完璧なお見合い結婚〈完全完結〉9/12完全完結しました！

高校生 私にとっての大事件 1

そんなある日　凰雅さんの取り巻きのお姉様に呼び出された。


凰雅さんに翻弄されながら　毎日が楽しくて...



そんなある日の放課後　凰雅さんの取り巻きのお姉様声をかけられ

「一之瀬さん　ちょっと来て」

怖くてどきりとしたけど　作り笑顔とは言えにこやかに手招きされて断る事も出来ない。


ひきつりながら　何とか距離を置いてついて行くと学校の外で

「どこに行くんですか ...？」

おそるおそるきくと　にっこり笑って

「ゆっくり話できるカラオケに」

と言われ


行きたくなかったけど　ほぼ軽く拉致られるように連れて行かれる。


派手なお姉様３人に私一人。


ちゃんと里美がいない時を狙ったんだ...。

気の強そうな人がしゃべり　わりとおとなしそうな人は側にいて睨み付けるだけで。

近くで見るとより一層大人っぽくてきれい。

少しきついけど　いいにおいだってする。

私とは似ても似つかないタイプの人が　凰雅さんの取り巻きで...

何だか凰雅さんにのぼせ上がっている私が滑稽に思えて

ふっ　と思わず苦笑いした。


ーー取り敢えず　カラオケにいき　歌も歌わず音楽だけは流しておくようで。

「貴方ルールわかってないみたいだから教えておくけど　凰雅は一人のものではないの。
セックスも順番。簡単にその枠に入れないのよ。

どうしてもしたいって子が二人いたら　その時は3Pでいいのか凰雅の意見聞かないとダメだし。　あなた○ェラとか出来るの？」

いきなり本題に入り
　
あり得ない事を　校則を教えるように私に話し出す。


ーーー　聞いていて吐きそうだった。


女の子にだらしないって言葉では分かっていても　実際聞くと信じられない嫌悪を覚えた。

よく迎えに教室に来てくれる　先日会ったあの人のことだよよね？


まだまだ　お姉様のお説教は続き　吐きそうな情報が増えていく。

...3P とか　○ェラ　とか何？

高校生一年生の私には複数人とそう言うことをする凰雅さんが信じられなくて。

どうやって帰ったか覚えていない。

気がついたら家にいて。

気持ち悪くて
吐いて　吐いて。

ーーーー　その夜は　ほとんど眠れなかった。