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柊のマーキング:04
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脳裏には、
颯の姿が浮かんで離れない。
両腕を無防備に上げ
首を傾け、あざとく笑いながら
「ほら、嗅ぎたいんでしょ?」
そう囁き、腋を差し出してきた瞬間――。
その光景が、目の前の布地と匂いを通して蘇る。
柊は我慢できず
袖口からさらに布を引き寄せ
腋の部分を口元で
包み込むように吸い付いた。
「……ん、っ……」
布越しに思い切り空気を吸い込み
吐息を絡ませる。
息を吸うたび、体中にその匂いが
充満していくようで
胸の奥が熱く締め付けられる。
股間の疼きが限界に近づいている。
椅子の端に腰をずらし
膝を開きながら布をさらに強く押し当てると
硬く張り詰めた肉がズボン越しに脈打った。
その熱が自分の手のひらにまで伝わり
指先が痺れるような感覚に陥る。
「……颯……はぁ……っ……」
吐息に混じって名前が零れる。
シャツの腋の部分は
もう柊の唾液でしっとりと重みを増していた。
それを確かめるように
舌先でなぞるたび、ぬるりとした感触と
香りが同時に広がる。
布を握る手に力を込めながら
腰が自然に前後へと動き出す。
それは完全に、盛りのついた犬が
主の匂いに溺れて
腰を振るような動きだった。
ズボンの中で肉が擦れ
じわじわと先端から熱い感覚がこみ上げる。
「……は、ぁ……っ……っ……」
鼻先は離れない。
むしろ、さらに深く埋め
匂いを鼻腔に、記憶に
身体中に刻みつけようとする。
更衣室の中に響くのは
湿った布を吸い込む音と
荒い吐息、そしてわずかに
布越しに漏れる舌の水音――。
指先で生地をつまみ
ワイシャツの生地を裏返す。
その瞬間、外側よりもさらに濃く
直接肌に触れていた
“内側”の匂いがふわりと広がった。
「……っ、はぁ……っ……」
胸の奥まで届く
颯の肌の温もりを帯びた生々しい匂い。
外側では感じられなかったほどの
濃密さが鼻腔を一気に満たしていく。
内側の腋の縫い目あたりに顔を近づけ
深く、深く息を吸い込む。
ジュワッとした汗の名残が
布地越しにでもわかる。
もう、抑えられなかった。
柊は腰をずらして椅子に深く座り直す。
ズボンを膝まで下ろすと
すでに張り詰めていた熱が
下着越しに突き上げるように脈打った。
「……颯……っ……」
吐息と一緒に名前が漏れる。
下着をずらし、硬くなった自身を
根元から握りしめた瞬間
頭の中は匂いと快感だけに支配される。
ワイシャツを顔に押し付け
内側の布を激しく
鼻先でかき混ぜるように嗅ぐ。
ずぅ……っ、ずぅぅ……っと
鼻を鳴らす音がやけに大きく響く。
同時に、手は根元から
先端へと強く扱き上げ
ぬちゅ、くちゅっ……と湿った音が混じる。
さらに布を舐める。
ぺろ……ぬちゅ……っと舌が繊維に絡み
唾液がじわじわと広がって重みを帯びていく。
生地越しに感じる酸味と
温もりに似た錯覚が
柊の腰の動きをさらに激しくさせた。
鼻を埋め、布をしゃぶりながら
手首は迷いなく上下する。
しゅっ、しゅっ、くちゅっ……と
生々しい音が更衣室に充満する。
背中が反り、吐息が荒くなり
足先まで痺れるような熱が駆け抜ける。
「……っ、はぁ、んっ……っ………」
言葉にならない声が漏れ
布をさらに深く噛み、鼻先に押し付けた。
香りを失わないよう
舐めては吸い、吸っては舐める――
その繰り返し。
絡み合っていく
自分の唾液の匂いと颯の汗の匂いは
いやらしく香っている。
もう、理性の欠片も残っていなかった。
ただ、颯の匂いと味と記憶に溺れながら
腰を突き上げるようにして快感を追い詰めていく。
颯の姿が浮かんで離れない。
両腕を無防備に上げ
首を傾け、あざとく笑いながら
「ほら、嗅ぎたいんでしょ?」
そう囁き、腋を差し出してきた瞬間――。
その光景が、目の前の布地と匂いを通して蘇る。
柊は我慢できず
袖口からさらに布を引き寄せ
腋の部分を口元で
包み込むように吸い付いた。
「……ん、っ……」
布越しに思い切り空気を吸い込み
吐息を絡ませる。
息を吸うたび、体中にその匂いが
充満していくようで
胸の奥が熱く締め付けられる。
股間の疼きが限界に近づいている。
椅子の端に腰をずらし
膝を開きながら布をさらに強く押し当てると
硬く張り詰めた肉がズボン越しに脈打った。
その熱が自分の手のひらにまで伝わり
指先が痺れるような感覚に陥る。
「……颯……はぁ……っ……」
吐息に混じって名前が零れる。
シャツの腋の部分は
もう柊の唾液でしっとりと重みを増していた。
それを確かめるように
舌先でなぞるたび、ぬるりとした感触と
香りが同時に広がる。
布を握る手に力を込めながら
腰が自然に前後へと動き出す。
それは完全に、盛りのついた犬が
主の匂いに溺れて
腰を振るような動きだった。
ズボンの中で肉が擦れ
じわじわと先端から熱い感覚がこみ上げる。
「……は、ぁ……っ……っ……」
鼻先は離れない。
むしろ、さらに深く埋め
匂いを鼻腔に、記憶に
身体中に刻みつけようとする。
更衣室の中に響くのは
湿った布を吸い込む音と
荒い吐息、そしてわずかに
布越しに漏れる舌の水音――。
指先で生地をつまみ
ワイシャツの生地を裏返す。
その瞬間、外側よりもさらに濃く
直接肌に触れていた
“内側”の匂いがふわりと広がった。
「……っ、はぁ……っ……」
胸の奥まで届く
颯の肌の温もりを帯びた生々しい匂い。
外側では感じられなかったほどの
濃密さが鼻腔を一気に満たしていく。
内側の腋の縫い目あたりに顔を近づけ
深く、深く息を吸い込む。
ジュワッとした汗の名残が
布地越しにでもわかる。
もう、抑えられなかった。
柊は腰をずらして椅子に深く座り直す。
ズボンを膝まで下ろすと
すでに張り詰めていた熱が
下着越しに突き上げるように脈打った。
「……颯……っ……」
吐息と一緒に名前が漏れる。
下着をずらし、硬くなった自身を
根元から握りしめた瞬間
頭の中は匂いと快感だけに支配される。
ワイシャツを顔に押し付け
内側の布を激しく
鼻先でかき混ぜるように嗅ぐ。
ずぅ……っ、ずぅぅ……っと
鼻を鳴らす音がやけに大きく響く。
同時に、手は根元から
先端へと強く扱き上げ
ぬちゅ、くちゅっ……と湿った音が混じる。
さらに布を舐める。
ぺろ……ぬちゅ……っと舌が繊維に絡み
唾液がじわじわと広がって重みを帯びていく。
生地越しに感じる酸味と
温もりに似た錯覚が
柊の腰の動きをさらに激しくさせた。
鼻を埋め、布をしゃぶりながら
手首は迷いなく上下する。
しゅっ、しゅっ、くちゅっ……と
生々しい音が更衣室に充満する。
背中が反り、吐息が荒くなり
足先まで痺れるような熱が駆け抜ける。
「……っ、はぁ、んっ……っ………」
言葉にならない声が漏れ
布をさらに深く噛み、鼻先に押し付けた。
香りを失わないよう
舐めては吸い、吸っては舐める――
その繰り返し。
絡み合っていく
自分の唾液の匂いと颯の汗の匂いは
いやらしく香っている。
もう、理性の欠片も残っていなかった。
ただ、颯の匂いと味と記憶に溺れながら
腰を突き上げるようにして快感を追い詰めていく。
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