先輩は、僕のもの

ゆおや@BL文庫

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25.

何度も何度もイカされて:10

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柊の唇に押し込まれた颯の熱は、
喉の奥まで入り込んだまま
ぴたりと動きを止めていた。

「ふふ、どうしたんですか?
 お願いしたいんでしょう?」

低く、愉しげな声が頭上から降る。

「でも……喋れませんね。残念」

喉の奥を颯の熱く固い淫部で塞がれたまま
柊は声を出すこともできない。

それなのに、下半身では――
颯の手と舌が再び動き出した。

「でも、身体は勝手に欲しがってますね」

「……すごい。」

「焦らされたらもっと固くなった.....」

そう囁くと、ぬるんと濡れた舌先が先端をなぞる。
そのたびに柊の全身がびくりと震える。
耐えきれず、喉がひくつく。

「ん、く、……っ、ぁ……!」

返事もできない。叫ぶこともできない。
なのに、快感だけは濁流のように押し寄せてくる。

「ねぇ。先輩のちんちん、びしょびしょで
 ぬるぬるで、ぐっちゃぐちゃです。」

そう言って、わざと自分のよだれを
垂らしながら、手のひらで包み込む。

ぐちゅ、くちゅ、と卑猥な音が響き渡る。

根元から擦り上げては──寸前で、止まる。

「……あ、またイけなかった....」
「惜しかったですね。……もう少しだったのに」

次の瞬間、再び。

「さっきより敏感になってる。
 触っただけで跳ねるなんて、ほんとに可愛い」

また手が動き、また舌が絡む。
そしてまた、寸前で止まる。

そのたびに、柊の身体は震え
喉が震え、意識が白く霞んでいく。

「ほら、次はどうします?
 また止めたほうがいいですか?」

何度も、何度も。
舌と手で繰り返される寸止めに、
柊の身体はもう、限界をとっくに超えていた。

▶︎

「ねぇ、僕の手と口上手でしょ?」

囁きながら、喉の奥まで自分を押し込んだまま、
下では柊の股間を
変わらぬ速度で、舌と手でしごきあげる。

「ねえ……あの女と
 どっちがフェラ上手いですかね?」

「でも多分あの人より……僕のほうが
 男の人いっぱい食べてますから」

衝撃の事実を颯はポロッとこぼした颯の口は
下品に笑いながら、根元までググッと咥える。

腰をぐい、と前へ突き込む。
喉が塞がれ、柊はまた窒息しかけ
目の端からぽろぽろと涙をこぼした。

「……どうですか?
 あの女と僕のどっちが気持ちいいですかね?」

くちゅくちゅと鳴る音が止まらない。
そのたびに身体が震え、痺れもう限界が
近いことを柊自身が痛いほどわかっていた。

そして──

ふいに、腰が引かれた。
喉が解放された瞬間
柊は、咳き込みながらも声を振り絞った。

「ご、……ご主人様の……
 手と口……気持ち、いいです……っ」

「お、お願いです……
 もう一回だけ……いかせてください……!」

涙で濡れた頬、赤く染まった目元。

荒く酸素を求めながらそれでも崩れるように
懇願の言葉を吐き出す柊の姿に、
颯の表情がゆるむ。

「……よく言えました」
「……ご褒美に、いかせてあげます」

そう言ったその瞬間、
手の動きが一気に速まる。

「んッ……あッ、……っ、ん、ぁぁ……!」

舌と手の動きが同時に襲いかかり、
柊の敏感な先端は
もう何も耐えられなかった。

根元から先端まで容赦なく擦られ、
舌が先端の裏を執拗に撫で回す。

「気持ちいいですね?
 ほら、もっと……全部出して。
 もう止めませんから」

そう囁かれた次の瞬間。

──柊の身体がびくん、と大きく跳ねた。

「っ……あ……っ、ぁ……ぁぁっ……!」

三度目の、そして今夜もっとも強烈な絶頂が、
全身を揺らすように押し寄せた。

粘度のある白濁が、颯の手と口を汚し、
喘ぎと嗚咽がまじった声が
柊の口から漏れ続けていた。
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