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大学生決め事 3
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ビルに着くと広いエントランスにソファが何組か置いてあり ビルのテナントの人と思われる人が腰かけて話をしていた。
そう言えば前にも見たことがあり...
最上階に行ったときだった。
少しでも楽しかったのはあの時までだったな...。
その後 膝枕して狸寝入りされて怒って帰って。
....あと一回会った時は決別することになって ...。
セットで記憶してるから苦い気持ちが込み上げてくる。
そんな私を見逃さず 乱暴に私の首を引き寄せてエレベーターに押し込めた。
あっという間の行動に意表をつかれ。
唇を塞がれる。
性急な動きに驚くと共に この前から思っていたのだけれど エレベーターには監視カメラがあるのに。
「んな なさけない顔するな」
そういう言う凰雅さんの方が辛そうで。
「凰雅さん...や めて」
どうにか隙間から言うと同時に三階についた。
さっさと私の手を取って歩き出す凰雅さんの顔はもう見えない。
エレベーターから降りると趣味のいい高級そうなウッドウォールがあり 明るい嫌みのないライティングでアルファベットの会社名が照らされていた。
そちらに行くのかと思ったら違って 私の手を取って壁づたいに右に進む。
すると壁と同じ素材の大きな扉があり その扉の鍵をスマホで解除した。
「え スマホで出来るの?」
と 私が目を白黒していると 凰雅さんは片眉を上げ鼻で笑った。
「俺を誰だと思ってんの?これぐらい簡単だから」
以前噂で聞いたことがある。 システム作ってる て...
自分で作ってるって事?
「すごーい」
心の底から感心していると
「お前に言われると何かいいな。もっと言え」
と子供みたいな無邪気な顔で催促された。
うん 子供っていっても悪ガキだけど。
部屋の中はワンルームマンションみたいに一応色々揃っていて ベッドもあり凰雅さんいわく泊まり込みで仕事した時とかに使うそうで
部屋の向こう側に続く扉があり それはCEO’s Officeになっているらしい。
入ってすぐに私のスマホを取り上げ さっさとスマートキーなるものを設定してくれる。
凰雅さんが 結 と手招きして。
アウェイな私は取り敢えず側に行くと 凰雅さんに手を掴んで引き寄せられた。
ぎゅ と腰に手を回され動けなくなる。
あっという間に 凰雅さんの太ももに腰かけていて
そっとやさしく唇を吸っては離れ 何度も何度も繰り返された。
その甘い空気に 会社であることが落ち着きなくさせ
「も お凰雅さん や めよう。」
と懇願した。
凰雅さんは キスを続けながら
「..何で?」
と発するだけ。
どうにか顔だけでも逃れながら窓を見ると 私の通っていたピアノ教室が見えた
こちらのビルは窓が嵌め込みになっていて 外からはミラーになっている。
向こうはブラインドを上げているので全て見えていた。
教室からは一度も意識したことがなかったので 少しびっくりして。
むこうは4階なのに どうして と疑問に思っていると 視線に気づいた凰雅さんが教えてくれた。
「ああ このビルエントランスがほぼ二階分の高さがあるから。」
「凰雅さん あれ 私の通っていたピアノ教室です。」
と 喜んで伝えると
ニヤリと笑って 知ってた と言った。
そう言えば前にも見たことがあり...
最上階に行ったときだった。
少しでも楽しかったのはあの時までだったな...。
その後 膝枕して狸寝入りされて怒って帰って。
....あと一回会った時は決別することになって ...。
セットで記憶してるから苦い気持ちが込み上げてくる。
そんな私を見逃さず 乱暴に私の首を引き寄せてエレベーターに押し込めた。
あっという間の行動に意表をつかれ。
唇を塞がれる。
性急な動きに驚くと共に この前から思っていたのだけれど エレベーターには監視カメラがあるのに。
「んな なさけない顔するな」
そういう言う凰雅さんの方が辛そうで。
「凰雅さん...や めて」
どうにか隙間から言うと同時に三階についた。
さっさと私の手を取って歩き出す凰雅さんの顔はもう見えない。
エレベーターから降りると趣味のいい高級そうなウッドウォールがあり 明るい嫌みのないライティングでアルファベットの会社名が照らされていた。
そちらに行くのかと思ったら違って 私の手を取って壁づたいに右に進む。
すると壁と同じ素材の大きな扉があり その扉の鍵をスマホで解除した。
「え スマホで出来るの?」
と 私が目を白黒していると 凰雅さんは片眉を上げ鼻で笑った。
「俺を誰だと思ってんの?これぐらい簡単だから」
以前噂で聞いたことがある。 システム作ってる て...
自分で作ってるって事?
「すごーい」
心の底から感心していると
「お前に言われると何かいいな。もっと言え」
と子供みたいな無邪気な顔で催促された。
うん 子供っていっても悪ガキだけど。
部屋の中はワンルームマンションみたいに一応色々揃っていて ベッドもあり凰雅さんいわく泊まり込みで仕事した時とかに使うそうで
部屋の向こう側に続く扉があり それはCEO’s Officeになっているらしい。
入ってすぐに私のスマホを取り上げ さっさとスマートキーなるものを設定してくれる。
凰雅さんが 結 と手招きして。
アウェイな私は取り敢えず側に行くと 凰雅さんに手を掴んで引き寄せられた。
ぎゅ と腰に手を回され動けなくなる。
あっという間に 凰雅さんの太ももに腰かけていて
そっとやさしく唇を吸っては離れ 何度も何度も繰り返された。
その甘い空気に 会社であることが落ち着きなくさせ
「も お凰雅さん や めよう。」
と懇願した。
凰雅さんは キスを続けながら
「..何で?」
と発するだけ。
どうにか顔だけでも逃れながら窓を見ると 私の通っていたピアノ教室が見えた
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むこうは4階なのに どうして と疑問に思っていると 視線に気づいた凰雅さんが教えてくれた。
「ああ このビルエントランスがほぼ二階分の高さがあるから。」
「凰雅さん あれ 私の通っていたピアノ教室です。」
と 喜んで伝えると
ニヤリと笑って 知ってた と言った。
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