近くて遠い、隣人のお話
ヒトに紛れて暮らしている、妖たちの恋物語。
各章ごとに独立した短編連作です。
『猫のひげが震える日だまり』
わしは猫。
二十年生きて主の力で猫又になった。
わしの未練は猫の頃に出会ったニンゲン。
未練を絶つために、お化けの夜、わしはニンゲンの元に行く。
猫又×ニンゲンのほのぼの恋物語。
『二月の猫はにゃんと鳴く』アンソロジーに参加していた作品です。
『烏とはぐれ鴉』
イラスト:尾張屋らんこさま。
こちらのイラストから、着想してのお話です。
探し物をしている烏天狗と、それを見守っている八咫烏のお話。
『狐の花嫁』
富田縁の一番最初の記憶は、五歳の頃に地元の祭りで『狐の嫁入り行列』に参加したこと。
しかも『花嫁』役。
36歳バツイチになった今年も、『狐の嫁入り行列』に参加せられています。
しかも、また『花嫁』!
その上『花婿』役の尾咲慎也は高校生!
何故!
高校生×バツイチ男(と見守り隊)のお話。
『俺と神社のお狐さま』アンソロジーに参加していた作品です。
『秋の怪談話』
花卉職人のオレの目の前に現れた、一見和風美少女の話。
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