先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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25.

何度も何度もイカされて:08

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先端をなぞる指が、今度は手のひらの
くぼみで包み込むように変わった。

皮膚と皮膚の生々しい感触。
ぬるんと湿った熱が
過敏な先端だけを集中的に巻き込む。

「ッ、あ、っ……!」

もう、声にならない。
喉が震えるだけで、言葉も
叫びも、何も出せない。
それでも身体は跳ね続ける。

縛られた腕が震え
爪痕の残る胸が小刻みに上下し、
腰は勝手にビクついて
まるで指の動きに踊らされるようだった。

「ここ、擦り続けるとどうなるんでしょうね.....?」

嘲るように、でもやっぱりどこか楽しそうに、
颯の手はそのまま
何度も、何度も、窪みで先端を擦り上げる。

優しさなんてない。
ただ、壊れるまで、感じきるまで
止めてくれない予感だけがあった。

「ぁ、あ、……っ……あ、や……ッ」

喘ぎとも、悲鳴ともつかない音が漏れる。
快感と羞恥と痛みに濡れた目が
必死に天井を仰いだ、その瞬間。

──びしゃ、と。

次の瞬間、透明な液が
柊の下腹を飛び越え
天井へ向かって飛沫を上げた。

「……すご。こんなに……」

まだ手は止まっていない。
果てた直後の敏感なそこを
軽く、いやらしく撫でながら、
颯はうっとりしたように呟いた。

▶︎

「すごい……出ましたね」

「こんなに跳ねて。……
 ねえ、これ、どこまで飛びました?」

「顔までびっしゃびしゃにかかってますよ?」

指で天井を指しながら、くすっと笑う。
その笑みは、あまりにも無邪気で、そして残酷だった。

「あーあ。こーんなに
 撒き散らしちゃって....」

「ほんとに先輩の身体って
 えっちで、バカみたいに素直」

言葉とは裏腹に
手はまだそこに添えられたまま。

震える柊のものを、ぐに、と
軽く押し上げるように撫でながら、
目を細めてその表情を覗き込む。

「気持ちよかった? ……って
 聞くまでもないですね、これじゃ」

恥も理性も、どこかへ追いやられて。
果てたあとの身体はまだ熱く
跳ね、喘ぎ、呆然としている。

それすら──颯にとっては、
快楽の“結果”としての確認にすぎない。

「……ねぇ、もっと出せますか?
 それとも、もう壊れちゃいました?」

甘さも優しさも、そこにはない。
ただ、“所有者”として、どこまで汚し
どこまで堕とせるかを
確かめる声だけが、静かに響いていた。


▶︎


颯が柊の身体をまたぎ、体勢を変える。

「でも、まだ足りない。僕は、満足してないんで」
「ご主人様の事気持ちよくしてください」

そう言いながら、自らのズボンを下ろすと、
熱を帯びた自身をそのまま柊の唇へと押しつけた。

ぐい、と無理やり口をこじ開けるように。
柊の頭を掴み、そのまま腰を前へと打ちつける。

「んっ……! ……ぁ、ぐ……っ」

喉奥まで届く圧迫感。
窒息しそうな苦しさに、喉がひくつき、目が潤む。

だが、颯は止まらない。
自らも柊の敏感になっている淫棒に顔を寄せ
唇で包み込み、舌を這わせる。

ぐちゃぐちゃと、遠慮のない音が部屋に響く。

「ぁ……っ、あっ……や……ッ!」

すでに二度果て、感覚が残っていないはずのそこに、
さらに口と指の熱が押し寄せてくる。

下からはしゃぶり上げるような動き、
上からは腰が容赦なく口内を打ちつけてくる――

どちらにも抗えない。
逃げられない。

「……こうされるの、好きですよね?」
「だって、もう反応してる……」

顎を掴まれ、喉の奥まで突き入れられるたびに、
柊の目が大きく開き、身体がびくびくと跳ねる。

けれどもう、声すら出ない。
何もかもが過剰で、限界を超えていた。

「口と、ちんちんどっちが気持ちいいですか?」

耳元に零れる囁き。
それすら、遠く聞こえるほどに――
柊の意識は、熱と疼きに引き裂かれていった。
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