑える。
バタバタ!
「お邪魔しまーす!おっ!おはよ~そんなに慌ててどうした?」
階段をかけおりると玄関から透さんが声をかけてくれた。
「っぁ!斗真さんが!斗真さんが!」
「ん?斗真がどうかしたの?」
「斗真さんが!斗真さんが!」
「奏くん落ち着いて、斗真がどうした?」
「斗真さん…血が…血が…」
「血?!斗真どこにいるの?」
「上のお部屋っ」
「分かったっ!」
タオルを持って急いで斗真さんの部屋に行く。
「入るぞ、」
「ぁ、透、今日も来てくれたのか?」
「おー、今日も休みだから来たんだけど、来ていきなりこれはどういうことかな?」
「これは…」
「訳は後でゆっくり聞くからまずは止血ね、」
「うん…、ごめん…」
「はいはい、ちょっと痛むけど我慢な。」
「うん、」
「…斗真さん…血止まる?」
止血する透さんをじっと見つめる。
「止まるよ。大丈夫だからね。」
コクリコクリ
血が止まるまで透さんの隣で大人しく待つことにした。
応援ありがとうございます!
14
お気に入りに追加
782
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる