【完結】婚約者様。今、貴方が愛を囁いているのは、貴方が無下に扱っている貴方の婚約者ですわよ
「お願いです、私の月光の君。美しい貴女のお名前を教えては頂けませんでしょうか?」 とある公爵家での夜会。一人テラスに出て綺麗な夜空を眺めていた所に一人の男性が現れ、大層仰々しく私の手を取り先程の様な事をツラツラと述べられたのですが…… 私、貴方の婚約者のマリサですけれども? 服装や髪型にまで口を出し、私を地味で面白味の無い女に仕立てるだけでは飽き足らず、夜会のエスコートも誕生日の贈り物すらしない婚約者。そんな婚約者が私に愛を囁き、私の為に婚約破棄をして来ると仰ってますけれど……。宜しい、その投げられた白い手袋。しかと受け取りましたわ。◆◆ 売られた喧嘩は買う令嬢。一見、大人しくしている人ほどキレたら怖い。 ◆◆ 緩いお話なので緩いお気持ちでお読み頂けましたら幸いです。
誤字脱字の報告ありがとうございます。随時、修正させて頂いております。
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エリックに婚約者の事、一任していたことも間違いだったと思うけど。母が、よく見ていればと嘆いてますけどね。かなりしっかりと手綱を引っ張るくらいで無ければ、見て無いところでやらかす人だと思います。このエリック母ならいい嫁姑関係が築けただろうなって、これだけは気の毒ですね。
どこが間違っていたかだなんて。あれもこれもと思い浮かばない時点で、まだ見ぬご養子さんに期待するしかなさそう。
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初めてコメント致します。
面白かったので一気に読破しました。
エリックは母親のボヤキを読む限り、
「祖母に溺愛された三文安一人っ子」
と見ました。でなきゃこんな自己愛強すぎる救いようのないバカに育つはずがないので。
父親はまともそうなのに……。
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